アメリカのお金事情に関して徹底解説!通貨や両替の仕方、おすすめの支払方法も紹介

公開日:2024/09/20

アメリカのお金事情に関して徹底解説!通貨や両替の仕方、おすすめの支払方法も紹介

アメリカ旅行を計画中の方必見!本記事では、アメリカの通貨「ドル」について、現在の為替レート、キャッシュレス事情、チップ事情、両替方法や現金の確保まで、様々な情報をお届けします。アメリカで快適に過ごすためのおすすめの支払方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

私が書きました
主なキャリア

独立系ファイナンシャルプランナーとして個人の家計相談や資産形成・運用サポート、執筆・監修活動を行なう。また、中小企業に企業型確定拠出年金の導入支援や年金・ライフプラン・資産形成などに関するセミナーを開催。経営者と個人一人ひとりに寄り添いお金の知識を伝えるよう努めている。

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アメリカの通貨「ドル」

アメリカの通貨「ドル」は、世界中で広く利用されている主要な通貨のひとつであり、「$」や「USD」と表記されます。また、他のドル通貨と区別をつけるためにUSドル・米ドルと呼ばれることもあります。

アメリカの紙幣と硬貨の種類

アメリカの通貨「ドル」は、紙幣と硬貨の両方が使われています。まず、紙幣には1ドル、2ドル、5ドル、10ドル、20ドル、50ドル、100ドルがあります。これらの紙幣には、それぞれ異なるデザインが施されており、おもにアメリカの歴史的な人物や象徴が描かれています。例えば、1ドル紙幣にはジョージ・ワシントンが採用されています。

硬貨は1セント、5セント、10セント、25セント、50セント、1ドルがあります。それぞれ人物の肖像が描かれており、例えば1セント硬貨はエイブラハム・リンカーンのデザインです。

「ドル」のレートは?
日本円だといくら?
2024年6月現在

2024年6月現在のレートでは、1ドルが約160円です。例えば、アメリカで10ドルの商品を購入する際には、日本円でおおよそ1600円が必要になります。為替レートの変動を注視し、適切なタイミングで両替を行うことが重要です。

アメリカのキャッシュレス事情

一般社団法人キャッシュレス推進協議会の「キャッシュレス・ロードマップ 2023」によるとアメリカでのキャッシュレス決済比率は53.2%(2021)となっており、キャッシュレス決済が広く普及していることがわかります。デビットカードやクレジットカード、モバイルペイメントといった多様な決済方法が普及しているため、日常的な買い物やサービスの支払いが簡単になっています。

アメリカでのおもな決済方法

アメリカでは、デビットカードが最も一般的な支払い手段となっており、多くの人が日常的に使用しています。また、Apple PayやGoogle Payなどのモバイルペイメントも若年層を中心に人気があります。さらに、PayPalなどのオンライン決済も広く使用されています。

キャッシュレスが使える場所、使えない場所

アメリカでは、大型チェーン店、スーパーマーケット、レストラン、カフェなど、ほとんどの場所でキャッシュレス決済が可能です。また、都市部のタクシーやライドシェアサービスでもキャッシュレス決済が一般的です。

しかし、市場や路上の露店など、一部では現金が必要な場合があるため、少額の現金を持ち歩くことがおすすめです。

アメリカではチップは必要?

アメリカではチップの習慣が根付いています。レストランやカフェ、タクシーなどでサービスを受けた場合、15%~20%ほどのチップを追加で支払うのが一般的です。このチップは、サービススタッフの収入源の一部となっています。

アメリカのチップはキャッシュレス対応している?

コロナ禍でキャッシュレス決済が普及したため、レストランやカフェではチップをカード決済するためのシステムが整っています。また、一部デリバリーサービスや配車サービスではアプリを通じてチップを支払えるようになっています。これにより、チップの支払いが一層スムーズになりました。

一方で、チップがすでにサービス料金として上乗せされるケースもあります。そのため、伝票は必ず確認してサービス料金の記載がある場合はチップを二重で払わないように気を付けましょう。

アメリカでの両替方法と現金を確保する方法

アメリカではキャッシュレス決済が普及しているとはいえ、現金が必要になるケースもあります。現金を手に入れるおもな方法としては、「旅行前の日本での両替」「現地の両替所での両替」があります。さらに、「現地のATMを利用してデビットカードやクレジットカードで現金を引出す方法」もあります。それぞれのメリットとデメリットを把握し、最適な方法を選びましょう。

