公共料金の支払いはどれがお得?クレジットカードやPay-easy(ペイジー)・PayB(ペイビー)のメリット・デメリット

2022/04/11最終更新

「公共料金の振り込みを忘れてしまった…」、という経験がある方もいるのではないでしょうか。電気料金など支払いが遅れると、場合によっては延滞利息金を取られることがあります。
また、電気の場合は最終的には送電を停止されることも。そうしたことにならないためにも公共料金は簡単に支払える方法に変更しておきたいですね。

便利な方法はいくつかありますが、実際に公共料金の支払いとして使う場合、「最もお得なのはどの方法か」「どんなメリットがあるのか」など、意外に知らない人も多いです。

そこで、今回は公共料金の支払いにお得な方法とともに、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。注意点も併せてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

私が書きました
主なキャリア

銀行に20年以上勤務し、融資及び営業の責任者として不動産融資から住宅ローンの審査、資産運用や年金相談まで幅広く相談業務の経験あり。在籍中に1級ファイナンシャル・プランニング技能士及び特定社会保険労務士を取得し、退職後、かじ社会保険労務士事務所として独立。現在は労働基準監督署で企業の労務相談や個人の労働相談を受けつつ、セミナー講師など幅広く活動中。

公共料金は何で払うのがいい?お得な支払方法をチェック

公共料金の支払いで最もポピュラーな方法といえば、銀行や郵便局などの口座引落しやクレジットカードによるものでしょう。

口座引落しやクレジットカードを利用すれば、1度登録すると、自動的に引落されるので支払いを忘れる心配がありません。また、金融機関の窓口やコンビニのレジに並ぶ必要のない「Pay-easy(以下、ペイジー)」や「PayB(以下、ペイビー)」という決済サービスも、便利でおすすめです。

最初に公共料金の支払いにお得な方法として、クレジットカードとペイジー、ペイビーについて簡単に説明します。それぞれのメリットやデメリットも解説しますので、ご自身に合う支払方法を選んでください。

公共料金をクレジットカード払いするメリット・デメリットと注意点

公共料金のクレジットカード払いには、メリットとデメリットがあります。ここで、注意するポイントについても確認していきましょう。

クレジットカードで公共料金を払うメリット

まずは、クレジットカードのメリットを見ていきます。

  • 1.ポイントがたまる

    公共料金は毎月発生するので、普段利用しているクレジットカードで支払うとポイントが確実にたまり、料金が大きくなればなるほどメリットも大きくなるでしょう。

    クレジットカード会社ごとに、たまったポイントによるお得なサービスがあるので、ポイント目的でクレジット払いにする方が多いこともうなずけますね。

  • 2.公共料金の支払いを一元管理できる
    すべての公共料金をクレジットカード払いにすることで、クレジットカードの利用明細で利用状況や支払額を一元管理できます。
  • 3.支払日の管理がしやすい

    電力・ガス・水道会社など、それぞれに支払日が異なる場合、振込みの場合はうっかり忘れてしまうこともあるかもしれません。

    しかし、すべての公共料金をクレジットカード払いにすることで、自動的に引落されるため、毎月各公共料金の支払日を気にせずすみます。わずらわしい支払日の管理が不要となることも、大きなメリットといえるでしょう。

クレジットカードで公共料金を払うデメリット

次に、クレジットカードのデメリットを見ていきます。

  • 1.公共料金支払い分のクレジットカード利用枠が減る
    1つのクレジットカードに公共料金の支払いを集約すると、その分クレジットカードの利用枠が減ってしまいます。
  • 2.口座振替割引サービスを使えない
    電気・ガス・水道会社によっては口座振替による割引サービスがあります。クレジットカード払いでは口座振替割引が適用されないのが一般的です。

クレジットカードを利用する際の注意点

クレジットカードを公共料金の支払いに利用する際の注意点としては以下のようなものがあります。

  • 1.電気・ガス・水道会社に口座振替割引サービスがあるかどうか
    なかには、口座振替割引サービスを行なっている会社があります。口座振替の割引率もよく確認してお得な支払方法を選択しましょう。
  • 2.クレジットカードの利用枠を圧迫していないか確認

    利用枠が小さいクレジットカードを利用している場合や、限度額を設定している場合は要注意です。旅行や買物などで大きな金額を利用したときに、利用枠がいっぱいになってしまい肝心の公共料金が支払えない可能性もあります。

    公共料金のすべてを合計すると大きな金額になることも多いので、旅行や買物で大きな金額を利用するときには、利用枠にも気をつけましょう。

  • 3.クレジットカードの有効期限に注意

    クレジットカードの有効期限が近づくと、自動的に更新された新しいクレジットカードが届きます。この場合、カードの番号は変わりませんが、裏面に記載されているセキュリティコードや有効期限が変更になるのが一般的です。

