マイナポイント制度とは?還元率、使い方、期間などの基本情報まとめ

経済産業省が実施しているキャッシュレス・ポイント還元制度。この制度は2020年6月末で終了し、2020年9月からは「マイナポイント制度」が実施されます。キャッシュレス・ポイント還元制度は還元率が5%。ですが、マイナポイントはその5倍、25%の還元率となる予定です。

ただ、具体的な内容が決まっていない部分もあります。今回は、検討中となっているマイナポイントの概要と、実際に利用するまでの流れについて解説します。

マイナポイント事業とは?
制度の概要、目的、還元率、期間を紹介

マイナポイントは、2020年9月から実施予定。現時点で公表されている内容とともに、仕組みを見ていきましょう。

マイナポイント事業とは?

マイナポイント事業とは、マイナンバーカード(※通知カードではありません)を利用したポイント還元制度のことです。申込みの際に選んだキャッシュレス決済方法で、買い物またはチャージをすると、マイナポイントが還元されます。還元されたマイナポイントは、日常の買い物に使うことができます。

マイナポイント事業の目的

マイナポイント事業には、次のような目的があります。

消費の活性化

2020年6月末以降、キャッシュレス決済によるポイント還元事業が終了することと合わせて、東京オリンピック終了後から、消費行動の減少が予想されています。その対策としてマイナポイントの活用が考えられています。

マイナンバーカードの普及促進

総務省によると、マイナンバーカードの普及率は15%(2020年1月20日現在)。マイナポイントの申込みにはマイナンバーカードが必要なため、この事業によるマイナンバーカード普及率UPを目指しています。

官民キャッシュレス決済基盤の構築

マイナポイントの利用には、キャッシュレス決済を行うことが前提。マイナポイント事業をきっかけとして、キャッシュレス化を促進させようという意図があります。

マイナポイントの対象者

マイナンバーカードを取得して「マイキーID」を設定した人が対象です。マイナンバーカードを持っているだけでは対象にならないため、すこし注意が必要です。

マイナポイントの還元率について

還元率は25%(上限5,000円分)。2万円分のチャージまたは買い物で、5,000円分のポイントになります。たとえば、夫婦がマイキーIDを登録すれば、「計10,000円の節約につながる」ということです。

マイナポイント事業はいつからはじまる?

開始は、2020年9月を予定しています。期間は、7ヵ月間限定。2021年3月末までとされています。

※編集者注:マイナポイント事業の対象期間が延長されました。2021年4月末までにマイナンバーカードを申請した方、すでにマイナンバーカードを取得されている方がマイナポイントの付与対象です。マイナンバーカード受取後、マイナポイントを申込み、2021年12月末までにチャージまたはお買い物をすることで上限5,000円分のポイントを受け取ることができます。(2021年8月追記)

マイナポイントの使い方~申込みから利用までの流れを解説

マイナポイントの取得から使い方まで、4つのステップに分けて見ていきましょう。

【STEP1】マイナンバーカードを取得する

マイナポイントに申込むためには、「通知カード」ではなく「マイナンバーカード」が必要です。つまり、マイナンバーカードを発行する手続きが必要となります。マイナンバーカードを取得するには、次のような方法で申請することができます。

郵送で申請

個人番号カード交付申請書に、署名または記名・押印し、顔写真を貼り付け、郵送します。

スマートフォンで申請

スマートフォンのカメラで顔写真を撮影します。交付申請書のQRコードを読み込み、申請用Webサイトにアクセス。画面に従い入力します。

パソコンで申請

顔写真をデジタルカメラなどで撮影し、申請用Webサイトにアクセス。画面に従い必要項目を入力します。

マイナンバーカードは、申請から交付まで通常1ヵ月程度かかります。マイナポイント開始時期が近づくと、カードの申請が増加し、交付に時間がかかる可能性があります。可能であれば、お早めに申込んでおくことをおすすめします。同時に、キャッシュレス決済手段(デビットカードや電子マネーなど)も準備しておきましょう。

マイナンバーカードの作り方

【STEP2】マイキーIDを設定する

マイキーIDとは、マイナポイント付与のために必要な認証IDのことです。マイキーID設定の手順は次の通りです。

設定に必要な環境を準備

設定は、スマートフォン,パソコンで行うことができます。スマートフォンの場合は、「マイナポイントアプリ」をインストール。パソコンの場合は「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールします。「マイキーID作成・登録準備ソフト」は総務省の専用サイトからインストールできますが、パソコンと「公的個人認証サービス対応のICカードリーダライタ」が、別途必要となります。

マイナンバーカードを読み取る

スマートフォンの場合は、マイナポイントアプリでカードを読み取ります。パソコンの場合は、ICカードリーダライタでカードを読み取ります。

暗証番号の入力

マイナンバーカード受取りの際に設定したパスワードを、数字4桁で入力します。

マイキーID設定完了

暗証番号を入力することで、予約が完了します。予約が完了すると、マイキーIDが自動で付与されます。

マイキーIDとは?

【STEP3】マイナポイントの申込みをする

マイナポイントの申込みは、2020年7月より「申込み可」となる予定です。ご自身でキャッシュレス決済サービスを一つ選んで申込みます。2020年2月時点ではFamiPay、nanaco、WAON、りそなウォレットなどの決済事業者が登録されています。

【STEP4】2020年9月~利用開始

「マイナポイント申込み」で選択したキャッシュレス決済サービスで、チャージもしくは支払いをすると、25%のポイント還元を受けることができます(上限5,000円分)。獲得したポイントは、普段の買い物などで利用することができます。

【マイナポイント】よくある疑問とその回答

マイナポイントの「よくある疑問」について、総務省が公表している情報を参考に回答します。

キャッシュレス決済業者にマイナンバー情報が漏洩してしまうのでは?

結論としては、「漏洩することはありません」。登録にマイナンバーは使用しませんので、ご安心ください。

自分で設定が難しい場合、相談できる窓口はある?

マイキーID設定支援を実施している市区町村の窓口などで相談することができます。
居住先の市区町村の窓口がサポートを実施しているかについては、総務省のマイナポイント専用サイトで確認できます。

万一マイナンバーカードを紛失した場合、マイナポイントはどうなる?

マイナンバーカードの再交付を受けた場合でも、マイキーIDは自動的に紐づけられます。たまったポイントもそのまま使用することができます。

マイナポイントに有効期限はある?

ポイントの具体的な有効期限については、総務省で検討中です(マイナポイントの施策は2020年9月~2021年3月末までとなっています)。

※編集者注:ポイントの有効期限については、選ばれた決済サービスのポイントとして付与されるため、そのサービスのポイントの取り扱いに応じて有効期限も異なります。(2021年5月追記)

まとめ

2020年9月から実施される予定のマイナポイント事業は、東京オリンピック後の消費活性化などを目的とした事業です。還元率25%(上限5,000円分)と高い還元率が魅力のポイント制度ですが、通知カードを持っているだけでは利用できません。マイナンバーカードの取得が必要なので、早めに取得申請しておくことをおすすめします。

マイナポイントで利用できるキャッシュレス決済方法は、確定していません。しかし、一部の情報は公開しています。スマートフォン決済の他、さまざまな方法があるため、事前に確認しておくとよいでしょう。キャッシュレス決済手段の一つとして、りそなウォレットをはじめ、りそなが提供しているクレジットカードやデビットカードも、ぜひご検討ください。

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本記事は2020年3月時点の情報に基づいて執筆者(ファイナンシャルプランナー)独自の調査によって作成しております。将来の相場や市場環境、制度の改正などを保証する情報ではありません。

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