軽自動車の維持費とは?普通車との違いや維持費を抑える方法を紹介

軽自動車と普通車の維持費を比較

軽自動車の維持費は、一般的に普通自動車に比べて安いといわれています。しかし、実際にどのような費用にいくらくらいかかるのか気になる方もいるのではないでしょうか。

軽自動車でも、車を購入する際・購入した後にはさまざまな費用がかかるため、トータルでどのぐらいかかるのか金額の目安を知っておくと安心です。

本記事では、軽自動車の維持費の内訳と目安となる金額のほか、普通自動車との違いや維持費を抑えるポイントについて紹介していきます。

私が書きました
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生命保険会社にて15年勤務したあと、ファイナンシャルプランナーとしての独立を目指して退職。その後、縁があり南フランスに移住。夢と仕事とお金の良好な関係を保つことの厳しさを自ら体験。生きるうえで大切な夢とお金について伝えることをミッションとして、マネー記事の執筆や家計相談などで活動中。

軽自動車にかかる年間維持費は大きく分けると6種類

軽自動車にかかる維持費は、大きく分けると以下の6種類になります。それぞれの項目について具体的に紹介していきます。

1軽自動車税

軽自動車税は、1年に一度、4月1日時点で軽自動車を所有している人にかかる税金です。5月のはじめごろに市区町村から納税通知書が届きます。

金額は、軽自動車等の種別、用途をはじめ、さまざまな区分に応じて1台あたりの年税額で決められており、自家用乗用軽四輪車の場合は排気量に関係なく一律1万800円です。

なお、初回の新規検査から13年を超えている軽四輪車等については、軽自動車税に概ね20%税率が上乗せされる「経年車重課税率」が適用されます。

この場合、一律1万800円だった軽自動車税の金額が、一律1万2,900円に上がることを押さえておきましょう。

軽自動車税はいくらかかる?税金を抑える方法も解説!

2自動車保険料

万一の事故に備えて自動車保険(任意保険)への加入が必要です。保険料の額は、車種や運転手の年齢および範囲(家族限定など)、補償内容、事故履歴をもとに定められる等級によって大きく変わります。

なお、任意保険の平均保険料(2019年)は約4万9,000円(※1)でした。どのくらいの保険料がかかるか気になる方は、目安として考えておくといいかもしれません。

3車検費用

自動車の所有者は、新車購入後3年目と、それ以降は2年に一度、車検を受ける義務があります。

車検費用には、法定費用としての自動車重量税および自賠責保険料(強制保険)だけでなく、点検・整備費用として点検基本料金や継続検査料、必要に応じて修理費・部品交換費などさまざまなものがあります。

そのため、新車登録時期や車検を依頼する業者、車両の状態によっても支払う金額は異なります。例えば、軽自動車の場合、自動車重量税は、重さに関係なく一律の金額です。

しかし、エコカー減税の対象有無や年式によって支払う金額は変わってきます。例えば、エコカーおよび非エコカーの自動車重量税(自家用3年の場合)は以下の通りです。

  • エコカー(注):0円(100%免税)~5,600円
  • 非エコカー:9,900円
(注)次の2つの条件を満たす軽自動車
  • 2021年5月1日~2023年4月30日までに新車登録を行った乗用車(ガソリン車・LPG車・ハイブリッド車)
  • 平成30年排出ガス規制50%低減かつ令和2年度燃費基準を達成している

新車購入時は3年分をまとめて支払います。以降は2年ごとにまとめて支払います。これらすべてを含めた軽自動車の車検費用として、業者に車検を依頼する場合の相場は、1回あたり約5万~8万円といわれています。

4ローン代

軽自動車をローンで購入する場合には、ローンの返済額も毎月の維持費に該当します。毎月の返済額は、車両代や金利、返済期間などによって異なります。ローン金利はディーラーや銀行など借りた場所によって異なるため確認しておきましょう。

例えば、200万円を変動型4.475%、返済期間5年で借入れした場合の毎月の返済額は、約3万7,263円となります(返済終了まで金利が変動しなかった場合)。

5ガソリン代

ガソリン代は、車の燃費の良さや走行距離によって異なります。
例えば、燃費が1リットルあたり15キロメートル、1リットル150円で、年間走行距離が5,000キロメートルだった場合、年間約5万円のガソリン代が必要です。

6その他

ここまで紹介した費用以外に、メンテナンス代としてオイル交換や洗車用洗剤、ワイパーなど、諸々の消耗品にかかる費用もあります。また、状況によっても異なりますが、駐車場代が必要となる場合もあるでしょう。

軽自動車と普通車の維持費、異なるポイントは?

ここからは、軽自動車と普通車でかかる維持費にどのような違いがあるのか紹介します。普通車に比べて軽自動車のほうが維持費は抑えられ、所有しやすいといわれていますが、具体的に何が違うのかをしっかり確認してみましょう。

軽自動車に比べ、普通車は自動車税が2倍以上

一番に挙げられるのが、自動車税の金額の違いです。軽自動車(自家用乗用軽四輪車)の場合、自動車税は排気量に関係なく一律1万800円です。しかし、普通車では総排気量によって自動車税の額が段階的に上がります。

金額も軽自動車より高く、最も低い場合でも2万5,000円(1,000cc以下または電気自動車)と、軽自動車の2倍以上です(2019年10月1日以降の初回新規登録車/自家用車の場合)。