    公共料金の支払いに関しても、新しいクレジットカード情報への変更手続きが必要になるので、クレジットカード情報の変更方法を確認し、支払い漏れがないように気を付ける必要があります。有効期限が近づいても、新しいカードが登録している住所に届かない場合には、カード会社に問合せしましょう。

  • 4.引越しの際にはきちんと解約する
    手続きを忘れがちなのが、引越し後の公共料金の解約です。手続きを忘れていると引越したあとも支払いが続くことがあります。引越しする際には、忘れずに必ず解約手続きをしてください。
  • 5.クレジットカードで支払いができないケースに注意
    地域や会社によって、公共料金のクレジットカード払いができないことがあります。クレジットカード払いを利用するときには、電気・ガス・水道会社それぞれの会社に確認しましょう。

まだクレジットカードを持っていない人は、この機会に1枚作ってみてはいかがでしょうか。使いすぎには気をつけなければなりませんが、メリットやデメリットを理解して賢く使えば、旅行や買物にも使え、ポイントもたまるので便利です。

ペイジー、ペイビーとは?まずは覚えておきたい基礎知識

ペイジーやペイビー自体がどんなものかわからない方のために、ペイジー、ペイビーの特徴とその使い方を解説します。

ペイジー、ペイビーの特徴

ペイジー、ペイビーの順に、特徴を見ていきましょう。

ペイジーの特徴

「日本マルチペイメントネットワーク運営機構」が運営する、支払代行(決済)サービスを「ペイジー(Pay-easy)」と呼びます。国内のほとんどの金融機関が加盟していることも特徴です。わざわざ金融機関の窓口やコンビニのレジに並ぶことなく、パソコン・スマートフォン・携帯電話・ATMから支払える安心便利な決済サービスです。

パソコンやインターネットが苦手な方や、クレジットカードに抵抗がある方でも、ATMで数字を入力するだけで簡単に支払いができます。また、インターネットバンキングや銀行系アプリを利用できるため、なかなか支払いに行けない忙しい方にも、おすすめの決済方法です。

ペイビーの特徴

「ビリングシステム株式会社」が運営する、支払代行(決済)サービスを「PayB(ペイビー)」と呼びます。

金融機関の窓口やコンビニのレジに並ばずに支払いができる点はペイジーと同じですが、スマートフォンのアプリを用いて決済できる点が魅力のサービスです。

「Google Play」や「App Store」から無料の専用アプリをスマートフォンにダウンロードし、生年月日や支払い情報を入力しておけば事前準備は完了です。

利用時には、コンビニ支払票のバーコードをスキャンするだけで、金融機関口座から即時に支払いされます。

2022年2月28日現在で利用できる支払先は、一般企業で8,368社、地方公共団体で1,159団体です。ペイビーに対応する金融機関、支払先として加盟する企業や地方公共団体は続々と増えているため、今後ますます便利になることが予想されます。

ペイジー、ペイビーの使い方

ペイジー、ペイビーともに使い方はたった3ステップですので、だれでも簡単に利用できます。

ペイジーの使い方

  1. 1.ペイジーで使用する番号を確認する
  2. 2.近くのATMやインターネットバンキングでペイジー番号を入力する
  3. 3.「支払いする」というボタンをタップし、現金やキャッシュカードなどで支払いをする

ペイビーの使い方

  1. 1.スマートフォンにダウンロードした無料アプリを起動し、「お支払いをはじめる」をタップする
  2. 2.コンビニ支払票のバーコードやQRコードをスキャンする
  3. 3.「支払用パスコード」を入力して支払いをする

ペイジーのメリット・デメリットと利用時の注意点

ペイジーのメリットとデメリットを簡単に整理してみましょう。

ペイジーで公共料金を払うメリット

  • 1.全国ほとんどの金融機関で使える
    多くの支払先と、国内の大半の金融機関に導入されているため、税金や公共料金、その他各種料金の支払いに使えます。また、一般企業や収納代行会社、地方公共団体の多くが加盟しているため利便性が高いサービスです。
  • 2.24時間365日使える
    入会手続き不要で、24時間365日、インターネット・スマートフォン・携帯電話・ATMから支払いできるため、いつでもどこでも利用できることが最大のメリットです。混んでいる時間帯に窓口やレジに並ぶ必要がなくなるため、待たされることがありません。
  • 3.手数料無料(一部例外あり)
    公共料金の支払いなら、ほとんどの場合で手数料無料です。ただし、休日や夜間にATMで支払いをすると金融機関によってはATMの時間外手数料が発生することや、民間企業への支払いでは手数料がかかることがあります。

