車検費用の相場と安く抑える方法を初心者向けに解説!

車検費用の相場と安く抑える方法を初心者向けに解説!

車を購入すると、定期的に車検を受ける必要があります。車検はまとまったお金が出ていくことが多いため、車を購入したくても、ためらう方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では、車検に関する基礎知識や費用の相場、車を購入したときに発生する車検費用が不安な方に向けた解決策について解説します。

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東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強をはじめる。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

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そもそも車検とは?
車検に関する基礎知識

そもそも車検とは?車検に関する基礎知識

車検とは具体的に何なのか、車検に関する基礎知識について解説していきます。

そもそも車検とは?

車検の正式名称は「自動車検査登録制度」です。車が公道を走るためには、国が指定する保安基準を満たしている必要があります。車検を受けていない車で公道を走ると法律で罰せられることになります。

新車で購入したときは問題がなかったとしても、走行しているうちに車両の構造や装置の劣化、摩耗が起こっていくものです。

そのため、新車購入後3年目、それ以降は2年ごとに車検を受け、搭乗している車が国の指定する保安基準を満たしているかどうかを確認することが「道路運送車両法」で定められています。

車検で検査される点検項目は56項目あり、おもに以下のような項目が挙げられます。

  • ハンドルの舵取り装置
  • ブレーキ・ペダルなどの制動装置
  • タイヤ・ホイールなどの走行装置
  • 緩衝装置
  • クラッチなどの動力伝達装置
  • 点火プラグなどの電気装置など

車検と法定点検の違い

車検と法定点検は混同しがちですが、それぞれ目的や検査の頻度などが異なっています。

  車検 法定点検
目的 国が定めた保安基準を満たしているかの点検・整備・検査を行う。 安全に運転できるか、故障などがないかを点検する。
検査サイクル 初回3年、以降2年ごと 基本的に12ヵ月ごと
行わなかったときの罰則 あり(※1) なし

※1:車検期間が切れてしまっただけでは罰則・罰金はありません。しかし、許可を得ず車検が切れた車で公道を走行した場合、道路運送車両法違反となり、違反点数が加算されます。

このように、定期的に行う必要がある車検ですが、実際に車検はどれくらいの費用がかかるものなのか、次章から詳しく見ていきましょう。

車検費用の内訳と相場は?

車検費用は、大きく法定費用、車検基本費用、部品交換費用に分かれており、車検を依頼する業者によって料金が異なる項目、一律の項目があります。

車検費用の内訳

法定費用、車検基本費用、部品交換費用の内訳をさらに確認していきましょう。

法定費用

法定費用は、車検を受けるときに必ず発生する、国の法律で定められた費用です。車の重量や車種によって具体的な金額が変わる項目もありますが、車検を依頼する業者によって金額が異なるということはなく、費用は一律となります。

項目 内容
自動車重量税 自動車の区分や重量、経過年数に応じて課税される税金。エコカーの場合は、エコカー減税があります。
自賠責保険 被害者救済を目的とし、すべての自動車に加入が義務付けられています。
印紙代 検査費用や、車検証の発行手数料を支払う際に必要となる、印紙代と証紙代の総称。
消費税 消費やサービスにかかる税金。

車検基本費用

24ヵ月目の法定点検料、代行手数料、代車手配料などがあり、依頼する業者によって費用が異なる項目です。

部品交換費用

整備をした結果、修理をしなければ車検が通らないケースもあるため、追加で修理費用が発生することがあります。

車検費用の相場

車検費用の内訳について理解したら、今度はそれぞれの費用の相場について確認していきましょう。

法定費用の相場

項目 費用相場
自動車重量税 車両重量、経過年数、エコカーかどうかで税額が異なります。乗用車の継続検査で2年分を支払う場合、車両重量0.5t超~1t以下(エコカー外、経過年数13年未満)の場合1万6,400円。
同条件で、2t超~2.5t以下の場合は4万1,000円。
自賠責保険 車種によって異なりますが、24ヵ月で2万円~3万円が相場。
印紙代 指定工場(※2)の場合、全車種1,200円。
認証工場(※3)の場合、車種によって1,400円~1,800円。
消費税 10%

※2:地方運輸局長の指定により、車検が実施できる整備工場

※3:車の整備はできるが、車検の設備がなく、運輸支局に持ち込んで検査を受ける整備工場

車検費用の相場

車検費用はどこで車検を受けるか、エコカー減税の対象か否か、車種の違いなどによっても変わってきます。

ここからは、排気量別、業者別の費用相場をそれぞれ見ていきましょう。

排気量別、業者別の費用相場

【排気量別車検費用相場】

排気量別に車検でトータルいくらかかるのか、おおよその相場は以下のとおりです。なお、車検を業者に依頼したときの車検代行手数料、約1万円も各項目に含めています。

排気量 費用相場
1,500ccクラスの小型乗用車 約8万5,000円~約9万5,000円
2,000ccクラスのミニバン 約9万5,000円~約11万円
軽自動車 約7万円

【業者別費用相場】

車検を受けられるおもな場所は、ディーラー、ガソリンスタンド、整備工場(ユーザー車検)、カー用品店などです。ここからは、これら業者別の費用相場を見ていきます。
なお、あくまでも業者別になっており、排気量別の費用相場とは若干の差異が生じています。