1段階上の排気量が1,000cc超1,500cc以下になると、自動車税額は3万500円になり、軽自動車税の約3倍に上がります。

普通車はメンテナンス費用もかさみやすい

普通車は、バッテリーやタイヤなどの消耗品も軽自動車の場合に比べて価格が高くなる傾向があります。
例えば、タイヤは軽自動車のほうが普通車よりもサイズが小さいため、同じランクのものでも価格は低めです。

サイズについては、エンジンオイルタンクも同様です。軽自動車は、普通車よりもエンジンオイルタンクが1L程度少ないため、その分費用も安く抑えられます。このように、いくつもの消耗品費の価格差が積み重なると、メンテナンスにかかる費用差が大きくなることがわかります。

自動車保険も加入内容によるが、普通車のほうが高くなる傾向

前述したように、自動車の任意保険料の平均額は、軽自動車の場合約4万9,600円です。

同じように、損害保険料率算出機構の資料(※1)をもとに、自家乗用車の場合で平均保険料額を算出すると、普通車・小型車を合わせた平均保険料額は約6万5,800円(※2)となります。軽自動車との差額は、約1万6,200円です。

自動車の任意保険料は、保障内容や運転者の年齢・範囲、事故履歴をもとにした等級など、さまざまな条件によって変わることは前述した通りです。しかし、同じ普通自動車であっても車種や型式、グレードによっても異なります。

例えば、スポーツカーなどスピードを出しやすい車種は、事故確率が高く、車両価格も高めの傾向があります。そのため、保険料が比較的高めに設定されがちです。一方で、コンパクトカーでは、万一事故が起きても修理費を比較的安く抑えられる傾向があるため、保険料率は高くなりにくく、軽自動車とあまり差がでない場合もあります。

軽自動車の維持費を抑えることは可能?

軽自動車は維持費が安めとはいえ、できるだけ抑えたいものです。ここでは、軽自動車の維持費をさらに抑える3つの方法を紹介します。

購入時に維持費が安めの
車種を選ぶ

購入時に維持費が安めの車種を選ぶ

1つ目の方法は、維持費が安めの車種を選んで購入することです。先述した通り、維持費といってもさまざまな費用があります。

車種によって金額を抑えやすい費用には、税金とガソリン代があります。例えば、エコカー減税が適応されるものを選択すれば、新規登録時に支払う自動車重量税が免除または減免されます。

エコカー減税は、2021年4月30日までの時限措置とされていましたが、2年間延長されて2023年4月30日までに新車登録を行う対象車種に適用されます(2021年6月時点)。

なおエコカー減税対象車の中でも、電気自動車やプラグインハイブリッド車、燃料電池自動車など車種によっては、大幅な減税が可能です。これらの車種は、購入後3年目の初回車検時にかかる自動車重量税が免除されます。

また、燃費性能が良い車は、ランニングコストとなるガソリン代の節約にもつながるでしょう。「車を新たに購入する」「買換えする」といった方は、購入時に燃費性能を確認すると長期的にお得な購入ができるかもしれません。

保険料の見直しをする

保険料の見直しをする

万が一の事故のためにも、任意の自動車保険はしっかりとした補償内容での加入がおすすめです。自動車保険の特約の中には、自分や家族、同乗者が事故でケガをして入院したときの補償など、生命保険や医療保険と保障内容が重複するものもあります。

生命保険や医療保険は、ライフスタイルの変化に応じて、見直し時に死亡保障や入院保障に新たに加入したり、増やしたりする方もいるのではないでしょうか。

生命保険や医療保険の見直しに合わせて自動車保険も見直しを行えば、「重複する特約があるかどうか」など、確認ができるでしょう。

重複している特約は、保険料の無駄になっている可能性があるため、思い切って外すのも選択肢の一つです。

こまめにメンテナンスを行う

こまめにメンテナンスを行う

車両のメンテナンスをこまめに行うことで、維持費の軽減につながります。定期的にメンテナンスをすれば、車を良い状態に保ちながら長く乗れるでしょう。

例えば、消耗品の中でも価格が高めのタイヤは、交換回数を少なくすることで維持費の軽減が可能です。タイヤを長持ちさせるには、「適正な空気圧を保つ」「定期的に前後輪のタイヤを入れ替えるタイヤローテーションを行う」といった方法があります。

こまめにメンテナンスを行い、安全かつ長期的に使えるようにしていきましょう。

りそなのマイカーローン

りそなのマイカーローンは、軽自動車購入時であれば、オプション費用や諸費用も一緒に借入れできる場合もあります。また、他社ですでに組んでいるマイカーローンの借換えも可能です。借換えすれば毎月の返済額を減らすことができ、維持費の削減につながるかもしれません。気になる方は、ぜひ一度問合せをされてみてはいかがでしょうか。

まとめ

軽自動車は、比較的維持費を安く抑えることができる点が大きなメリットです。しかし、以下のように、さまざまな諸費用がかかることも忘れてはいけません。

  • 自動車税
  • 自動車保険料
  • ローンの支払い(ローンを組んだ場合)
  • 新車購入後3年目以降、2年ごとにかかる車検費用など
  • メンテナンス費用(オイル交換など)

できるだけ諸費用を抑えたい方は、こまめにメンテナンスを行うなどのほか、エコカー減税の対象になる車種や燃費性能の良い車を選んで購入・買換えをするのもおすすめです。
また、りそなのマイカーローンは一般的なディーラーローンと比べ金利が安いため、毎月の維持費を安く抑えることができるかもしれません。ぜひご検討ください。

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本記事は2021年8月10日の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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