クレジットカードは学生でも持てる?作り方やメリットを解説

2023/02/16最終更新

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クレジットカードは、手持ちの現金がなくても買い物ができる便利なものです。

学生のなかには、クレジットカードを持ちたいけれど、「学生でも作れるか」「クレジットカードを持つメリットや注意点は何か」と疑問に思っている方もいるでしょう。

ここでは、学生のクレジットカードの審査基準や作り方、クレジットカードを持つメリットや注意点についてわかりやすく解説します。併せて、学生におすすめのクレジットカードのポイントや見分け方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

私が書きました
主なキャリア

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強をはじめる。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

  • りそなグループが監修しています

クレジットカードは学生でも作れる!

結論からいえば、クレジットカードは学生でも作ることができます。学生がクレジットカードを作る際の主な申込条件は、「高校生を除く18歳以上」であることです。

学生がクレジットカードを作る際にチェックされるポイントや、クレジットカードが届くまでの流れについて見ていきましょう。

学生のクレジットカード審査でチェックされる3つのポイント

学生が申込むクレジットカード審査において、チェックされるおもな3つのポイントは以下のとおりです。

属性情報

属性情報とは、申込者の氏名・住所・年収・同居家族の有無などの基本情報を指し、クレジットカードの審査において、総合的判断をするためのものです。

属性情報に誤字脱字があったり、入力漏れがあったりすると、正しい審査ができなくなるため、詳しく丁寧に入力するよう心がけましょう。

信用情報

信用情報とは、申込者の金融機関の利用履歴を指し、過去に利用した金融商品の種類・支払状況・完済額などが記載されているものです。

信用情報に支払いの遅延があると、懸念事項として扱われるため、審査に影響をおよぼします。例えば、携帯電話を分割払いで購入し、支払いが遅れると信用情報に記載されるため、注意が必要です。

多重申込

多重申込とは、短期間のうちに複数のクレジットカード会社に申込みをすることです。

多重申込をすると、「他のカード会社で審査に通過しなかったのではないか」「お金に困っているのではないか」などの懸念を持たれる可能性があります。そのため、短期間に複数のクレジットカードの申込みは極力避けましょう。

学生の場合クレジットカードの限度額は低め

クレジットカードには、一定期間内に利用できる金額に上限が設けられています。

初めてクレジットカードを作る学生の場合、利用限度額は10万円になることが多く、最大30万円としているカード会社が多いです。

なお、クレジットカードの利用額が遅延することなく継続的に引落とされていれば、カード会社によっては利用限度額を引上げることもできます。

滞りなく利用額を支払うことで、安定した支払い能力があることが証明でき、カード会社からの信用性が高まっていくのです。

クレジットカードが
届くまでの流れ

クレジットカードの申込みは、カード会社のホームページから行えます。カードが届くまでの具体的な流れとしては、以下のとおりです。

  1. 1.ホームページの申込みフォームに必要事項を入力し、カード発行を申込む
  2. 2.入力内容をもとに審査(※)が行われる
  3. 3.審査に通れば、後日手元にカードが届く

(※)入会には、各カード会社所定の審査・承認が必要です。

なお、りそなカードはりそなグループ銀行の店頭またはりそなグループアプリ経由で、クレジットカードのお申込みができます。

学生がクレジットカードを持つ5つのメリット

学生がクレジットカードを持つことで、どのようなメリットがあるのでしょうか?

ポイントがたまる

ポイントがたまる

クレジットカードを利用して買い物や公共料金などの支払いをすると、利用額に応じたポイントがたまります。

例えば、通学定期、電気・ガス・水道などの公共料金、携帯電話利用料金、家賃の支払いなどが挙げられます。

ポイントの還元率は0.5%~3%などカード会社によって異なり、還元率0.5%のカードであれば、年間30万円の利用で1,500円分相当のポイントが付与されます。

たまったポイントは、ショッピング時の支払いへの充当、ポイントに応じた商品、キャッシュバックなどさまざまなサービスに交換可能です。

お金の使い方を学べる

旅行、ネットショッピング、コンビニ、お金の使い方を学べる

クレジットカードで買い物をすると、郵送される利用明細やインターネット上で利用状況を確認できます。

明細を見て振り返ることで、インターネットショッピングや海外旅行、コンビニなど自分がどのような場でお金を使う傾向があるのか、お金の使い方を学べるでしょう。

また、学生がクレジットカードを持つ方法として、親がクレジットカードを持ち、その家族も同等のサービスが受けられる家族カードの発行を受ける方法もあります。

しかし、家族カードでは、利用状況が親と共通の利用明細に記載されてしまいます。その点、学生本人がクレジットカードを持てば、利用履歴を親から見られることもなく、ご自身で管理できます。

クレジットヒストリーを
積上げられる

クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンなどの金融商品の利用履歴に関する信用情報のことです。

金融商品を利用し、遅延や延滞を起こさず支払いを続けると、申込者の信用度のアップにつながります。

学生のうちから信用度を積上げることで、将来何らかの金融商品の審査を受ける際、審査上有利になる可能性が考えられるのです。

旅行傷害保険で万が一に
備えられる

クレジットカードに旅行傷害保険が付帯されている場合、旅行する際の万が一に備えることが可能です。

また、海外旅行でクレジットカードを所有すれば、飲食やショッピングの支払いに利用できるため、多額の現地通貨を持ち歩く必要がなくなります。

急な出費に対応できる

「財布を忘れた」「お金が足りない」などのトラブルが発生したときも、クレジットカードがあれば支払いに対応できます。

ただし、クレジットカードによる支払可能額は、利用限度額の範囲内のため注意が必要です。

クレジットカードを使う際の注意点

クレジットカードを使う際の注意点

クレジットカードは使い方によっては非常に便利ですが、その反面使いすぎてしまう心配もあるでしょう。クレジットカードを使う際には、以下の注意点を意識してみてください。