ペイジーで公共料金を払うデメリット

金融機関のインターネットバンキング、もしくはモバイルバンキングの契約が必要です。クレジットカードと違ってポイントがたまらないため、お得感がないと感じる方もいるかもしれません。

ペイジーを利用する際の注意点

ペイジーを利用する際に注意するのは、クレジットカードなどで必要になる登録が不要な代わりに、支払い番号は必須な点です。請求書や納付書に記載されている「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」を事前に確認し、準備する必要があります。

また、QRコードやバーコード読み取りではないので、ペイジーで使用する番号の入力ミスに注意が必要です。

ペイビーのメリット・デメリットと利用時の注意点

次にペイビーのメリットやデメリット、注意点について見てみましょう。

ペイビーで公共料金を払うメリット

  • 1.公共料金だけではなく税金の支払いにも利用可能
    公共料金はもちろん、銀行やコンビニの窓口で支払う必要がある税金も、自宅で簡単に決済ができます。地方公共団体によって種類は異なりますが、国民健康保険料や自動車税、固定資産税、住民税など多様な税金が対象です。
  • 2.24時間いつでも使える
    アプリをダウンロードしていれば、スマートフォンから24時間いつでも利用可能です。ただし、利用している金融機関によっては利用時間帯を制限している場合がありますので、注意してください。
  • 3.手数料無料(一部例外あり)
    無料アプリをダウンロードすれば、だれでも簡単に利用できます。月額利用料や支払時の手数料がないこともメリットの一つです。ただし、一部の支払先企業や団体の請求書、納付書によっては、手数料がかかる場合があります。

ペイビーで公共料金を払うデメリット

デメリットを3つ紹介します。

  • 1.一日の支払限度額は30万円
    ペイビーは一日に何度でも利用できますが、支払限度額は一日30万円までと定められています。そのため、大きな金額の決済を考えている場合は、注意が必要です。
    例えば、一日に10万円の決済を3回行った場合、当日中はこれ以上の決済ができません。
  • 2.使えない金融機関がある
    ペイビーに対応している金融機関は多くありますが、対象外のものもあります。自分の支払口座がペイビー利用に対応しているかどうか、事前にチェックしておきましょう。
  • 3.ペイビーに対応したバーコードやQRコードがない請求書は利用できない
    利用できるのは、コンビニ支払い用のバーコードがあり、ペイビーに対応した請求書のみです。なお、支払いができるかどうかは、ペイビーのホームページでも確認できます。

ペイビーを利用する際の注意点

ペイビーには、金融機関の口座のほか、VisaやMastercardといったクレジットカードの登録もできます。ただし、ボーナス払いや分割払いを選択することはできず、一括払いのみとなる点に注意が必要です。

さらに、ペイビーの利用では領収書が発行されません。そのため、支払い完了の通知メールや取引履歴で確認が必要です。

りそなグループアプリなら
ペイジー、ペイビーを使って公共料金の支払いも

りそなの口座があれば、りそなグループアプリが使えてペイジーやペイビーも利用可能です。また、「りそなに口座はあるが、インターネットバンキングの契約がない」という方もアプリをダウンロードすれば、お得で便利な機能を簡単に利用できます。アプリのセットアップ時に自動でペイジー、ペイビーのセットが完了しますので、スムーズに使えそうですね。

公共料金の支払いも、りそなのアプリで簡単に支払いできるので便利です。アプリでは、振込・振替、資産運用やローンなどの取引をはじめ、出金レポートで収支の見える化ができたり、AIコンシェルジュが口座状況に併せてムダな出費や貯金についてアドバイスしてくれたりと、お金の管理をトータルサポートしてくれます。便利な機能が満載のりそなグループアプリを、ぜひ利用してみてください。

まとめ

クレジットカードによる公共料金の自動引き落としはもちろん、「支払いたいときに、窓口やATMに並ぶことなく、いつでも支払える」ペイジーやペイビーも便利です。

りそなはセキュリティが高く、安心・信頼できる大手の金融機関です。クレジットカードやペイジー、ペイビーのいずれの利用でも、振込みのわずらわしさを解消してくれるでしょう。

その優れたUIデザインにより「GOOD DESIGN AWARD 2018年度」を受賞した、りそなグループアプリは、はじめての人でも使いやすいのがうれしいところ。無通帳切替申込機能やペイビーによる支払機能を追加するなど、さらなる利便性の向上に努めています。

請求書などにペイジーやペイビーのマークがあれば、自宅に居ながら支払いが完了します。りそなグループアプリで、その操作性、安全性をぜひお試しください。

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本記事は2022年4月11日時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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