ノーロードとは?メリット・デメリットとファンドの選び方を解説

2022/03/31最終更新

ノーロード

「投資信託をしたいけど、ファンドの種類が多くてどれを選べば良いかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
ファンド選びに困ったら、購入時手数料がかからないノーロード・ファンドから選ぶというのも一つではないでしょうか。
この記事では、ノーロードの概要と、メリット・デメリット、ノーロード・ファンドの選び方を解説します。
投資初心者でもわかりやすいように、専門用語を一つずつ説明していますので、ぜひ投資の参考にしてください。

私が書きました
主なキャリア

東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強をはじめる。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

ノーロードとは「購入時手数料がかからない投資信託」

通常の投資信託 ノーロード投資信託

ノーロードとは、購入時手数料がかからない投資信託(ファンド)です。投資信託の購入時手数料をロード(load)と呼びます。

投資信託とは、投資家から集めた資金をもとに、プロが債券や株式などに投資し、運用で得た利益を投資家に還元する金融商品です。運用のすべてをプロに任せているため、投資家自ら運用する必要はありません。

投資信託は証券会社や銀行などの販売会社から販売されており、インターネットからでも購入できます。販売会社が投資家から集めた資金は、信託銀行(管理会社)に預けられ、信託銀行は運用会社からの指示にしたがって株や債券などを売買します。運用によって得られた成果が、分配金や償還金として、販売会社を通じて投資家に還元されるのです。

投資信託は、ファンドを選んだあとの管理運用を専門家に任せることができるので、自分で運用する手間がかかりません。

投資信託のなかでも、ノーロードは購入時手数料がかからないため、初期費用を抑えられる分、投資初心者にもおすすめです。

ただし、ノーロードでも購入時手数料以外の手数料はかかるため注意しましょう。

投資信託の購入・保有・解約の際に負担する主なコストは「購入時手数料」「信託報酬(運用管理費)」「信託財産留保額」の3種類です。

  • 購入時手数料:購入時に販売会社へ支払う手数料
  • 信託報酬(運用管理費):管理運用中に運用会社へ支払う手数料
  • 信託財産留保額:解約時差し引かれる金額

投資信託の手数料はファンドによって異なります。運用成果が同じでも、手数料が違えば利益に大きな差が出るため、手数料はファンド選びの重要な指標の一つとなっています。

商品購入の際は目論見書(※)などでファンドのコスト面を確認し、トータルコストを考えて最適なファンドを選ぶようにしましょう。

  • 目論見書とは投資信託説明書とも呼ばれ、投資信託の募集・販売の際に使用する投資信託の募集要項や費用、運用の内訳などを記した書類のこと。

ノーロードのメリットとデメリット

ここからは、ノーロードのメリットとデメリットを見ていきます。

ノーロードのメリット

ノーロードの一番のメリットは購入時手数料がかからない分、コストを抑えられる点にあります。
コストを抑えられると、浮いた資金を運用に回せるようになるため、運用効率もアップします。特にファンドの売買回数が多い投資家、積立投資をしている投資家は、ノーロード・ファンドを検討してみましょう。

ノーロードのデメリット

ノーロード自体にデメリットはありませんが、注意点としてノーロードだからといって、必ずしもトータルコストが低いとは言い切れません。
購入時手数料がかからないノーロードでも、信託財産留保額や信託報酬などのコストはかかります。これらの金額によっては、ノーロードであってもトータルコストが高くなる可能性もあるのです。
ファンドを選ぶ際は購入時手数料以外のコストにも注目し、取引全体を見てメリットがあるか、総合的に判断しましょう。

ノーロード・ファンドを選ぶ4つのポイント

銀行員の男性

同じノーロードでも、運用方針や投資対象はファンドによって異なります。ファンドを選ぶ際の4つのポイントを見ていきましょう。

1運用手法

投資信託は、運用手法の違いによってインデックスファンド、アクティブファンドに分かれています。
投資成果を評価する基準(ベンチマーク)として、特定のインデックス(日本株ならば、日経平均株価など)を設定し、これと連動する投資成果を目指すのか、これを上回る投資成果を目指すのかという違いがあります。

  • インデックスファンド:ベンチマークに連動する成果を目指すファンド
  • アクティブファンド:ベンチマークを上回る成果を目指すファンド

ノーロード・ファンドにも、インデックスファンド、アクティブファンドがありますが、なかでも投資初心者におすすめなのがインデックスファンドです。

インデックスファンドは投資指数に連動して成果が出るように運用されているため、値動きがわかりやすいという特徴があります。また、一般的にアクティブファンドよりも信託報酬が安く設定されており、運用コストを抑えられます。

2投資対象

投資信託の運用対象となるものは債券や株、不動産などがあります。投資地域も国内・海外と異なります。海外に投資すると言っても、全世界を投資対象とするものもあれば、先進国のみ、新興国のみなど地域を限定しているものなどさまざまです。

投資対象によってリスクやリターンが異なります。例えば運用対象が株式の場合、投資先の会社に利益が出た場合は投資信託の基準価額が上昇し利益が出るかもしれませんが、反対に会社の業績が悪化すれば損失が出てしまうかもしれません。

投資対象を知っておけば、どのようなリスクやリターンがあるかを把握できます。

3購入時手数料以外の費用

ノーロードでも、信託報酬などのコストはかかります。

信託報酬などのコストが高いと、利益がそれによって目減りしてしまうことになります。

特に、ファンドの長期保有を予定している場合は、運用中に発生する信託報酬がどれくらいなのか調べておきましょう。信託報酬の差がわずかでも、長期的に見るとコストに大きな差が出ます。

4運用実績

投資信託は、運用実績次第で損失が発生する可能性もあります。過去の運用実績は、今後の運用成果を保証するものではありませんが、ファンドを選ぶうえでの参考として確認しておきましょう。
その場合、直近だけではなく、なるべく長期間の運用実績を確認するようにしましょう。

また、投資対象や運用手法が同じファンド同士で(例えば日本株を投資対象とするインデックスファンド同士)比較して、運用実績を判断する方法もあります。

ノーロード・ファンドを購入する際は、上記のようなポイントに注意しながら検討してみましょう。

まとめ

ノーロードは購入時手数料がかからない投資信託です。ノーロードには初期費用が抑えられるメリットがあります。
信託報酬が高いファンドを選ぶと、トータルコストが高くなる可能性もあるため、ファンド選択の際には注意しましょう。

りそなの「Smart-iシリーズ」は、投資初心者におすすめのノーロード・ファンドで、信託報酬も抑えられており、トータルコストを抑えた運用が可能です。これから投資信託をはじめたいとお考えの方は、りそなの投資信託をぜひご検討ください。

本記事は2022年3月31日時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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