【初心者向け】ポイ活とは?ポイントがたまるコツと注意点を解説!
「お金を節約したい」と思いつつ、なかなかうまくいかないという方も多いのではないでしょうか。そんな方は、買い物でたまるポイントを上手に活用する「ポイ活」での節約を考えるといいかもしれません。
今回の記事では、ポイントをためるコツや、ポイ活をするときの注意点などを紹介しています。
- 私が書きました
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- 主なキャリア
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生命保険会社にて15年勤務したあと、ファイナンシャルプランナーとしての独立を目指して退職。その後、縁があり南フランスに移住。夢と仕事とお金の良好な関係を保つことの厳しさを自ら体験。生きるうえで大切な夢とお金について伝えることをミッションとして、マネー記事の執筆や家計相談などで活動中。
- ※りそなグループが監修しています
ポイ活とは「ためたポイントを活用する」こと
ポイ活とは「ためたポイントを活用すること」の略称です。クレジットカードやショップカードの利用でたまるポイントを利用し、家計管理を行います。
「どのポイントを」「どの店で」「どのようなサービスで」「どのようにためるか」といったことを考えることで、上手にポイントをためられます。
日本政府は2019年10月からキャッシュレス・ポイント還元(2020年6月30日に終了)、2020年9月からはマイナポイント事業を開始するなど、ポイント制度を利用したさまざまな政策に取り組んでいます。
いまや日本でのポイント発行額は、1兆円超(2018年度最少発行額)規模といわれており、今後も拡大し続けることが予想されます。
「すでにポイ活を行っている」「これからポイ活をしたい」という方も、消費活動を見直し、上手にポイ活をしていきたいところです。
ポイ活には、以下のメリットがあります。
- 工夫次第でたまりやすいので達成感がある
- 商品交換やポイント交換に優遇サービスなど特典が多い
- 消費活動を見直し整理する機会になる
2019年に消費税率が10%に上がりましたが、今後も家計に影響がある法改正が行われる可能性もあります。自分なりの家計管理術を確立しておきましょう。
例えば、スマートフォンを使って家計を管理するのもひとつの方法です。スマートフォンのキャッシュレス決済を使えば、ポイントや支出の管理をスマートフォン1台で完結できます。
これまでは、レシートをもとにパソコンで収支を管理することも多かったでしょう。キャッシュレス決済ならば、支出もポイント確認もその場でできるようになり、ポイ活がしやすくなります。
ポイ活するときの注意点
上手にポイ活するために注意すべき点も知っておきましょう。
必要のない買い物をしてしまう場合がある
1つ目は「必要のない買い物をしてしまう場合がある」ことです。多くの場合、利用額に応じて100円あるいは200円に対して1ポイントが付加されるなど、ポイント付与となる最小消費単位が決められています。
ポイントがもらえるからといって、必要のないものを買って消費額を増やしてしまっては本末転倒です。
例えば「あと30円でポイントが付与される」とき、30円ちょうどの商品が見つかればいいですが、見つからずに30円以上の額を費やしてしまうこともあるでしょう。
節約を目的としているポイ活で、不要な支出を増やしてしまうのは避けたいところです。
選択肢が増え、管理ができなくなる場合がある
2つ目は「さまざまなサービスに登録し選択肢が増え、管理ができなくなる場合がある」ことです。
例えば、クレジットカードの発行やアプリのインストールなどと引換えに、まとまったポイントが付与されるケースがあります。
一度に多くのポイントをためられるのはうれしいことです。ただ無料期間を過ぎると、クレジットカードの年会費やアプリの月間使用料などの請求があります。その点に留意しましょう。
また、スマートフォン上のアプリがたくさんあると、必要なときに必要なアプリを見つけづらくなります。
それぞれのポイントには、使用期限や交換条件があります。あれこれとサービスを分散させると、せっかくのポイントが使えず無駄になるケースもあるため、注意しましょう。
ポイントは大きく分けると4種類!
ポイントはおもに4種類に分けられます。上手にためていくためにも、それぞれの違いや特徴を知り、スタイルに合わせて使い分けましょう。
クレジットカード
クレジットカードのポイントは、カードの利用額に応じて付与されます。現金で支払う代わりにカード払いにするだけポイントがたまります。
高速道路の料金など、後述するデビットカードでの支払いができないものもあるため、利用シーンに応じてクレジットカードを使用してみるといいかもしれません。
なおポイント還元率はクレジットカードを発行する会社や、カードの種類(ゴールドカードや一般カードなど)によって異なります。
デビットカード
デビットカードにも、多くの場合、利用額に応じてポイントが付与されています。デビットカードを発行する金融機関によって異なりますが、商品や他のポイント制度、マイルなどに交換できるものがあります。
支払いの上限は、口座の預金残高です。また、カード利用後すぐに引落としされるため、家計管理がしやすい点が特徴です。
ポイント還元率で見ると、一般的にデビットカードに比べてクレジットカードのほうが高い傾向にあります。
ポイント還元を期待したい場合は比較して選ぶのがおすすめです。
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りそなには、通常のりそなデビットカードからアップグレードすると還元率が4倍の2%になるりそなデビットカード〈プレミアム〉がありますので、たくさんポイントをためたい方にはおすすめです。(月間利用合計額1,000円ごとに20ポイント)
まずはご利用中のカードと1年間でたまるポイントを比較してみましょう。
1年間で比較すると…
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家族サービスって何?
