近年注目を集める米国株へ投資するには?米国株の買い方について解説

2022/03/31最終更新

米国株

近年注目を集めている米国株。ここでは米国株への投資方法(買い方)について解説します。まだ実際に投資はしていないけれど興味がある、という方はぜひご参考にしてください。

私が書きました
主なキャリア

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強をはじめる。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

米国経済のダイナミズムを体現する米国株

最近よく聞く”GAFAM”という略語。Google、Amazon、Facebook(現:Meta)、Apple、Microsoftという、日本でも有名な米国の有力IT企業の頭文字をとったものです。
“GAFAM”をはじめ、2022年1月時点で、世界時価総額ランキングのトップ50には、米国企業が30社以上ランクインしており、先進国の中では高い経済成長率を続ける米国は優良企業の数でも群を抜いていることがわかります。このように豊富な優良銘柄へ投資できる点が、米国株の一つの魅力といえます。

米国株に投資する方法

米国株に投資

米国株に投資する方法としては、1. 個別株に投資する、2. 米国株を投資対象とする投資信託を購入する、3. 米国株のETFに投資するという3つの方法があります。それぞれの主な特徴は次の通りです。

1個別株に投資する

個別株への投資の特徴は以下の5つです。

1.比較的少額から投資できる

日本株の場合、売買単位が100株単位となっており、株価の高い銘柄(値がさ株)では、最低でも100万円を超える購入資金が必要なケースもあります。一方、米国株は売買単位が1株単位となっており、有名な優良企業でも数万円~数十万円など比較的少額から投資できることが特徴です。

2.配当の回数が多い

日本株の配当は年に1~2回程度が一般的ですが、米国株では一般的に配当を3ヵ月ごとに行う企業が多い傾向にあります。定期的な収入としての魅力は日本株よりも高いと考えられます。

3.証券会社へ口座開設が必要

個別の米国株を売買するには、証券会社への口座開設が必要となります。

4.情報収集の面ではハンデも

投資先の銘柄選びや売買のタイミングを決めるにあたっては、情報収集が不可欠です。近年では米国株式に関する情報も豊富になってきていますが、それでも時差や言葉の壁などもあり、国内株式へ投資する場合に比べるとやはりハンデがあると言わざるをえません。

5.十分な分散投資を行うにはまとまった資金が必要

米国株に限ったことではありませんが、個別株は株価指数に比べると値動きは大きくなります。リスクを抑えるには多くの銘柄に分散投資を行うことが有効です。米国株は日本株に比べると比較的少額から投資できるものの、十分な分散投資を行うにはやはりまとまった資金が必要といえます。

以上のように個別の米国株への投資は魅力も大きい反面、初心者にとってややハードルが高い面もありそうです。

2米国株を投資対象とする投資信託を購入する

米国株を対象とした投資信託を購入する方法の特徴は以下の4つです。

1.少額から分散投資ができる

投資信託は多くの投資家から集めた資金をまとめて、運用会社が株式などに分散投資を行う商品です。このため、投資家にとっては少額の資金でも分散投資が可能です。

2.銘柄選びなどは専門家にお任せ

運用会社には多くの専門家が在籍し、経済や市場、企業の調査・分析をもとに投資する銘柄の選定など行っています。つまり、投資信託を利用すれば、運用の専門家に運用をお任せすることができます。

3.証券会社だけでなく銀行などでも購入できる

個別の株式に投資するには証券会社に口座を開設する必要があります。一方、投資信託は銀行など多くの金融機関で購入することができます。預金口座があり普段利用している銀行であれば、比較的簡単な手続きで投資信託をはじめることが可能です。

4.保有している間もコストがかかる

個別株へ投資する場合、基本的に売買時には手数料がかかるものの保有期間中にコストはかかりません。一方、投資信託の場合、保有期間中にも信託報酬というコストがかかります。もっとも、最近では信託報酬を低めに抑えた投資信託も増加しています。