業者 費用相場、その他
ディーラー車検 1500ccクラスで約10万円。ミニバンクラスで約11万円。
ガソリンスタンドでの車検 1500ccクラスで約6万円。ミニバンクラスで約7万5,000円。その他ガソリン割引などのサービスがあることも。
カー用品店 1500ccクラスで約6万5,000円。ミニバンクラスで約7万5,000円。
整備工場(ユーザー車検) 自分で運輸支局・あるいは軽自動車協会に持ち込むため、車検代行手数料約1万円がかからないので、費用は比較的安くなります。

その他部品交換費用

車検をした結果、修理すべき内容が見つかれば修理を行う必要があります。修理をしなければ車検が通らない可能性があります。

ブレーキパッドの交換やドライブシャフトブーツ、ステアリングラックブーツなどは車検時に破損が発見されやすく、交換となると、部品・工賃込みでブレーキパッド交換なら約1万3,000円~3万円。

ドライブシャフトブーツ交換は、車種によって異なりますが工賃込みで1ヵ所1万2,000円~1万3,000円。ステアリングラックブーツも車種によりますが、1ヵ所1万円程度の費用がかかります。

このように、車検は車を持っている限り必ず受けなければならないうえ、意外と費用がかかります。

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車検費用を安く抑える方法

車検費用を安く抑える方法

法定費用については、見直しの余地はありませんが、車検基本費用や部品交換費用については、工夫次第では費用を抑えられます。車検費用を安く抑えたいときは、以下の方法を試してみましょう。

安い業者を選ぶ

車検費用は一般的にはカーディーラーが最も高く、次いで整備工場、カー用品店、ガソリンスタンドの順に安い傾向があります。

最も安いのは自分で検査場に車を持ち込むユーザー車検です。車検代行手数料を支払わなくて良いので、車検の費用が抑えられます。

ユーザー車検は、インターネットで車検の日程を簡単に予約することができ、当日は係員の指示にしたがって検査を行います。しかし、運輸支局や軽自動車協会は平日の日中しか利用できず、混雑時はインターネットでの予約が取りにくいことがあるため、注意が必要です。

整備項目を減らす

車検は数多くの点検や整備項目がありますが、点検・整備箇所が多いとその分、車検費用は高くなってしまいます。

どうしても車検の費用を抑えたいときは車検を依頼した担当者に相談し、整備項目を減らすことで費用を抑えられることがあります。

交換部品の価格を抑える

車検をした結果、部品の交換が必要になる場合があります。自動車メーカーの純正部品は高額な傾向があるため、代わりに再生部品や社外部品を利用することで部品交換費用を抑えることができます。

再生部品や社外部品は、洗浄・修繕も行い、動作確認も済んでいるものなので、機能的には純正部品と遜色はありません。

このように、車検を安く済ますコツをうまく利用すれば、ある程度の車検費用は抑えられるかもしれません。
しかし、ローンを組んで車を購入した人にとっては、毎月の支払額とは別に車検費用の捻出をするのも簡単なことではないでしょう。

ユーザー車検も確かに安いですが、手間も時間もかかって、メリットばかりとはいえません。他に何か良い方法はないのでしょうか。

車検費用も購入資金と同時申込みなら
「りそなマイカーローン」がおすすめ

車検は必ず受ける必要があるため、購入段階でどの程度費用がかかるのか想定していくことが重要です。
りそなのマイカーローンなら、購入資金と同時に車検費用も含めた借入れが可能です。

購入資金と同時申込みなら車検費用にも利用可能

りそなマイカーローンは購入資金と同時申込みをしておけば、車検の費用もマイカーローンが利用できるため、車検にかかる一時的な負担を減らすことができます。
また、来店の必要はなく、申込みから契約までインターネット完結でご利用できます。

ディーラーローンに比べて金利が安い

りそなマイカーローンは、一般的なディーラーローンよりも低金利で利用できる場合が多いです。
最長で10年まで借入れをすることができるので、毎月の返済額を抑えることもできます。
また、マイカーローンを利用する際の保証料は0円。繰り上げ返済の手数料も無料です。

利息を少しでも抑えたい人は、りそなマイカーローンを利用するとよいでしょう。

車検費用がどうしても足りない場合は「りそなカードローン」

すでに車は購入しており、車検費用が足りないという方にはカードローンを活用する手もあります。りそなカードローンであれば、利用限度額は10万円~800万円まで選ぶことができます。
計画的な利用を心がける必要はありますが、車検費用のような大きな出費がある場合にも対応できます。
申込みはWeb上で24時間受け付けているため、来店する必要はありません。口座をお持ちでない方の申込みも可能です。ぜひご検討ください。

まとめ

車検を受けなければ車で公道を走ることができません。そのため、新車を購入してから3年後、それ以降は2年ごとに必ず車検を受けるため、車検費用が必要になることになります。

車検費用は、料金が一律の法定費用と、業者によって異なる車検基本費用や部品交換費用などがあり、法定費用以外は見直すことで費用を抑えることは可能です。

最も車検費用を安く抑えることができるのはユーザー車検ですが、希望の日時で予約が取れなかったり、予約が取れたとしても平日の日中に車検の予定を組んだりと、手間と時間がかかってしまいます。

車検費用を抑えたい場合は、ローンで車を購入するときに車検費用も同時に申込める、りそなマイカーローンを検討してみてはいかがでしょうか。車検費用を抑えたい場合は、車検費用、修理費用などオプション費用のみの借入れも可能です。

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本記事は2021年8月31日の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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