車の購入費用と年間維持費はどれくらい?もしもの時のマイカーローンも解説

車の購入費用と年間維持費はどれくらい?もしもの時のマイカーローンも解説

新車で購入した場合、10年前後を目安に買い替える人が多いのではないでしょうか。地方に住む人の場合、「車=生活必需品」となっているケースが多いですが、購入費用は決して安くはありません。家計を圧迫しないよう、購入前にしっかりと検討する必要があります。

他にも、保険や税金、維持費にどれだけお金がかかるか知っておくことも大切です。そこで、今回は、車の購入費用や年間維持費の目安、年間維持費を安く抑える方法について説明します。あわせて、万が一自己資金が足りない場合に利用できるマイカーローンについても解説します。

私が書きました
主なキャリア

生命保険会社にて15年勤務したあと、ファイナンシャルプランナーとしての独立を目指して退職。その後、縁があり南フランスに移住。夢と仕事とお金の良好な関係を保つことの厳しさを自ら体験。生きるうえで大切な夢とお金について伝えることをミッションとして、マネー記事の執筆や家計相談などで活動中。

車の平均購入費用と内訳について

まずは車の価格や付随する費用がいくらになるのか見ていきましょう。

車本体の平均費用

2007年に一般社団法人・日本自動車工業会が行なった「乗用車市場動向調査(2007年度)」によると、新車の購入価格の平均は約214万円。

新車でも、軽自動車やコンパクトカー、セダン、ミニバンなど、車種によって本体価格は異なります。最近では、エコカーといわれる燃費や排ガス性能の良い車も市場に出ています。

新車の平均購入費用は100万~300万円です(どんな車を選ぶかによって異なる)。ETC車載器やドライブレコーダーなどのオプションを付けると、さらに高くなります。

車の購入費以外にも維持費が必要になるため、収入やライフスタイルに合う車を購入することが大切です。一般的には、車の購入費用は年収の50%までが目安と考えておきましょう。

なお、希望する車種の価格が予算をオーバーしそうな場合など、購入費用を抑えたいなら中古車も検討してみるのも良いでしょう。
例えば、軽自動車の新車より、コンパクトカーの中古車のほうが安い場合があります。ただし、中古車の価格は車種以外に走行距離や使用年数、使用状態よって変わります。

中古車の平均購入価格は100万円前後ですが、購入後に修理費やメンテナンス費用が新車の場合よりも多くかかる可能性もあることも考えておきましょう。

車本体以外に必要な費用内訳

車を購入する際に必要となる、本体以外の費用についても確認しておきましょう。

税金

車購入時にかかる税金には、「消費税」「環境性能割」「自動車重量税」の3つがあります。

消費税

消費税は車本体価格だけでなく、オプショナルパーツなどを合わせた車両取得価格に対してかかります。2020年12月現在の消費税率は10%ですから、例えば車両取得価格が200万円なら20万円、400万円なら40万円が必要です。

環境性能割(旧自動車取得税)

環境性能割は、2019年10月の消費税率引上げ時に新たに導入された税金です。新車・中古車を問わず、車を購入する際に支払います。

環境性能割は、車の燃費性能に応じて税率が定められています。車の「取得価額」に対して0~3%(軽自動車の場合は0~2%)で課税されます。燃費性能が良いほど、税率が軽減される仕組みです。

自動車取得税が廃止され、代わりに環境性能割が導入された際、臨時的軽減措置として、2020年9月30日まで環境性能割が1%軽減されました。しかし、「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」における税制措置により、臨時的軽減措置は2021年3月31日まで延長になりました。

詳しくは、経済産業省の公式サイトで確認してください。
参考:https://www.car-tax.go.jp/change02/

自動車重量税

自動車重量税は車の新規登録時および車検時に支払う税金で、車の重量によって課税額が変わります。中古車を購入する場合、その中古車に車検期間が残っていれば、購入時には自動車重量税がかかりません。次の車検のタイミングで支払うことになります。

