初心者必見!クレジットカードの作り方・申込み手続きの流れや注意点

公開日:2025/09/16

初心者必見!クレジットカードの作り方・申込み手続きの流れや注意点

はじめてクレジットカードを作る方のなかには、クレジットカードの作り方や申込みの流れ、注意点などに疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

クレジットカードはインターネットやスマートフォンアプリ、銀行の窓口などから申込みができます。また、申込書を請求し、郵送で申込むことも可能です。

この記事では、クレジットカードの申込方法や、申込みから発行までの流れ、選び方やカードを作る際の注意点などを解説します。

私が書きました
主なキャリア

元銀行員。若年層から高年層まで幅広い資産運用の提案を行う。メディアを通じて、より多くのお客さまに金融の知識を伝えたい気持ちが強くなり、退職を決意。
現在は、編集者として金融機関を中心にウェブコンテンツの編集・執筆業務に従事している。

  • りそなグループが監修しています

クレジットカードはどこで申込みができる?

まずは、クレジットカードの申込みができる場所を紹介します。

インターネット・スマートフォンアプリ

クレジットカードは、カード会社のホームページから申込むことができます。

オンラインで手続きが完結できるので、簡単で、スピーディーに発行できることが魅力です。また、申込みにあたって複数のクレジットカードを比較しやすいこともメリットでしょう。

スマートフォンアプリから申込みできるクレジットカードであれば、時間や場所を問わず、お手続きができます。

銀行の窓口

クレジットカードの申込み手続きは、銀行の窓口で行うことができます。対面で係員の説明を受けながら申込書が記入できるので、手続きで分からないことがあっても安心です。

店頭申込みには、来店時に予約が必要な場合があるので、ホームページなどをよく確認しておきましょう。

店舗

百貨店や家電量販店、提携店舗のカウンターなどでもクレジットカードの申込みが可能です。また、ショッピングモールやイベント会場の臨時ブースなどでも、キャンペーン期間中に申込みを受け付けていることがあります。

郵送

カード会社や、店舗などから申込書を取寄せて記入し、必要書類を添えて郵送で申込むことも可能です。

ただし、インターネットや店頭での申込みと比較すると、カード発行までに時間がかかることがあります。また、申込み内容や提出書類に不備があれば、さらに時間を要するので注意しましょう。

クレジットカードは何歳から作れる?

クレジットカードは、原則として「高校生を除く満18歳以上」であれば申込み可能です。ただし、一部のカード会社では高校卒業年度の1月以降から申込みを受け付ける場合もあります。

また、一部のクレジットカードでは年齢要件を設定している場合もあるため、申込む際は確認が必要です。

クレジットカードの申込みに準備が必要なものは?

クレジットカードの申込みに準備が必要なものは?

クレジットカードの申込みには、本人確認書類と、カード利用代金を支払う銀行口座が必要です。スムーズな申込みのために、あらかじめ準備しておきましょう。

本人確認書類

クレジットカードの申込みが本人であることを確認するために、本人確認書類が必要です。原則として、顔写真付きの公的資料を含む2種類を提出します。

以下、一般的な本人確認書類の組み合わせ例をまとめました。カード会社によっても異なるので、申込み時には必ず確認しましょう。

運転免許証もしくは運転経歴証明書の交付のある方
※外国籍の方は、在留カード・特別永住者証明書の写しが必要
運転免許証または運転経歴証明書のコピー+以下の(1)もしくは(2)から1点のコピー
(1)パスポート、在留カード・特別永住者証明書、マイナンバーカード、住民票の写し(発行より6ヵ月以内)
(2)公共料金の領収証、国税または地方税の領収書または納税証明書、社会保険料の領収書(いずれも6ヵ月以内)
運転免許証もしくは運転経歴証明書をお持ちの方 上記の(1)から1点と、(1)もしくは(2)から1点のコピー

なお、インターネットで銀行口座の設定を行うと本人確認が不要となるケースやカード受取時に本人確認書類を提示することで本人確認を行う方法もあります。また、スマートフォンで本人確認書類と自身の顔を撮影することで本人確認する方法も採用されています。

例えば、りそなグループアプリからお申込みいただける「りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉」は、りそなの口座開設の際に本人確認を行っているので、クレジットカードの申込み時に本人確認書類は不要です。

また、クレジットカードにキャッシング機能を付ける場合、併せて収入証明書が必要になることもあります。
(若年者へのキャッシング機能の提供は、自粛している場合もあります)

