人生100年時代とは?老後を不安なく過ごすために資産運用をはじめよう

人生100年時代とは?老後を不安なく過ごすために資産運用をはじめよう

日本人の平均寿命がのび、「人生100年時代」という言葉をよく聞くようになりました。日本は健康寿命が世界一で、今後さらに超高齢社会に突入していくと考えられます。

長い人生をより充実したものにするためには、お金の不安を感じずに暮らしていける基盤を築くことがポイントです。

今回は退職後にどれだけのお金を、どのように準備していけばいいか、政府の『人生100年時代構想会議』の概要とともにご紹介します。また、老後に備えてお金を増やしたい人におすすめの資産運用や投資についても解説します。

人生100年時代とは?
覚えておきたい基礎知識

「人生100年時代」とは、英国ロンドンビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏が長寿時代の生き方について述べた著書『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)−人生100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社、2016年)のなかで提唱した概念です。

内閣府の高齢社会白書(2018年)で、2065年には日本の平均寿命は男性84.95歳、女性91.35歳となり、女性は90歳を超えると推測されています。また、約2.6人に一人が65歳以上、約3.9人に一人が75歳以上になり、高齢人口の増加も示唆しています。

「教育を受け、社会で働き、定年を迎えて余生を送る」といった、これまでのライフプランは通用しなくなってきているのです。

人生100年時代
構想会議とは?

『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)−人生100年時代の人生戦略』のなかで提唱された「人生100年時代」への対策は、日本政府の「人生100年時代構想会議」でも行われています。

「人生100年時代構想会議」とは、人生100年時代に備えて経済社会システムを作りあげるための政策を検討する会議です。安倍首相を議長とし、各政府関係者および有識者で構成されています。

こうした会議を通して、政府も対策を検討していますが、人生100年時代を生きる一人ひとりが、将来のことを考え、自助努力をすることも重要になるでしょう。

退職後にはいくら必要?老後に備えて投資も選択肢に

退職後にはいくら必要?老後に備えて投資も選択肢に

ここでは、退職後にいくらの資金が必要になるか考えていきましょう。

老後の支出は平均いくら?

総務省の「家計調査報告(2018年)」によると、2人以上の世帯における1ヵ月あたりの消費支出平均額は、世帯主が65歳以上の世帯で25万555円、70歳以上の世帯で23万7,034円となっています。つまり、65歳で退職し100歳まで生きると仮定した場合には65歳からの5年間で約1,503万円、70歳からの30年間で約8,533万円、合計して約1億36万円の支出になることが予測できます。

ただし、これは食費や光熱費など生活に必要な消費の支出です。娯楽的な支出が加わると支出合計額はさらに大きくなります。

老後に期待できる収入は

老後の収入状況を見ると、夫が65歳以上、妻が60歳以上の高齢者夫婦無職世帯では、年金などの社会保障給付は月平均で約20万円です。毎月約20万円の収入が続くと仮定すると、退職後の65歳から100歳までの35年間で収入の合計は約8,400万円になります。

先ほどの合計支出額約1億36万円と比較すると、その差額は約1,636万円となります。もちろん2019年現在における高齢者世帯の収支の平均であり、個々の暮らしぶりによっても増減するでしょう。ただ、将来的に年金制度が改正される可能性もあります。不足額がより大きくなり得ることも頭に入れておきましょう。

退職後に必要な貯蓄額は

前述のとおり、65歳で退職して100歳まで生きると仮定した場合、年金収入だけでは約1,636万円を自助努力で準備する必要があります。長い人生のなかでは想定よりも支出が増える可能性があります。病気により医療費が増えることもあるでしょう。個々の事情によって異なりますが、老後の医療・介護費用なども加え、一般的に3,000万円程度用意しておけば比較的安心といえるでしょう。
しかし、多くの老後資金を準備することは簡単なことではありません。そのため、退職後も働いて収入を得られるよう努力することや、投資でお金を増やすことも検討しておくとよいでしょう。

人生100年時代に備えて
今からできること

人生100年時代に備えて今からできること

人生100年時代に備えるために、投資でお金を増やすという選択肢は、今後ますます注目されるでしょう。しかし、投資にはリスクが伴います。大切な老後資金であることを考えると、資産が減るようなリスクは避けたいものです。

そこで、おすすめしたいのは「積立投資信託」と「つみたてNISA」です。どちらも投資信託を毎月一定金額ずつ、積立てながら運用するもので、リスクが低い投資商品です。

毎月少ない金額でも長い期間をかけて積立運用していけば、複利運用効果で大きな資産の形成も可能です。

まとめ

「人生100年時代」はすぐそこまで来ています。政府も長寿社会に向けて対策を検討していますが、一人ひとりの自助努力も必要です。できるだけ長く働けるよう努力するとともに、今からできる取り組みとして投資で資産を増やすことも考えましょう。
方法としては、じっくり長い時間をかけて毎月コツコツと積立運用していける「積立投資信託」や「つみたてNISA」がおすすめです。分散投資でリスクを抑え、長期運用で複利効果を高めることが期待できます。複利効果は運用期間が長くなればなるほど高まります。老後資金について気になったら、まずはチェックしてみましょう。

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本記事は2019年9月時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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