iDeCoの加入申込みについて知りたい!
勤務先への各種証明の依頼方法
2022/11/29最終更新
民間企業にお勤めの会社員の方がiDeCoに加入する際は、勤務先に依頼して、「事業主証明書」を記入してもらう必要があります。iDeCoの申込手続きと勤務先への依頼方法について確認しましょう。
申込みに必要な書類
iDeCoの加入申出書類を記入する前に、次のものを準備します。
- 基礎年金番号 … 青色の年金手帳や基礎年金番号通知書等で確認できます。
- 銀行印と口座番号 … 掛金を個人払込する場合、掛金引落口座の記入が必要です。
加入にあたり提出する書類は2種類です。
「個人型年金加入申出書」に必要事項を記入、押印します。
会社員の方は、「事業主登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」を勤務先に記入してもらう必要があります。加入を決めたら、早めに勤務先の担当部署に依頼しましょう。担当部署が分からない場合は、給与や年末調整を担当している部署に尋ねるとよいでしょう。
担当部署に“2つ”依頼が
必要
「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」の記入・提出には、2つの目的があります。
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- 1.事業所登録
- 勤務先の中でiDeCo(イデコ)の加入が初めての方の場合、勤務先が事業所登録を行っていない可能性が高いです。その場合、最初に登録申請をする必要があります。 登録申請というと面倒に聞こえますが、そんなことはありません。「事業所登録申請書兼第2号加入者に係る事業主の証明書」に所定の事項を記入すれば、それで申請が完了となります。
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- 2.事業主の証明
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加入を希望する方がiDeCo(イデコ)に加入する資格があるかどうかを、事業主に証明してもらう必要があります。
主なチェック項目として- 65歳未満の厚生年金保険の被保険者か否か
- 企業年金の有無 、企業年金がある場合は企業年金の種類と加入状況
会社員の場合、企業年金の有無などによって拠出限度額が異なるので、これらの確認は必須となります。
書類審査には時間がかかる!準備は余裕を持って!
実はiDeCo(イデコ)の申込みは、書類を提出したあと口座が開設されるまで、約1ヵ月半~2ヵ月半かかると言われています。これは、金融機関および国民年金基金連合会での審査に時間がかかるためです。
スムーズに口座開設を進めたい方は、余裕をもって早めに勤務先に依頼しましょう。 また、書類に記入漏れなど不備があると、iDeCo(イデコ)への加入がさらに遅延してしまいます。 金融機関へ提出する前に、記入要領などを参考に、記載漏れや誤りが無いか確認しましょう。
事業主さまへの詳しい説明についてはこちらのご質問 をご覧ください。
- ※当記事は2022年11月29日現在の税制・関係法令などに基づき記載しております。今後、税務の取扱いなどが変わる場合もございますので、記載の内容・数値等は将来にわたって保証されるものではありません。
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