iDeCo加入後に掛金引落口座を変更するには?変更手続きと注意点

2022/11/29最終更新

iDeCo加入後に掛金引落口座を変更するには?変更手続きと注意点

iDeCo(イデコ)は金融機関によって取り扱い商品や一部手数料が異なるので、iDeCo(イデコ)をはじめる際に金融機関を調べた方は多いと思います。

すでにiDeCo(イデコ)をはじめている方の中には、 「普段使っているメインバンクと、iDeCo(イデコ)の口座は金融機関を揃えないといけない…」 「本当は別の口座から引き落としたかったのにな…」 と思っている方もいらっしゃるでしょう。実際には金融機関をそろえる必要はありませんし、引落口座の変更はいつでも可能です。

というわけで今回は、引落口座変更の手続き方法についてご紹介します。

資産を管理する口座と、掛金を引き落とす口座は別物?

大前提として、掛金や資産を管理するための口座(iDeCo口座)と、掛金を引き落とすための口座(掛金引落口座)は全くの別物になります。

掛金引落口座と、iDeCo口座の金融機関を同一にする必要はありません。

例えば、りそな銀行のiDeCo(イデコ)に加入する場合、普段使っている口座がりそな銀行以外であっても、ごく一部機関を除けば、その金融機関を掛金引落口座にすることが可能です。

掛金引落口座を変更したい場合は?

掛金引落口座の変更には、書類による申請が必要です。

「加入者掛金引落機関変更届」(様式第K-006号)および「預金口座振替依頼書・自動払込利用申込書」(様式第K-007A号)を、iDeCo(イデコ)の金融機関から取り寄せ、必要事項を記入してください。

書類には、掛金振込口座の届出印も必要になるため、事前に準備をしておきましょう。

なお、申請書はインターネットからダウンロードできる金融機関もありますので、一度ホームページで確認してみてください。

掛金引落口座を変更したいときの注意点

掛金引落口座の変更手続きは決して難しいものではありませんが、いくつか注意点があります。

手続きの申込日によっては、新しい口座からの引き落としが1~2ヶ月遅れることがあり、書類の不備があった場合は、さらに反映まで長引くこともあります。

手続きを申し込んでからしばらくは、元の口座にもある程度の金額を入れておくようにしましょう。
また、掛金引落口座ではなくiDeCo(イデコ)の口座自体を変更する場合、運用商品を一度現金化しなければならず、別途手数料が発生する場合があります。事前に確認しておきましょう。

他にも、掛金額を変更したり、転居や転職するなど、加入後に各種変更手続きが必要になるかもしれません。手続きには注意すべき点が多いので、サポートが丁寧で充実していることも金融機関選びのポイントとなります。長期で付き合う金融機関(運営管理機関)です。しっかり確認しておきましょう。

  • 当記事は2022年11月29日現在の税制・関係法令などに基づき記載しております。今後、税務の取扱いなどが変わる場合もございますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。

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