自賠責保険の保険料

自賠責保険は、すべての自動車に加入義務がある強制保険です。通常、車検費用と一緒に支払います。中古車の場合、車検経過期間分はすでに支払われているため、「自賠責保険未経過相当額」として、購入時から次の車検までの保険料を請求されるのが一般的です。

保険料の額は、普通自動車と軽自動車で異なり、どちらも長期で契約したほうが割安です。

その他諸費用

その他には、次の費用がかかります。

自動車リサイクル費用

自動車リサイクル法により、車を購入する時にあらかじめリサイクル料金を払うことが定められています。金額は、車種やボディタイプによって異なりますが、6,000~1万8,000円程度です。

納車費用

購入した車を自宅に納車してもらうための費用です。金額は納車場所と販売店の距離によって変わります。自分で販売店まで取りに行く場合は支払う必要がありません。

手続き代行手数料

車を購入する際の手続き(車両登録、車庫証明など)を販売店に代行してもらうための費用です。金額はサービスの内容や販売店によって異なります。3~5万円程度を見積もっておくといいでしょう。

車を購入したあとは維持費がかかることも考えて、無理のない範囲で車種を選ぶことも大切です。

車の年間平均維持費は?安く抑える方法についても紹介

ここからは、維持費について見ていきましょう。

車の維持費を計算すると年間平均どれくらい?

一般社団法人・日本自動車工業会の「乗用車市場動向調査(2019年度)」によると、1ヵ月にかかる車の維持費の平均額は10,700円。年間約13万円程度です。内訳は、燃料代・修理代・有料駐車場代・有料道路通行料などで、車両代・ローン返済・保険料・税金は含まれていません。

そのため、実質的な負担額はより大きくなります。
ただし、1日の走行距離や車種などによって燃料代には差がありますし、有料駐車場代については生活している地域によって異なります。

車の年間維持費を安く抑えるには?

年間維持費はできるだけ抑えたいもの。3つの方法を紹介します。

任意保険の内容を見直す

自賠責保険の加入だけでなく、保険料の金額も法律で定められています。
一方、任意保険料は、補償内容や運転者の年齢によって大きく変わります。

見直すポイントは、「補償範囲」と「契約方法」です。
賠償責任保険(対人・対物)は必須。補償金額は「無制限」で契約されることをおすすめします。しかし、「人身傷害保険」および「搭乗者傷害保険」は補償内容が重複するため、どちらかに絞っても良いかもしれません。

また、店舗に出向かず、ダイレクト型(インターネットや電話)で保険会社と契約することで、保険料を抑えることができます。

ダイレクト型は代理店を挟まないので、費用が安く、自宅で申込みができます。手続きはすべて自分で行うため、わからないことは自分で調べる必要がありますが、費用を抑えたいならダイレクト型がおすすめです。

メンテナンス・車検はディーラーでなくショップを検討する

メンテンナンス・車検を行う時、ディーラーに依頼すると、パーツ交換時に純正パーツを使用することなどから割高になるケースが多いです。ガソリンスタンドやカーショップでの修理代のほうが20~30%ほど安いといわれています。

安心してメンテナンスを依頼できるガソリンスタンドやカーショップがあるなら、そちらを選んだほうが費用を抑えられるでしょう。

減税制度を利用する

燃費や排ガス性能の良い自動車に対して、税金の負担を一定期間軽減する時限措置があります。

エコカー減税

減税対象はエコカー限定です。「自動車重量税」および「環境性能割(旧:自動車取得税)」に対して適用されます。減税率は燃費基準に応じて変わります。

「環境性能割(旧:自動車取得税)」は2021年3月31日まで、「自動車重量税」は2021年4月30日まで適用されます。

グリーン化特例

「自動車税」および「軽自動車税」に対して適用されます。減税率は燃費基準に応じて変わります。対象期間は「自動車税」・「軽自動車税」ともに2021年3月31日です。2021年4月1日からは新基準が適用されます。