カード利用代金の支払口座

カードの利用代金を支払うための銀行口座が必要です。クレジットカードを申込む前に、設定したい口座の銀行名・支店名・口座番号などの必要事項を確認しておきましょう。

クレジットカードによっては、インターネットやスマートフォンアプリからの申込みの際に、オンライン上で銀行口座の設定ができます。ただし、対応している金融機関が決まっているので、オンライン上で設定できない場合は、別途口座振替依頼書の郵送が必要です。

店頭や郵送での申込みでは、申込書に口座振替依頼書の記入欄が設けられています。

口座振替依頼書は、設定口座によって届出印が必要です。サイン可の銀行口座でない場合には、届出印も準備しておきましょう。

クレジットカードの申込みから発行・受取りまでの流れ

クレジットカードの申込みから発行・受取りまでの流れ

では、クレジットカードの申込みから受取りまでの流れについて、順を追って説明します。

申込みフォームに入力

クレジットカードの申込みには、住所や名前、電話番号、勤務先情報などの個人情報が必要です。インターネットやスマートフォンアプリでの入会では、画面表示に従って必要事項を入力しましょう。審査に影響するので、間違いがないように注意してください。

書面で申込む場合も同様に、記載例に沿って記入します。

本人確認書類の提出

申込みフォームを送信したら、本人確認書類をカード会社指定の方法で提出しましょう。

インターネットやスマートフォンアプリでの申込みでは、画像を送信するオンライン確認や、受取時本人確認、インターネットで銀行口座の設定を選ぶと手間がかからず、手続きが早く済みます。

入会審査・発行手続き

申込み後は、クレジットカード会社所定の審査が行われます。審査にかかる時間は、最短で数分から数日程度です。審査が完了したら発行手続きに移ります。

オンラインでの申込みにおいて、審査結果はメールで通知されることが一般的です。また、クレジットカード会社によっては、現在手続きがどの段階であるか進捗状況を確認できるようになっている会社もあります。

カードの受取り

郵送の場合、クレジットカードは数日から3週間程度で届きます。受け取りが確認できる簡易書留や、本人確認を行う場合には本人受取限定の方法での送付となるので、受け取れるよう気を付けておきましょう。

また、近年ではカードが到着する前でもアプリでカード番号が確認でき、インターネット利用やスマートフォン決済利用ができるものも増えています。すぐにクレジットカードを利用したい方は、確認しておきましょう。

なお、クレジットカードと同時にETCカードなどの付帯カードを申込んだ場合には、別送で届くことや発送までに時間がかかることもあります。

クレジットカードが届いたらやるべきこと

クレジットカードが届いたらやるべきこと

クレジットカードは届いたらすぐに使えますが、カードへのサインや会員サイトへの登録、スマートフォン決済の設定など、使う前にやるべきことがあります。クレジットカードを安全・便利に使用するため、必ず確認しましょう。

記載内容の確認とカード裏面サイン

カードが届いたら、まずカード券面や送付書類の記載内容に間違いがないか確認しましょう。送付書類には、規約やカードの限度額も記載されているので、目を通しておいてください。

なお、カード裏面には必ずサインをしましょう。サインがないとクレジットカードが利用できないことがあります。また、サインがない場合、万が一の紛失・盗難の際に補償が受けられなくなるので、忘れないようにしてください。

  • カード会社によってはサインパネル(署名欄)がないカードも順次発行されています。

会員専用Webサービス(会員ページ)への登録

利用状況の確認や諸手続きが行える、会員ページへの登録も済ませましょう。会員ページへの登録は、不正利用の早期発見にも欠かせないので、カードが届いたらすぐに行うことをおすすめします。

また、会員ページでは、3Dセキュア(本人認証サービス)の登録も可能です。

3Dセキュアが未登録の場合、オンライン決済でクレジットカードを利用できなくなる可能性がありますので、併せて手続きを済ませておきましょう。

なお、会員用のアプリが提供されている場合は、インストールをおすすめします。会員ページに簡単にログインできるほか、利用状況や支払日の通知などの機能も付いていることが多く便利です。

スマートフォン決済の設定

会員ページやアプリへの登録が済んだら、Apple Payや Google Pay などのスマートフォン決済(タッチ決済)ができるように設定を行いましょう。クレジットカードを持ち歩いていなくても、スマートフォンでクレジット決済ができます。