総じてみると、経済や金融に関する知識も豊富で自分で銘柄を選んでみたいという方とっては、投資信託は面白みがないと感じられるかもしれません。一方、投資経験に乏しい初心者の方にとっては、投資信託を通じた米国株への投資であれば、比較的ハードルは低そうです。

3米国株のETFに投資する

ETFとは、投資信託の一種で、証券取引所に上場し、株価指数との連動を目指して運用される商品で、上場投資信託とも呼ばれます。
EFTと一般的な投資信託との大きな違いは、市場に上場している点です。一般的な投資信託では1日に1度だけ発表される価格(基準価額)で取引されますが、ETFは1日の中でも取引時間中に価格が刻々と変動します。投資信託でありながら、個別株式と同様の取引方法となり、証券会社への口座開設が必要です。

米国株を投資対象とする投資信託の選び方

銀行員の男性

米国株を投資対象とする投資信託は数多く販売されているだけに、いざ投資したいと思っても迷ってしまうのではないでしょうか。ここでは投資信託の選び方についてみてみましょう。

1インデックスファンドかアクティブファンドかを決める

投資信託には投資手法によって、インデックスファンドとアクティブファンドがあります。
インデックスファンドとは、投資成果を評価する基準(ベンチマーク)として、市場全体の動きを表す特定のインデックス(米国株であれば、NYダウ、S&P500指数など)を設定した上で、ベンチマークに連動した投資成果を目指す投資信託です。一方、アクティブファンドは、ベンチマークを上回る投資成果を目指す投資信託です。

それぞれ一長一短がありますが、次からは初心者向きであるインデックスファンドについてみてみましょう。

初心者におすすめ!?インデックス投資とは

2インデックスファンドであれば、どのインデックスかを決める

米国株を投資対象とするインデックスファンドには、様々なインデックスをベンチマークとしたファンドがあります。米国株の代表的なインデックスには次のようなものがあります。

代表的な米国株のインデックス

NYダウ(ダウ工業株30種平均) 全米証券業協会によって開設された電子株式市場で新興企業が多く上場するNASDAQ(ナスダック)市場やニューヨーク証券取引所に上場している代表的な30銘柄で構成
S&P500指数 NASDAQ市場やニューヨーク証券取引所に上場している代表的な500銘柄で構成
NASDAQ総合指数 NASDAQ市場に上場している全銘柄で構成

NASDAQ総合指数は、ほかのインデックスと比べるとIT関連株のウェートが高く、そうした銘柄の値動きの影響を受けやすいという特徴があります。NYダウは日本でも最もなじみがあり歴史も長いインデックスですが、構成している銘柄は30と少なめです。S&P500指数は業種の偏りがもっとも少なく、米国の様々な業種にまんべんなく投資するには適しています。大口の資金を運用する機関投資家などは運用成果を評価する基準(ベンチマーク)として採用しています。

3様々な会社の同じタイプのファンドを比較して選ぶ

例えば、S&P500指数に連動するインデックスファンドを購入しようという場合には、様々な会社から販売されていますので、手数料等を比較しながら、ファンドを選択します。

初心者におすすめ!?インデックス投資とは

まとめ

米国経済のダイナミズムを体現する米国株は、日本の投資家の間でも近年注目度が高まっています。
米国株に投資する方法としては、①個別株に投資する、②米国株を投資対象とする投資信託を購入する、③米国株のETFを購入する、という3つの方法があります。

それぞれ一長一短がありますが、投資経験に乏しい初心者の方にとっては、投資信託を通じた米国株への投資であれば、比較的ハードルは低そうです。
投資信託には運用手法によって、インデックスファンドとアクティブファンドがありますが、インデックスファンドの方が初心者向けといえます。

りそなでは、コストを低く抑えた「Smart-iインデックスファンドシリーズ」を取り扱っています。米国株を投資対象とするファンドもありますので、米国株への投資をお考えの方はぜひご検討ください。

本記事は2022年3月31日時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

目次に戻る

  • Line
  • このページのURLをコピーする