お金がない(足りない)時はどうする?4つの対処法を解説!

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「お金が足りない」というような事態は誰でも起こりえるものです。そのようなときはどうすればいいでしょうか。足りなければ増やせばいいと考える人もいれば、借りればいいと考える人もいるかもしれません。

しかし、大切なのは今だけではありません。将来もお金のことで不安にならないようにすることです。対処法としては、「現状を確認する」「支出を減らす」「お金を作る」「お金を借りる」という4つのステップで進めるのが望ましいでしょう。本記事では、具体的にどうすれば良いのかを解説していきます。

私が書きました
主なキャリア

ねこのて合同会社 代表。大手メーカーで経理、中小企業の役員として勤務したのち、ファイナンシャルプランナーとして独立。金融機関での経歴がないからこそ、お客様にとってのメリットを最大化するプランを提案することができることを強みとする。保険だけ、投資だけに片寄ることなく、今の生活も将来の生活も可能性に満ちたものにするようアドバイスすることを心がける。

  • りそなグループが監修しています

お金がないときの対処法1:現状を確認する

始めにやっておきたいことは、現状の確認です。大きな買い物や衝動買いをしたあと、給料日前などは生活費が足りなくなりがちです。まずは、「どうしてお金が足りないのか」を確認することから始めましょう。

何にどれくらいお金を使ったのか、きちんと把握できているでしょうか。お金の使い道を把握するには家計簿を付けるのが理想ですが、なかなか継続できるものではありません。

しかし、家計簿のほかにも、大まかに出費を把握する方法はあります。例えば、給料日やクレジットカードの支払いがあったあとなどに、定期的に銀行口座の取引履歴を銀行アプリや通帳で確認する習慣を付けることです。

そうすれば、1ヵ月でどれだけの収入があり、どれくらいお金を使っているのかがわかります。使ったお金の内容を確認しておけば、「普段、何にどれくらいお金を使っているのか」を知ることができます。

また、銀行口座や家計簿アプリと連携したキャッシュレス決済を利用することで、自動でお金の出入りを管理することができます。このような仕組みをうまく活用するとよいでしょう。

お金がないときの対処法2:支出を減らす

家計の現状を確認できたら、次は支出を減らすことを考えましょう。

固定費を見直して節約する

支出を減らすときは、固定費の見直しからはじめるのが効果的です。固定費には数万単位の金額の大きいものもあるでしょう。また、固定費は銀行口座の自動引き落としなどで支払いをしている場合も多いため、お金を使っている感覚が薄くなってしまいがちです。

しっかりと固定費を見直して、「お金を使う仕組み」を変えてしまえば、その後は何もしなくても節約し続けることができます。節約しやすく、効果も大きい固定費には、次のようなものがあります。

家賃

固定費のなかでも最も大きく、家計に占める割合も大きいのが家賃です。賃貸住宅に住んでいる人は、住んでいる地域や住みたい地域に、今よりも家賃が安くなる物件がないかを常にチェックしておきましょう。実家で家族と一緒に住むという方法もあります。

ただ、引越しする際は新居の敷金・礼金や仲介手数料、引越し代などさまざまな費用がかかることから、ある程度まとまったお金がないと実行できないので注意が必要です。

また、引越しは、仕事や家族に大きな影響を与える可能性もあります。お金のことだけを考えて引越しを決断しないようにしましょう。

住宅ローンを組んでいる場合、金利によってはローンの借換えという手段もあります。借換えにかかるコストなども含めて、毎月の返済額が減る場合は検討する価値があるでしょう。

通信費

携帯電話やインターネット回線など、通信に関する費用も節約できる固定費の一つです。毎月の料金が自動的に引き落としされていれば、何にいくら支払っているのかを忘れてしまう人も多いのではないでしょうか。料金明細や利用状況を確認して、今の料金プランでいいのかを確認することが大切です。

例えば、毎月利用しているデータ通信量が少ないわりに大容量で契約している場合などは、プラン変更で大きく通信費を節約できる可能性があります。

また、家に引かれている光回線をWi-Fiへ切り替えることで通信量を削減することも可能です。携帯電話であれば、格安SIMを活用することで通信費を節約することも可能です。

自分の利用状況に応じたプランや使い方を意識することで、毎月1,000円単位で料金を引下げることも期待できるでしょう。

光熱費

光熱費も、契約先を変えることで節約できます。2016年4月1日以降は電力小売りが自由化され、2017年4月1日にはガスの小売りも自由化されました。電気とガスの供給会社を見直すことで、これまでよりも安く利用できる場合もあります。

流動的支出を節約する

固定費を節約すると同時に、日々支払うお金である流動的支出も上手に見直しましょう。ただ、以下に例として挙げている食費・被服費・娯楽費は、無理に節約しすぎるとストレスにつながり長続きしません。節約するとしても、適度に行うようにしましょう。

食費

外食が多い人の場合、頻度を減らすことで食費を減らせます。家庭では自炊、仕事の際のランチにはお弁当を持っていくといったことで節約が可能です。また、計画的に食材を購入することも大切です。

例えば、「安くなっているから」と不要な分までまとめ買いすることは注意しましょう。そのときはお得な買い物ができたと思っても、消費期限内に消費できずに捨てざるを得ない状況になってしまっては、お金を捨てているのと同じです。

