初めて猫を飼う人の心構えは?習性・性格から見た飼い方を解説

初めて猫を飼う人の心構えは?習性・性格から見た飼い方を解説

猫は愛らしい外見でペットとして人気がありますが、実際に飼うとなると命を預かることになるため、飼い主にも大きな責任が生まれます。

ときには猫の持つ習性に、微笑ましく思う反面、悩まされることもあるかもしれません。また、ペットを飼うと病気になれば医療費もかかります。特に、猫は腎臓に関する病気にかかりやすい生きものです。

この記事では、猫を飼う際に必要な心構えや、飼い方のポイント、かかりやすい病気、さらに医療費軽減のためのペット保険などについて紹介します。

私が書きました
主なキャリア

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強をはじめる。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

初めて猫を飼うために
飼い主に必要な心構え

初めて猫を飼うために飼い主に必要な心構え

見た目が可愛いらしいという理由で、猫を飼いたいと思っている方も多いかもしれません。しかし、猫は寿命が長く、飼いはじめると生活面での制約や、医療費などの経済的負担が発生することも知っておく必要があります。

猫を飼う際には、次のことを理解したうえで、覚悟を持って決断することが大事です。

猫の寿命に
最後まで寄り添えるか

一般社団法人ペットフード協会、「令和2年(2020年)全国犬猫飼育実績調査」によると、猫の平均寿命は平均15.45歳。なかには20歳まで生きる猫もいます。このように、猫を飼うということは、15年~20年の命を預かることだといえます。

その期間は猫にエサや水をあげ、トイレの環境を整えるなど猫にとって快適な生活環境を用意することが必要です。

また、長期の旅行に出かけるような場合は、誰かに世話をお願いしなければいけないこともあります。運良く世話を引き受けてくれる人がいたとしても、ずっと預けるわけにはいきません。長期間家を空けておくことが難しくなる点も、把握しておきましょう。

その他、幼い子猫なら、寝具などに排泄をしたり、ひっかいて壁や床を傷付けてしまったりすることもあります。

猫を飼うことは、ここまで説明したことをすべて受け入れ、10年以上にわたってともに生きていくということです。猫の寿命までしっかり寄り添ってあげられるか、十分検討をしたうえで「飼う・飼わない」の判断をしましょう。

ペット可な住宅かどうか

寿命まで寄り添ってあげられる覚悟や環境があっても、住んでいる物件がペット禁止の可能性もあります。

家族構成の変化や転勤などで引越しをする場合も、引越し先はペット飼育可能な物件のなかから選ばなければならず、選択肢が少なくなります。

また、ペット可能な賃貸住宅や、自己所有の戸建てに住んでいて、猫を飼える環境であったとしても、鳴き声や騒音などの対策は必要です。

経済的に飼育可能か

猫を飼いはじめると、エサ代や医療費などがかかります。室内飼育でも感染症のリスクはゼロではありません。重症になったら取返しがつかない場合もあるため、ワクチンの予防接種も必要です。

一般社団法人ペットフード協会の「猫 飼育・給餌実態と支出」によると、1ヵ月あたりのキャットフードの平均支出額は2,599円で、医療費などを含む1ヵ月あたりの平均支出金額は6,236円です。

手術費に関しては、オスの場合は、去勢手術(20,000円~30,000円)、メスなら避妊手術(10,000円~30,000円)が必要です。

ワクチン代は、どの感染症まで対応できるかによって、3種類のワクチンがあり、3種混合なら3,000円~5,000円、4種混合・5種混合なら5,000円~7,000円程度が相場です。

ペットには公的医療保険制度などがないため、医療費が想像以上に高額になりやすいです。さらに、猫も高齢になれば病院に行く頻度が多くなるため、医療費の負担がいっそう増える可能性があることを考慮しておきましょう。

適切なしつけができるか

猫は好奇心旺盛なので、目に付いたものについ手を出してしまったり、コンセントをかじったりしてしまいます。

しかし、こんなときに体罰をすると臆病な性格になったり、攻撃的な性格になったりしてしまい、逆効果です。

  • 高いところに大事なものを置かない
  • コンセントにはカバーを付ける

など、猫の習性を知ったうえで、猫がいたずらしない環境を整えていきましょう。

特に、トイレのしつけは重要です。トイレのしつけができていないと、望ましくないところで排泄をしてしまいます。トイレは、玄関など人の出入りが多くない場所で行えるよう、日ごろからしつけましょう。

慣れないうちは、排泄物のニオイの付いた砂を少しトイレに入れておくと、ニオイでトイレを覚えてくれます。ただし、猫は排泄物が残ったトイレを嫌うため、基本的には猫のトイレはきれいにしておくことが大切です。

また、猫はエサのおねだりをしてくることがありますが、そのたびにエサをあげていると、どんどん太っていってしまい、健康にもよくありません。決まった時間に、適切な量を食べさせることを心がけましょう。

初心者が猫を飼う前に知っておきたい猫の習性・性格

初心者が猫を飼う前に知っておきたい猫の習性・性格

猫は本来、狩りをする生きものなので、近くのものに手を出す、飼い主の足や腕に噛みつくなど、狩りの名残ともいえる行動を起こすことがあります。そのようなときでもすぐには怒らず、猫の本能だと理解したうえで、しつけることが大事です。
ここからは、猫本来の習性・性格について解説します。