Apple Payや Google Pay は、会員アプリもしくはスマートフォンのウォレットアプリから設定可能です。設定時にはカード会社所定の方法での認証が必要なので、済ませておきましょう。

  • Apple、Appleのロゴ、Apple Pay、Apple Watch、iPhoneはApple Inc.の商標です。
  • Android 、 Google Pay は Google LLC の商標です。
  • 一部ご利用いただけないスマートフォンがございます。

クレジットカードの選び方・6つのポイント

クレジットカードの選び方・6つのポイント、ポイント制度、付帯保険、年会費、国際ブランド、セキュリティ、付帯サービス

ここからは、クレジットカードの選び方を6つのポイントに分けて解説します。

年会費

クレジットカードの年会費は、無料から数万円程度まで幅があります。一般的に年会費の高額なカードはサービスが充実していますが、年会費はカードを利用しなくても発生するので、自分に必要なサービスが見合った費用で提供されているかという観点から判断しましょう。

クレジットカードを持つのがはじめてなら、まずは年会費の安価なものを選んでみるのがおすすめです。

国際ブランド

国際ブランドとは、世界中の国や地域でクレジットカード決済を可能にする決済ネットワークのことです。主な国際ブランドには、Visa、Mastercard、American Express、JCB、Diners Clubなどが挙げられます。

なかでもVisaとMastercardは世界シェアが高く、海外旅行や海外のオンラインショッピングを利用する方におすすめです。

なお、国際ブランドのロゴマークはカードの右下や左下などの目立つ位置に表示されています。

ポイント制度

クレジットカードには、利用金額に応じてポイントがもらえる制度が設けられているものが多くあります。おトクにクレジットカードを利用したいなら、ポイント還元率やポイントの使い道を参考に選びましょう。

ポイント制度は、還元率に目が行きがちですが、年間利用金額に応じてまとまったボーナスポイントがもらえるものもあります。トータルで見たときのおトクさに着目することが重要です。

付帯保険

クレジットカードには「付帯保険」という保険サービスが付いており、追加料金なしで補償を受けることが可能です。主な付帯保険には、海外旅行傷害保険や国内旅行傷害保険、ショッピング保険などがあります。

なお、付帯保険の種類は「自動付帯」と「利用付帯」の2種類です。

「自動付帯」はクレジットカードを持つだけで補償が適用されるもので、「利用付帯」は旅行代金をクレジットカードで支払うなど、一定の条件を満たすことで保障が適用されます。

付帯保険の内容や補償はクレジットカードごとに異なるため、どのような条件で利用できるのかを確認しておきましょう。

セキュリティ

キャッシュレス決済の普及にともない、クレジットカードの不正利用被害が拡大しています。

クレジットカードには、原則、不正利用に対する補償が付いていますが、ショッピングの利用の都度、リアルタイムで通知が来る機能や、不正利用を探知する機能など、不正利用を未然に防ぐセキュリティ機能があるとより安心です。

また、多くのクレジットカードでは、ID、パスワード等の一般的なセキュリティ機能に加え、本人認証サービスにワンタイムパスワードが利用できることが多くなっています。クレジットカードを選ぶ際は、安全性の高いカードを選ぶようにしましょう。

付帯サービス

クレジットカードを、利用したい付帯サービスで選ぶ方法もあります。

代表的なものには「空港ラウンジサービス」があり、対象の空港ラウンジで旅行前のひとときを快適に過ごせます。また、レストランやホテル、映画館、テーマパークなどで割引や特典が受けられる「優待サービス」も魅力です。

さらに、高いステータスのクレジットカードには「コンシェルジュサービス」が付帯していることがあります。レストランの予約代行や旅行の相談など、専門スタッフによる丁寧なサポートを受けることが可能です。

なお、付帯サービスの内容はクレジットカードごとに異なります。申込む前に、自身のライフスタイルに合ったサービスが付帯しているかを確認しておきましょう。

クレジットカードの作り方に関する5つの注意点

クレジットカードの作り方に関する5つの注意点

ここからは、クレジットカードの作り方に関する注意点を5つ解説します。

申込条件を確認する

クレジットカードを作る際は、各カード会社が定める申込条件を把握しておきましょう。

一般的に、年齢制限は「高校生を除く満18歳以上」ですが、カードによっては「20歳以上」や「安定収入がある方」、「学生専用」といった条件が設定されている場合があります。