被服費

服やバッグなどの小物は頻繁に購入するものではないかもしれません。ただ、ものによっては使う金額が大きくなります。例えば、ブランド物を衝動買いしてしまいがちな人や、セールなどで買いすぎの傾向にある人は注意しましょう。

その場ではすぐに買わず、家に戻ってから「本当に今必要なものなのか」考え直してみることが大切です。冷静になって考えてみれば、すでに似たような服を持っていたり、それほど欲しい服ではなかったりするかもしれません。

また、着ない服や使わなくなった小物は、フリーマーケットやインターネットオークションなどを使ってお金に換えることもできます。

娯楽費

友人と遊びに行ったり、飲みに行ったりする頻度が多いと支出も多くなってしまいます。そのため、「1ヵ月に○回まで」「1ヵ月に○万円まで」というように娯楽費の上限を決めて、毎月の支出を少しずつ減らしていきましょう。

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お金がないときの対処法3:収入を増やす(お金を作る)

お金が足りなくなるのを解消するには、支出を減らす以外に収入を増やす方法もあります。もちろん、明日からすぐに収入を増やすことはできませんが、長い目で見て収入を増やし、少しでもゆとりある生活を送れるようにしましょう。

本業を頑張る

まずは、今働いている職場で収入を増やせそうか考えてみましょう。昇進やボーナスアップのためにできることはないでしょうか。例えば、資格取得などで資格手当が出る場合もあるでしょう。本業で収入アップが期待できないのであれば、自分の持つスキルがより評価される会社に転職するのも一つの方法です。

副業を検討する

時間に余裕があれば、副業をはじめるのも収入アップにつながります。どのような仕事でも収入は得られますが、本業に活かせるものは本業の収入にも良い影響があるかもしれません。例えば、エンジニアの場合は、新しい言語を学んで副業で実践するなどすれば本業にも通じる能力アップが狙えます。

ただ、副業をする場合にはいくつか注意点があります。原則として本業で働いている会社に許可をもらうことが必要です。

また副業の働き方や収入(所得)額によっては、確定申告をしなければならない場合があります。副業をする場合は、働きすぎて本業に支障をきたすようなことがないよう体調管理には十分注意しましょう。

給付金を利用する

国や地方自治体による給付金も、上手に活用しましょう。失業してお金が足りなくなっている場合は、ハローワークで申請できる基本手当(失業手当・失業給付金などとも呼ばれているもの)が受け取れる場合があります。最新情報については各種公式サイトで確認お願いします。

主なものは以下のとおりです。

  • 住宅確保給付金
    仕事を探していることなどの条件を満たしていれば、一定期間家賃を補助してくれる
  • 傷病手当金
    病気やケガで4日以上連続して仕事を休んでしまった場合に利用できる
  • 休業手当金
    職務上の病気やケガで休むことになった場合に利用できる

お金がないときの対処法4:お金を借りる

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ここまで、「支出を減らして収入を増やす」という自分の力でできることを紹介しました。それでもお金が足りない場合には、お金を借りることを検討しましょう。

親や兄弟に借入れの相談をしてみる

まずは、親族で頼れる人がいる場合は親や兄弟などに借入れの相談してみましょう。近い関係の相手だからと甘えるのではなく、「どうしてお金を貸して欲しいのか」「どうやって返済していくのか」についてもきちんと説明したうえで相談しましょう。

クレジットカード付帯のキャッシング機能を使う

クレジットカードにキャッシング機能が付いている場合は、提携ATMを利用してお金を借りられます。キャッシングは手軽に利用できますが、カードローンと比べると、金利が高くなるのがデメリットです。金利などの条件を比較して、利用する優先順位を付けることが望ましいでしょう。

カードローンを利用する

カードローンは、金融機関や消費者金融が発行している借入れ専用のカードです。銀行によってはすでに持っている口座のキャッシュカードにカードローン機能をつけることも可能です。

カードローンは、申込み時に決定する借入限度額までであれば、必要に応じて提携のATMなどで借入れと返済を自由に行えます。借りたお金の使い道は自由(原則、事業性資金は除く)です。

カードを作った際、必ず借入れをしなければいけないわけではありません。カードローンを契約しても、利用しなければ利息は一切かかりません。

急にお金が必要になった場合に備えて、カードローンを契約しておくこともお金がないときの対処法の一つといえるでしょう。

また、クレジットカードのリボ払いを利用している場合は、毎月の支払いが一定額になるメリットがありますが、支払いを先延ばしにすることで余計な金利負担がかかります。

リボ払いはなるべく控えるようにし、お金の必要な時に借入れし、不要の際はすぐに返済のできるカードローンを利用することをおすすめします。

まとめ

お金がない場合、大切なのは「お金が足りない状態を解決すること」です。そのためにも、お金を借りる前には、以下の4つのステップを順に確認することが大切です。

  • 現状を確認する
  • 支出を減らす
  • 収入を増やす方法がないかを考える
  • 借入れを検討する

4つのステップを確認したうえで、それでも借入れが必要な場合は、自由に何度でも借入れと返済ができるカードローンを検討してみてはいかがでしょうか。カードローンは契約しても利用しなければ利息や手数料などは一切かかりません。万が一に備える意味で持っておいてもよいでしょう。

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収入と支出のバランスを考えて計画的にご利用ください。借り過ぎにご注意ください。

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