猫は狩りが大好き

猫は生まれつき狩りが好きな生きものです。動く虫に飛びかかったり、外で飛んでいる鳥を夢中で目で追ったりします。微笑ましい段階ではまだ良いかもしれません。

しかし、飼い主やお客さんに突然飛びついて攻撃する、インテリアなどに急に飛びかかって壊してしまうなど、迷惑をかけることが続くようであれば適切なしつけが必要です。

しつける際には頭ごなしに怒らず、獲物に見立てたおもちゃを用意するなど、遊びのなかで狩りの本能を満たしてあげるようにしましょう。

日中は家でゴロゴロ

ライオンなど狩りをする動物は、獲物が来るまではゆっくり体を休め、エネルギーを温存しています。猫の場合も同様で、日中は家でゴロゴロして、明け方や夕方になると急に家のなかを走り回ったりします。

これは、猫はもともと薄明薄暮性※(はくめいはくぼせい)であるためです。そのため、夜中に走り回っていて、飼い主が夜眠れないということもあるかもしれません。

日中に運動する機会を与えて、夜はグッスリ寝られるような生活スタイルに切り替えられるようにしましょう。

※薄明薄暮性
薄暗い時間帯(早朝や夕方など)に活発になる性質

自分だけの縄張りが必要

猫はもともと単独行動をする生きものです。マーキングをして、自分の縄張りを決めることでケンカを避けます。

家で飼う場合でも例外ではなく、猫には自分の縄張りが必要です。水やエサ、ベッドなどは猫が落ち着ける決まった場所に設置し、猫が「ここは自分の縄張りだ」と認識できるようにしましょう。

腎臓に負担が
かかりやすい生きもの

腎臓は、体に必要なもの・不要なものを仕分けして尿を作る臓器です。猫はもともと砂漠や高山など水の少ないところに生息していた動物なので、水が少なくても生きていけるようになっています。

そのため、猫は少量の水分を有効活用する機能にすぐれており、腎臓の機能が高い特徴があります。しかし、機能が高いがゆえに腎臓には多くの負担がかかり、加齢とともに多くの猫は腎臓機能が著しく低下するのです。

猫の体調管理は飼い主の役目!かかりやすい病気は?

猫の体調管理は飼い主の役目!かかりやすい病気は?

ここでは、猫がかかりやすい病気や症状と、それらの対策について紹介します。
飼い主は日々猫の様子をチェックすることを心がけ、様子がおかしければ自己判断せず動物病院で診断してもらってください。

慢性腎臓病(腎不全)

猫に最も多い病気で、老齢期の発症が多く見られます。水をたくさん飲む、尿の量が増える、尿の回数が増えるなどの初期症状が見られたら要注意です。

腎臓は再生することがない臓器なので、完治は見込めません。猫の腎臓機能の低下が見られたら、塩分控えめの食事・運動など生活習慣に気を配ってあげてください。

尿路疾患

尿路疾患は、下部尿路感染症、膀胱炎、尿路結石など、猫の尿道や膀胱に関する疾患の総称です。

症状としては、トイレの回数が増える、尿の色が薄い、血尿、尿の濁り、排泄中に痛がって鳴くなどが挙げられます。尿路疾患の症状がある場合、適度な運動、肥満予防、食事コントロールが必要です。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)とは、甲状腺の機能が、亢進(活発化)する病気です。

甲状腺の腫瘍化などによって甲状腺が肥大化し、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることが原因で発症します。ただし、腫瘍の多くは良性です。

興奮しやすくなるため、鳴く頻度の増加・叫ぶような鳴き声・夜泣きなどの症状が見られます。また、今までより活発になり、食事量は増えているのに体重が減っている場合にも注意が必要です。

愛猫の病気・入院で慌てないためにペット保険を検討しよう!

愛猫の病気・入院で慌てないためにペット保険を検討しよう!

実際にペットが病気になってしまった場合、動物病院に診てもらいますが、場合によっては、入院や手術が必要になるかもしれません。
ここでは、猫に万が一のことがあったときのペット保険の概要について解説しています。

ペット保険とは?

ペットの医療費は、公的年金制度などが適用にならないため、高額になりやすいです。思わぬ負担が急に発生しないよう、猫を飼っている方は、ペット保険で備えておくことも検討しておきましょう。

補償内容を確認しよう

保険会社によって補償内容は異なりますが、おもな補償内容はペットの病気の治療時に発生した手術代・入院費・通院費です。

保険料はペットの年齢によって異なり、高齢になるほど保険料は高くなります。定期的に更新され、更新のたびにそのときの年齢の保険料が適用される仕組みです。

まとめ

平均的な猫の寿命はおよそ15年で、猫を飼うことは、その期間猫の命を預かることでもあります。猫を飼うことによって生活面でもある程度の制約ができるうえ、医療費・日用品などの支出も増えるでしょう。

飼う前に、猫の特徴や習性を理解し、長期的なビジョンを持って世話できるか慎重に検討してください。また、ペットの医療費は想像以上に高額になることがあります。医療費負担軽減のため、ペット保険も検討してみてください。
ペットを飼うということは、家族の一員として迎えるということです。ペットが頼りにできるのは自分だけになるのでペットのためにも健康でいる必要があります。万が一、病気やケガとなった場合でも保険に入っておけば金銭面での負担は軽くできます。そのため、この機会にご自身も保険に入ることもおすすめします。

りそながおすすめするペット保険なら、窓口にご来店いただくことなくスマートフォンから申込み手続きが完了します。ぜひ、ペットを飼いたいと考えている方は、お気軽にお申込みください。

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本記事は2021年9月29日の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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