デビットカードはどこで使える?コンビニや公共料金の支払いはできる?
公開日:2020/04/03
更新日:2022/10/06
利用代金が銀行口座から即時引落としとなるデビットカード。使いすぎの心配がなく便利なデビットカードですが、どこで利用できるのかわからない方も多いのではないでしょうか。
ここではデビットカードを利用できる場所だけでなく、便利な活用方法について解説します。
- 私が書きました
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- 主なキャリア
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銀行に20年以上勤務し、融資及び営業の責任者として不動産融資から住宅ローンの審査、資産運用や年金相談まで幅広く相談業務の経験あり。在籍中に1級ファイナンシャル・プランニング技能士及び特定社会保険労務士を取得し、退職後、かじ社会保険労務士事務所として独立。現在は労働基準監督署で企業の労務相談や個人の労働相談を受けつつ、セミナー講師など幅広く活動中。
- ※りそなグループが監修しています
デビットカードの便利な活用法を紹介
利用代金が銀行口座から即時引落としになるデビットカードは、現金やクレジットカードの代わりに利用できて活用法もいくつかあります。まずは、デビットカードの便利な活用法から見ていきましょう。
コンビニやスーパー・ショッピングセンター
日常的によく利用するコンビニやスーパー・ショッピングセンターは、加盟店となっていることが多く、毎日の買い物で便利に使えます。使い方は、クレジットカードと同じです。レジでデビットカードを提示して、支払回数は「1回」と答えましょう。
例えば、以下のようなコンビニの店舗はデビットカードに対応しています(※一部地域によって対象外の店舗あり)。
- ファミリーマート
- ローソン(100円ローソン含む)
- セブンイレブン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
- NewDaysなど
インターネットショッピング
デビットカードは、インターネットショッピングにも利用可能です。「クレジットカード払い」を選択し、カード番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力します。ただし、商品によっては使えない場合もあるため、注意しましょう。
海外のATMで現地通貨を引出せる
海外旅行や海外出張の際には、海外のATMで現地通貨が引出せるのもメリットの1つです。両替所を利用する手間を省けるだけでなく、多額の現金を長時間持ち歩くことへの不安も解消されます。
ただし金融機関によっては引出せない場合もあるので、海外ATMを利用する際にはよく確認しましょう。
デビットカードが使えるお店の見分け方や使い方
近年デビットカードが利用できる店舗は増え、利便性が向上しています。ここでは、デビットカードが使用できるお店と使用できないお店の見分け方や使い方を紹介します。
カードのブランドとロゴをチェック
デビットカードは、大別すると「国際ブランドと提携したカード」と銀行のキャッシュカードをそのままデビットカードとして利用できる「J-Debit」があります。
例えば、国際ブランドがVisaならVisa加盟店、J-DebitならJ-Debit加盟店でのみ、使用可能です。使用できる店舗には、加盟しているブランドのロゴが掲示されているので目印にしてください。
ちなみに国際ブランドとは、日本だけでなく世界中で利用できるブランドのことです。例えば、Visa(ビザ)・Mastercard(マスターカード)・JCB(ジェーシービー)などは、国際ブランドとして有名です。
J-Debitは対応の店舗が少ないので注意
日本では、JCBやVisaのシェアが高く、国際ブランド付きのデビットカードなら利用できる店舗数が多い傾向にあります。そのため、コンビニやスーパー・ショッピングセンターをはじめ、多くの店舗や飲食店で利用可能です。
しかし、J-Debitは対応している店舗が少ないため、利用時には注意しなければなりません。店舗で利用可能なデビットカードのロゴをよく確認してから、国際ブランド付きのデビットカードと上手に使い分けましょう。
公共料金や携帯電話の通信料はデビットカードで支払いできる?
電気・ガス・水道などの公共料金や携帯電話の通信料の支払いにデビットカードは利用できるのでしょうか。以下より解説します。
ほとんどのデビットカードで公共料金の支払いが可能
ほとんどのデビットカードでは、公共料金の支払いができますが一部のカードでは対応していない場合があります。まずは、使用する際に自分のカードが公共料金の支払いに対応しているかどうかを確認してください。
支払方法の変更申請には、おもに以下のような方法があります。
- 電話受付に連絡して申込書の郵送を依頼し、用紙を記入して返送する
- インターネットで申込む
- 窓口で手続きする
契約会社によって利用できる国際ブランドが異なるため、詳細は各会社で必ず確認しましょう。
携帯電話の通信料金は大手キャリアであれば支払い可能
大手キャリア(docomo・au・Softbank)は、デビットカードでの支払いに対応しています。しかし、格安SIMの場合は利用できないカードもあるため、事前確認が必要です。
申込みは、各携帯電話会社にて行います。携帯電話会社の支払方法にデビットカードを登録している場合は、携帯電話会社からカード発行会社に支払情報が届いた時点で、銀行口座から引落とされるのが一般的です。
利用料金の確定通知前に引落とされるケースもあるため、注意しましょう。
デビットカードの利用で節約になる理由とは?