両替はどこでできる?
それぞれのメリット/デメリット

両替はおもに銀行、空港やホテル、現地の両替所で行うことができます。銀行で両替する場合は、安全性は高いですが、両替所に比べると両替レートが比較的高くなることが多いです。空港やホテルの両替所は利便性が高いですが、こちらも銀行と同様に両替レートがあまり良くありません。現地の両替所ならば、比較的良い両替レートが提供されることがありますが、安全性に注意が必要です。

基本的に日本よりアメリカの方が手数料は高く、特に円安状態のときは日本で両替を済ませておくと良いでしょう。

デビットカード・クレジットカードを使って現地のATMで現金を引出し

両替以外にも、現地のATMで現金を引出す方法があります。デビットカードやクレジットカードを利用すれば手持ちの現金が不足したときでも安心です。なお、以下のようなメリットとデメリットがあります。

メリット

  • 治安の悪い場所で現金を持つことが不安な場合も「必要なときに必要な分だけ」現金を準備できる。
  • 利用日の実勢レートで換算されるため、銀行や両替所よりも両替レートが良い場合がある。

デメリット

  • クレジットカードの場合、現地のATMからの引出しはキャッシングになるため、利息がかかる。
  • 海外でクレジットカードのキャッシングを利用する場合は、事前に利用申し込みが必要な場合がある。
  • 海外でデビットカードを使用すると海外事務手数料(日本円を米ドルに両替するための手数料)が両替時のレートに上乗せされる。
  • デビットカード・クレジットカードは利用限度額を超えての利用はできないので注意が必要。

現地のATMには言語を選択でき、日本語に対応している機種があります。日本語に非対応の機種も中にはあるため、事前に操作方法を確認しておくとスムーズに利用できます。

海外旅行でおすすめ「りそなデビットカード(Visa)」

海外旅行に持って行くなら「りそなデビットカード(Visa)」がおすすめです。

1200か国以上の国・地域にあるVisaマークのあるお店で利用可能

海外のご利用でも、VISAマークのあるお店ならどこでも安心してご利用することができます。Visaは200か国以上の国・地域に対応しているため、アメリカ以外の国に旅行する際にも便利です。

  • 海外でのショッピングのご利用には、外貨でのご利用金額に事務処理手数料(4.4%(税込))がかかります。

2海外ATMで現地通貨を引出し可能

りそなデビットカード(Visa)があれば、「VISA」あるいは「PLUS」マークのついたATMで現金が引出せるので、旅行中にわざわざ大金を持ち歩く必要はありません。現金が必要になったら近くのATMですぐに現地通貨が引出せます。

  • 海外ATMのご利用には、外貨でのご利用金額に事務処理手数料(4.4%(税込))がかかります。別途、利用手数料(220円(税込)/1回)およびATM設置者所定の自動機手数料がかかります。

3不正利用補償・海外ショッピング保険付きで安心

もちろん旅先でのトラブルをサポートする補償もついており、安心してショッピングを楽しめます。

不正利用補償

盗難・偽造カード等が第三者によって不正に利用された場合、発生した損害について、年間150万円を限度に補償されます。

  • お客さまの故意または過失による損害等、補償できない場合がございます。

ショッピング保険

りそなデビットカードを利用して海外でご購入された品物の破損・盗難などの損害について、年間50万円を限度に、購入日より90日間補償されます。(自己負担額5,000円/1事故あたり)

  • りそなデビットカード<プレミアム>(月会費700円)は、年間100万円が上限

りそなの口座を持っていない方は、口座開設アプリから口座開設と併せてデビットカードを申込むことができます。すでに、りそなの口座を持っている方は、りそなグループアプリから、お手持ちのキャッシュカードをデビットカードへお切替えすることが可能です。

4りそなデビットカード(Visa)の利用明細はりそなグループアプリでいつでも確認

デビットカードの利用明細を確認するには、りそなグループアプリが便利です。お支払い後すぐに利用通知が届くので、海外でのお買い物も安心です。また、アプリの操作も直感的で使いやすいため、スマートフォンに不慣れな人でも簡単に利用できます。

さらに、りそなグループアプリには残高アラート機能もあり、使いすぎや不正利用が心配な方も安心です。

まとめ

アメリカでの旅行をより楽しむには、決済の方法、チップ事情、両替方法などをあらかじめ知っておく必要があります。
アメリカではキャッシュレスが浸透しているため、キャッシュレス決済の手段を用意することがおすすめです。ただしキャッシュレス決済ができない場合に備えて少額の現金を持ち歩くと安心です。デビットカードを用意しておくと現地のお店でも支払いができ、また現地のATMで現地通貨を引出せるため便利です。
「りそなデビットカード(Visa)」なら、多くの国・地域のお店やATMで利用可能であり、海外ショッピング保険・不正利用補償もついています。りそなグループアプリからすぐに申し込みもできるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

本記事は2024年9月20日時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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