申込条件を満たしていないと審査に通らない可能性があるため、事前に各カード会社の公式サイトで条件を確認しておくことが大切です。

正しい情報を申告する

クレジットカードを申込む際は、正しい情報を申告することが重要です。氏名や住所、勤務先、年収などの情報に誤りや虚偽があると、審査に影響をおよぼす可能性があります。

また、申込内容と実際の情報に食い違いがある場合、カード会社から確認の連絡が入ることもあるため注意が必要です。

支払い方法をチェックする

クレジットカードの支払い方法には、「一括払い」「分割払い」「リボ払い」などがあります。

一括払いは、支払日に一括で全額を支払う方法で、手数料はかかりません。利用金額を複数回に分ける「分割払い」や、毎月一定額を支払う「リボ払い」では手数料が発生し、総支払額が増える場合があります。

分割払いの手数料は2回まで無料ですが、3回以上になると手数料がかかる点に留意しましょう。

なお、クレジットカードを申込む際、申込みフォームの「ショッピングリボ払いをする」にチェックが入っていることがあります。リボ払いを希望しない場合は、チェックを外すことを忘れないようにしましょう。

一度に複数の申込みをしない

短期間に複数のクレジットカードを申込むと、「多重申込」と見なされ、審査に不利になる可能性があります。これは、信用情報機関に登録されたクレジットカードの申込履歴を確認した金融機関に、「資金に困っているのでは」と判断されるためです。

クレジットカードの申込履歴は信用情報機関に登録され、約6ヵ月間は記録が残ります。複数のクレジットカードが必要な場合は、申込期間を空けて手続きをしましょう。

暗証番号は推測されにくいものを設定する

例えば、「1234」や「0000」といった連続した数字や誕生日、電話番号などの個人情報に基づく番号は避けましょう。これらは他人に推測されやすく、不正利用のリスクを高めます。

また、ほかのカードやサービスで利用している暗証番号を使い回すことも避けてください。暗証番号は自分だけが知っている意味のある数字を選びましょう。

はじめて持つならりそなのクレジットカードがおすすめ

はじめてクレジットカードを持つなら、おトクで安心して使えるりそなのクレジットカードがおすすめです。

りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉は、初年度年会費無料(2年目以降、1,100円(税込))で発行できます。なお、25歳までの方は、りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉JCBの一般カードの年会費が翌年以降も無料です。

毎月のショッピング利用のほか、年間利用額に応じてボーナスポイントが付くので、ポイントがたまりやすいことが魅力です。

また、セキュリティ機能のほか、クレジットカードで購入した品物の損害を補償するショッピング保険も付帯しているなど、クレジットカードを安心して使える機能が充実しています。

  • ここでは、保険サービスの概要についてご説明しております。実際の保険金の支払いの可否は普通保険約款および特約などに基づきます。

お申込みはWebやアプリに加え、銀行窓口でも可能なので、どのクレジットカードを選んだら良いか迷う方や、手続きに不安がある方も安心です。クレジットカード発行には、りそなグループ(りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、みなと銀行)の口座が必要となるので、銀行口座の開設を検討している方にもおすすめできます。

りそなクレジットカードのお申込み

なお、りそなのクレジットカードには、年会費永年無料の「りそなカード《セゾン》」もあります。目的に応じてこちらもご検討ください。

まとめ

クレジットカードの申込みは、インターネットやスマートフォンアプリからもできるので、日中、家事や仕事で忙しい方でもスキマ時間で申込むことが可能です。

また、申込み時の本人確認書類が不要(口座開設時に本人確認を行っている場合)で、クレジットカードが到着する前にアプリから利用できる場合もあります。

また、りそなのクレジットカードはインターネットショッピングや公共料金(一部の自治体やサービス会社を除く)の支払いなどでもポイントがたまり、提携先のポイントやマイルに交換可能です。

さらにアプリと連携することで、口座残高とクレジットカードの利用明細の確認を行えるため、お金の管理がより効率的に行えます。

これからクレジットカードを作る方は、ぜひご検討ください。

りそなクレジットカードのお申込み

  • りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉一般カードは、JCB 1,100円(税込)、VISA 1,375円(税込)の年会費がかかります。初年度無料です。
    また、ゴールドカードは、JCB 5,500円(税込)、VISA 11,000円(税込)の年会費がかかります。

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【りそなクレジットカード】

本記事は2025年7月1日時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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