- ※ポイントは月間利用合計額1,000円ごとに20ポイントがたまります。
マイル
マイルは、航空会社のポイントプログラムでたまるポイントです。飛行機に搭乗すると搭乗距離に応じて付加されます。
たまったマイルは、航空券との交換や提携クレジットカードによるショッピングで利用できるため、旅行や出張などで飛行機をよく利用する方におすすめです。
また、マイル系のクレジットカードを持っておくと、通常のショッピングなどでもマイルが付与されるため、より効率的にためることが可能です。
飛行機に搭乗するときはマイル系クレジットカードで、それ以外のときには通常のクレジットカードというように、カードを使い分けるのもいいかもしれません。
各社で使えるポイント
複数の企業の店舗やサービスで共通のポイントをためられるプログラムもあります。
たまったポイントは、コンビニやさまざまな店舗でのショッピングに利用できます。グループ会社であれば利用できるお店も多いでしょう。
「ポイント還元キャンペーン」など、還元率が高いときに適宜使い分けることをおすすめします。
ポイ活でポイントをためる4つのコツ
ここでは、効率良くポイントをためるコツを4つ紹介します。上手にポイ活をしたい方はぜひ参考にしてください。
カードを絞る
クレジットカードやデビットカードで買い物をする際は、使うカードを絞ることを意識してみましょう。
なかには還元率のいいカードもありますが、いろいろな特典に気を取られ、複数のカードでポイントをためようとするとポイントが分散し、かえってたまりにくくなります。
また「どのカードにいくらたまっているか」がわからなくなり「管理が行き届かずポイントの有効期限が切れてしまった」ということも起こりかねません。
ポイ活を意識してカードを選ぶ際、還元率に注目しがちですが、自分の消費活動も考慮しながら日常的に使いやすいカードを選択することが大切です。
サービスを絞る
ポイントを使える店(サービス)を絞ってためるのもよいでしょう。スーパーマーケットやドラッグストア、コンビニなど、自分がよく利用する店やチェーン店で使えるポイントに絞り、バラバラにためないよう意識してみましょう。
スーパーマーケットやドラッグストアでは「毎月○日には普段の2倍のポイントを付与」といった、ポイントサービスデーを設けているところもあります。
日常の生活で必要なサービスに絞りつつ、このようなサービスデーを利用することで、さらにポイ活の効率が上がります。
ライフスタイルに合わせて支払方法を選ぶ
消費行動は人それぞれ異なります。ライフスタイルに合わせたポイ活を意識してみましょう。
例えば、ネットショッピングを頻繁に利用する方なら、そのサイトを運営している会社と提携しているクレジットカードを使うのもよいでしょう。
他にも契約している携帯電話、通勤や出張などでよく利用する交通機関など、自分がどのようにお金を使っているのかイメージしてみましょう。
多くの場合、提携しているクレジットカードや電子マネーなどで支払うと、提携していないカードで支払う場合よりも還元率が高くなります。上手に利用することで、はやくポイントをためられるでしょう。
もちろん、還元率だけでなくポイントの使い勝手も考慮しながらプログラムを選ぶことも大切です。
二重取りを意識する
ポイントの二重取りも意識してみましょう。
二重取りとは、クレジットカードやデビットカードの「カードのポイント」と「お店のポイント」の両方を得る方法です。
レジでお金を払う際、お店のポイントカードを提示してお店のポイントを獲得し、さらにその支払いをクレジットカードやデビットカードで行えば利用額に応じたポイントを得ることができます。
ポイント付与のルールはお店によって異なるため、使用頻度の高い店舗のルールを優先するとよいでしょう。
ポイントを無駄にしない
大切なのはたまったポイントを有効期限までに使い切ることです。
多くの場合、ポイントには有効期限が決められています。せっかく工夫してためたポイントは失効することなく、有効に使いたいものです。
そのためには、日常生活で利用できるお店(スーパー・ドラッグストア・コンビニなど)を意識して選んでおくのがおすすめです。普段からよく行くお店なら、有効期限までに使い切りやすくなります。
まとめ
家計の節約を考えるなら、ポイントをためて有効活用する「ポイ活」がおすすめです。
工夫して効率良くポイントをためることができれば、節約につながるでしょう。
ポイ活をするときは、特に次の2点に気を付けるとよいでしょう。
- ポイントがたまりやすいカード・サービスを選ぶ
- ポイントの使い勝手が良いものを選ぶ
りそなでは、給与受け取りや資産運用・ローンなど、普段の銀行取引のなかでポイントがたまります。また、クレジットカードやデビットカードの利用でもポイントをためることが可能です。
たまったポイントは、さまざまな店舗で利用できるポイントやマイルに交換できます。スーパーやコンビニでの買い物、ネットショッピングにも活用できるでしょう。
りそなをメインバンクとして使っている方は、りそなでポイントをためてみてはいかがでしょうか。
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本記事は2021年4月6日の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。