支払いの遅れや未納は厳禁

クレジットカードの利用額は、所定の期日に支払いをしなければなりません。遅延すると延滞料金が発生するだけでなく、利用限度額が減額されたり、クレジットカードが利用できなくなるなどの不利益が生じることがあります。

また、大幅に支払いが遅れると、信用情報に履歴が残るため、クレジットヒストリーに傷がつき、ほかのクレジットカードや住宅ローンなどの審査に通りにくくなる可能性が出てきます。クレジットカードは計画的に利用しましょう。

そのため、カード利用額の引落し日には、口座にお金がある状態にしておきましょう。もし引落しができていなかったことに気付いたら、すぐにカード会社に連絡をして指示を仰いでください。

支払い忘れをなくすために、支払日が近づいたらプッシュ通知でお知らせしてくれるアプリもあります。

利用明細をしっかりチェックする

クレジットカードの利用明細は、必ずチェックする習慣を身に付けましょう。使いすぎかどうかだけでなく、身に覚えのない不正利用がないかも確認ができます。

紙の利用明細書の場合、毎月明細書が届くまで利用状況を確認できませんが、インターネットやアプリなら、いつでもチェックできるので、ぜひ活用してください。

クレジットカードを選ぶ際は、ポイントの還元率に目が行きがちです。しかし、支払いの遅延を予防してくれるアプリを利用できるなど、管理のしやすさでクレジットカードを選ぶことも重要です。

利便性の高いインターネットやアプリでお金の管理をすると、計画的なお金の利用にもつながります。

学生におすすめのクレジットカードとは?

クレジットカードのメリットや注意点を踏まえると、学生におすすめするクレジットカードは、以下の要件を満たすものです。

Webやスマートフォンアプリで管理が簡単にできるもの

Webやスマートフォンアプリで管理が簡単にできるもの

自分の支出管理のほか、不正利用を感知するという意味でも利用履歴が毎日確認できるものがおすすめです。

加えて、支払日をプッシュ通知でお知らせしてくれるなど、管理が簡単にできるクレジットカードを選びましょう。

クレジットカードのポイントには有効期限があり、つい利用を忘れて失効してしまうことがあるかもしれません。

Webやスマートフォンアプリで管理をすれば、ポイントの有効期限や残高をいつでもチェックできます。

クレジットカードのポイントは、有効期限が長く、他の企業のサービス利用に交換できるなど、使い勝手が良いものを選ぶことが大切です。

ポイント還元率が高いもの

ポイント還元率が高いもの

カード会社によって、クレジットカードのポイントがたまる条件や還元率は異なります。

りそなグループ銀行のクレジットカードの場合、銀行取引やショッピングなど、ポイントがたまる場面はさまざまです。通常の利用時以外にも、新規入会や年間の利用額に応じたポイントがもらえることもあります。

学生の方は、管理がしやすく海外旅行保険も付帯でき、生活のあらゆるシーンでポイントがたまるカードがおすすめです。

りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉JCB

カード付帯の海外旅行保険があるもの

カード付帯の海外旅行保険があるもの

学生がクレジットカードを作る理由としては、「海外旅行の際に必要」という項目が上位に入っています。

そして、クレジットカードのなかには、旅行代金をカード決済することで海外旅行保険が付帯できるものがあります。

海外で病気やケガをした場合、何も保険に入っていないと、医療費が高額になることが考えられるでしょう。そのため、海外旅行に行くことも想定して、海外旅行保険が利用できるクレジットカードがおすすめです。

年会費無料のもの

学生向けクレジットカードの多くは、年会費無料です。ただし、なかには年会費が有料の場合もあり、有料であっても一定条件を達成することにより無料になるものもあります。

年会費無料のクレジットカードを選択すると、経済的負担が軽減されるため、クレジットカードの申込みの際は、年会費の有無のチェックを心がけましょう。

なお、りそなのクレジットカード「クラブポイントプラスJCB」は、25歳までは年会費無料でご利用いただけます。

まとめ

さまざまなサービスに交換できるポイント付与や、インターネットショッピングや海外旅行での利便性など、クレジットカードは学生にとってもあらゆる面でメリットがあります。

しかしその一方で、こまめに明細をチェックしなければ利用額が思いのほか高額になってしまったり、利用額の引落し日を忘れてしまい、気が付かないうちに支払いを遅延してしまったりするかもしれないのが心配なところです。

その点、りそなクレジットカードなら、りそなグループアプリと連動することによって利用明細が簡単に確認でき、さらに引落し日の数日前に通知が届くので、支払い忘れも予防できるでしょう。

さらに、りそなクレジットカードは、管理がしやすいだけではなく、海外旅行保険が付帯できるうえ利用できるシーンが多いので、ポイントがたまりやすいこともメリットです。

また、りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉では還元率が0.5%(一般カード)で、かつ年間ご利用額に応じたボーナスポイント(30万円なら2,000ポイント)をもらうことができます。

学生でクレジットカードの作成を検討している方は、りそなクレジットカードを検討してみてはいかがでしょうか?

りそなクレジットカードの
お申込み

本記事は2023年2月16日時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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