デビットカードの魅力の1つに「家計や時間の節約につながる」という点があります。以下で、その理由を解説します。
使いすぎの防止になる
デビットカードは、利用代金が即時に口座から引落とされます。引落とし口座にある残高以上の利用ができないため、使いすぎる心配がありません。「預金残高の範囲内でも使いすぎるかもしれない」と心配な人は、利用可能額の上限をご自身で設定することをおすすめします。
お金の管理・家計簿をつけるのが簡単になる
引落としの日付が通帳に記載されるため、支出額を簡単に確認でき、お金の管理がしやすくなることも節約につながる理由の一つです。口座の残高や、利用明細をアプリで確認できるデビットカードにすれば、お金の管理がさらに簡単になります。
デビットカードを利用すれば、利用した金額が銀行口座の残高にすぐ反映されるため、使った実感が得られて無駄遣いを減らせるでしょう。クレジットカードのように後日請求されることはなく、どの程度使えるかを把握しやすいのがデビットカードの利点です。
また、利用明細をそのまま家計簿として使えば、家計や時間の節約につながります。レシート管理や支出の記載などが楽になるうえに、無駄遣いに気づくようになるため、お金に対する意識も変わるかもしれません。
ATMの利用回数が減るから節約になる
デビットカードのみで支払いをする生活に切り替えれば、ATMの利用回数は格段に減るため、ATMにかかる手数料も節約できます。
ATMへ行く回数を減らすことで移動時間の節約や手数料の節約ができる点も、デビットカードの利用をおすすめする理由の一つです。
便利でお得なデビットカードの選び方とは?
「自分にピッタリのデビットカード」を選ぶためには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。デビットカードを選ぶ際のポイントも見ていきましょう。
利用できる店舗やサービスが多いカードを選ぶ
「利用可能な店舗やサービスが多いカードを選ぶこと」は、デビットカード選びの基準の一つです。まずはこの観点から確認しましょう。
シェアが高い国際ブランドのほうが利用可能な店舗が多いため、おすすめです。また、盗難や紛失時にカードの不正利用を補償してくれる「不正利用補償 」や、購入した商品の破損や盗難を補償する「ショッピング保険 」が付帯しているものもあるため、付帯サービスについてもチェックしましょう。
ポイント還元やキャッシュバックがあるカードを選ぶ
デビットカードのなかには、利用代金がポイントやキャッシュバックとして還元されるものが少なくありません。ポイントは、利用頻度が高いカードにポイントを集約できるものや、マイルなどに交換できるカードもあります。
ほかにも、年会費などの費用を確認して、ポイント還元やキャッシュバックの意味があるかをカード会社ごとに比較検討してください。また一部、ポイント還元やキャッシュバックのシステムがないデビットカードもあるため、カードを作るときには確認しておきましょう。
りそなのデビットカードで支払いなどを一元管理!
りそなデビットカード(Visa)なら、ポイント還元や利用可能な店舗、サービスが充実しているためおすすめです。りそなグループアプリと連携すれば、口座残高と共にデビットカードの利用明細の確認がスマートフォンで簡単にできます。
アプリ・店頭のどちらでも、デビットカード利用に必要な口座開設が可能です。りそなデビットカード(Visa)は15歳以上であればお申込みいただけ、店頭であれば即日デビットカードを作れるため、「今からデビットカードを利用したい」という人には、りそなデビットカード(Visa)が向いています。
りそなデビットカードの年会費は、無料です。たまったポイントは、キャッシュバックのほか買い物で使える他社のポイントにも交換できます。交換できるポイントの種類は20社以上と、お得な特典が充実しているのが特徴です。
- ※「りそなデビットカード〈JMB〉」は1,100円(税込)がかかります(初年度年会費無料)。ただし、年1回以上の利用で年会費は無料です。
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りそなには、通常のりそなデビットカードからアップグレードすると還元率が4倍の2%になるりそなデビットカード〈プレミアム〉がありますので、たくさんポイントをためたい方にはおすすめです。(月間利用合計額1,000円ごとに20ポイント)
まずはご利用中のカードと1年間でたまるポイントを比較してみましょう。
1年間で比較すると…
- 今のカード
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会費円/年
年間約P
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年間約P
会費700円/月
(8,400円/年)年間約P
さらに家族サービスに登録すると、ポイント還元率が10%アップ!!
年間約P
年間約P
会費700円/月(8,400円/年)
家族サービスって何?
- ※ポイントは月間利用合計額1,000円ごとに20ポイントがたまります。
まとめ
「キャッシュレス時代」になり、利便性が増しているデビットカード。デビットカードを選ぶポイントは、「加盟店が多い」「サービス面が充実している」という2点です。「自分にピッタリのデビットカードか」を確認したうえで申込みをしましょう。
りそなデビットカード(Visa)なら、残高や利用明細をアプリで確認できるだけでなく、ポイント還元・キャッシュバックなど、お得なサービスが揃っています。利用を検討してみてはいかがでしょうか。
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本記事は2022年10月6日時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。