最新情報は経済産業省の公式サイトで確認してください。
参考:https://www.car-tax.go.jp/ecocar/

万が一の時はマイカーローンを検討する

購入時にも維持にも、まとまった資金が必要になることが理解できたのではないでしょうか。
今回紹介した費用負担を減らすコツや減税制度を参考にし、しっかりと資金計画を立てていきましょう。

減税制度には適用期間が定められているため、制度のメリットを享受したい場合は、購入を予定より早めたほうが良いケースもあります。

家計の状況によっては、無理して貯蓄を取り崩すのではなく、マイカーローンの利用を検討することも一つの方法です。

マイカーローンはどのような時に使えるのか

マイカーローンは、新車・中古車・自動二輪車(オートバイ)の購入に利用できます。
購入費用には、車本体だけでなく、オプション代金や諸費用などの付帯費用も含まれます。金融機関によって諸条件は異なりますが、一般的には車検・修理・カスタマイズにかかる費用にも利用できます。

また、他の金融機関からの借換えとしての利用もできます。

マイカーローンの主な種類と特徴

マイカーローンは、大きく分けると「金融機関系」と「ディーラー系」の2種類があります。
車の購入費用などに利用できるのはどちらも同じですが、特徴は異なります。

金融機関系

銀行などの金融機関が提供しているマイカーローンです。
ディーラー系のローンに比べて審査は厳しいですが、金利が低いのが特徴です。同じ金融機関で住宅ローンを借入れしているなど、取引の状況によって金利の割引を受けられる場合があります。

また、車の購入後すぐに自分の名義になるため、車の買い替えやローンの借換えがしやすいのが特徴です。

ディーラー系

車を購入した販売店(ディーラー)で申込みできるローンです。
一般的に、ローンの貸付会社は自動車メーカー系列、またはディーラーが提携している信販会社となります。

金融機関系のローンに比べて審査は通りやすいですが、金利が高めです。同じ系列会社でも、購入する販売店ごとに金利が異なることもあります。

なお、ローンの返済期間中は、車は販売店の名義となります。そのため、完済するまで自分名義にならないため、売却や譲渡ができません。もし返済途中で車の売却の必要性が生じた場合は、残債を一括返済する必要があります。

また、ディーラー系には「残価設定型」というローンもあります。
残価設定型とは、車両価格の一部をあらかじめ残価(例えば、3年後の下取価格)として据置き、残りの金額を分割払いにすることで、毎月の支払いを軽減できるローンです。

期日が来たら、次の2つの方法のいずれかを選択できます。

  • 1.下取り車両として販売店に返却する
  • 2.乗り続ける場合は新たにローンを組み直して返済する

残価設定で借入れした場合、期日到来の再設定時に金利が跳ね上がる可能性があります。期日は車検の時期に合わせること(新車の場合は3年)が多いため、車検のタイミングに借換えをするのも良いでしょう。

それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、自分に合ったマイカーローンを選ぶことが大切です。

まとめ

新車・中古車にかかわらず、車を購入する際には本体価格に加えて、さまざまな税金や諸費用がかかります。購入後の維持費用のことも考えながら収入に見合った車を選び、事前に予算計画を立てておくことが大切です。

「減税制度を利用するタイミングが合わない」など、一括購入する費用を準備しきれない場合にはマイカーローンの利用を検討してみるのも良いでしょう。

りそなのマイカーローンは、申込みから契約まで来店不要でインターネットで完結できます。
新車、中古車、オートバイのどれを購入する場合でも利用可能です。車検費用、修理費用も、購入資金と同時申込みの場合にかぎり、借入れができます。

車購入を検討している人や車検が近い人は、問い合わせてみてはいかがでしょうか。

原則来店不要!

りそなマイカーローンを
Web完結でお申込み!

来店不要で24時間365日
お申込みが可能!

収入と支出のバランスを考えて計画的にご利用ください。借り過ぎにご注意ください。

本記事は2021年1月20日の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

目次に戻る

  • Line
  • このページのURLをコピーする

おすすめの記事

あわせて読みたい