住まいの防犯対策を強化!空き巣から我が家を守るためにできること

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住宅、防犯カメラ、盾、家族を描いた防犯対策のイラスト

空き巣や住宅侵入犯罪のニュースを目にし、不安を感じている方もいるでしょう。住宅ローンを組んでマイホームを購入したものの、適切に防犯対策ができているのか自信がない方も少なくありません。

一戸建ては集合住宅より犯罪の被害に遭いやすいとされており、防犯対策をしっかり講じる必要があります。空き巣に狙われやすい家には一定の傾向があり、その特徴を把握したうえで対策をとることが大切です。

本記事では、空き巣の主な侵入経路や空き巣に狙われやすい戸建ての特徴に加えて、すぐにできる防犯対策や役立つアイテムを紹介します。

この記事でわかること

【空き巣の侵入経路や手口】
鍵のかけ忘れによる「無締り」が原因で侵入されるケースが多い。そのほか、ガラス破りやピッキングなども目立つ。

【空き巣に狙われやすい家の特徴】
家の周りに死角が多い家は空き巣のターゲットになりやすく、防犯対策が手薄になっている場合も注意が必要。

【効果的な防犯対策】
防犯カメラや防犯フィルムなどを取り入れるほか、近隣住民と交流し「見守りの目」を増やすことが大切。

私が書きました
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FP松浦中央事務所・マイアドバイザー®

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お金に関する主に個人のライフプランニングやマイホーム購入・不動産売買・生命保険プランニングなどの相談、執筆、講師業務

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住宅会社・生命保険会社を経て2002年からファイナンシャルプランナーとして個人のライフプラン、生命保険設計、住宅購入サポート等の相談業務を行っている他、FPに関する執筆や講演も多数おこなっている。青山学院大学非常勤講師。

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空き巣の侵入経路と
手口とは

空き巣の侵入経路や手口には、一定の傾向が見られます。ここでは代表的な3つを取り上げましょう。

無施錠のドア・窓からの侵入

空き巣被害のなかでも特に目立つ手口が、鍵のかけ忘れによる「無締り」からの侵入です。ゴミ出しで短時間外出するときや、洗濯物を干すためにベランダへ出るときなど、わずかな時間でも施錠を怠ると狙われるリスクが高まります。

空き巣は下見を重ね、住人の生活リズムや戸締りの癖を把握したうえで犯行におよぶケースもあるようです。小さな油断が被害につながるため、短い時間でも施錠を徹底しましょう。

ガラス破りによる侵入

「無締り」に次いで多いとされる手口が、窓ガラスを割って解錠し侵入する「ガラス破り」です。ハンマーやバールで叩き割る「打ち破り」のほか、ガスバーナーやライターなどを用いて熱し、窓にひびを入れてから割る「焼き破り」など、複数の手法が確認されています。

たとえしっかり施錠していても、ガラスを破られてしまえば被害を防ぐことは困難です。万が一に備えて、窓ガラス自体の防犯性を高める対策が求められます。

ピッキング・サムターン回しによる侵入

玄関の鍵穴に特殊な工具を差し込んで解錠するのが「ピッキング」です。郵便受けの投入口などから工具を差し込み、室内側のつまみ(サムターン)を外側から操作して解錠する「サムターン回し」も、空き巣の代表的な手口の一つです。

発生頻度は無締りやガラス破りより少ないものの、鍵を壊さずに侵入されるため被害に気付きにくい傾向があります。防犯性の高い鍵への交換やサムターンカバーの設置など、事前の対策が不可欠です。

空き巣に狙われやすい
一戸建ての特徴5つ

一戸建てには、建物の構造や周辺環境によって、侵入のリスクを高める要因が複数あります。ここでは、特に注意したいポイントを5つ解説します。

死角が多く周囲から見えにくい

建物の裏手や側面、勝手口の周辺は、道路や隣家からの死角になりやすい場所です。こうした場所では侵入者の姿が周囲から見えにくく、空き巣に狙われやすくなります。

また、人が近づいても気付かれにくいと、発見や通報のリスクが低いと判断されかねません。例えば、塀の内側や勝手口の陰など、目が届きにくい場所がないか確認し、普段から防犯を意識しておくとよいでしょう。

開口部(窓・勝手口)が多い

窓や勝手口の数が多い家は、それだけ侵入経路の選択肢が増えます。特に人目につきにくい位置にある大きな窓は、侵入時の様子を周囲から見られにくく、狙われやすいでしょう。掃き出し窓のように開口部が広い窓も、侵入しやすいため注意が必要です。

また、警戒すべきなのは1階の窓だけではありません。物置やカーポート、給湯器などを足場にしてよじ登り、ベランダや2階の窓から侵入されるケースもあります。

塀や庭木で視界が遮られている

敷地を囲う塀や生い茂った植栽がある場合、家の内部や人の出入りの様子が外から見えにくくなってしまいます。周囲からの視線が届きにくい家は、不審な動きがあっても気付かれにくく、空き巣にとって都合のよい環境になりかねません。

特に、管理ができていない庭は、長期間留守をしている印象を与える可能性があり、ターゲットになりやすいでしょう。また、高い塀や密集した植栽は、侵入者が身を隠す場所にもなります。

奥まっていて人通りが少ない

人通りが少ない場所は、犯行時の物音や姿が周囲に気付かれにくく、空き巣にとって侵入しやすくなります。道路から奥まった位置にある家も、同様の理由で狙われる可能性が高いでしょう。

一方で、人通りが多すぎる場所も油断はできません。駅や繁華街の近くなど人混みに紛れやすいエリアは、犯行後に逃げ切れると判断され、ターゲットにされることがあります。

防犯対策が手薄に見える

玄関の鍵が一箇所のみで、補助錠も付いていない住宅は、解錠にかかる手間が少ないと見なされ、狙われやすくなります。さらに、防犯カメラやセンサーライトなど、目に見える防犯設備が設置されていない家も、対策が手薄だと判断されかねません。

このように、設備の有無は、侵入者から見た家の印象を左右する要素の一つです。そのため、一戸建てでは玄関だけでなく、窓や勝手口も含めて住まい全体の防犯性を高める意識が求められるでしょう。

空き巣から住まいを守る
6つの防犯対策

空き巣の防犯対策は、すでに暮らしている家に後付けで取り入れられるものも多くあります。ここでは、具体的な対策を6つ見ていきましょう。

対策1:窓や玄関に
補助錠を後付けする

政府広報オンラインによると、侵入に5分以上かかると、約7割が犯行をあきらめるとされています。そのため、鍵を1つ増やすだけでも解錠にかかる時間が延び、防犯の効果が高まるでしょう。例えば、1つのドアや窓に鍵を2つ取り付ける「ワンドア・ツーロック」は、時間を稼ぐための有効な対策の一つです。

別途取り付ける鍵を「補助錠」といい、両面テープで貼り付けるだけの工事不要タイプも多く販売されています。入居後でも手軽に追加しやすく、すぐにでも対策可能です。

対策2:防犯カメラ・
センサーライトを設置する

防犯カメラには、侵入者に対して「見られている」という心理的なプレッシャーを与える効果が期待できます。玄関や勝手口など、侵入されやすい場所に設置すると空き巣防止につながるでしょう。

人の動きを感知して点灯するセンサーライトも、夜間の死角を減らすうえで有効です。近年は配線工事が不要なワイヤレスタイプも増えており、後付けでも取り入れやすくなっています。

対策3:長期不在時の郵便物・
洗濯物に注意する

郵便物が溜まったまま、もしくは洗濯物が何日も干しっぱなしになっていると、家を空けていることが外から一目でわかってしまいます。こうした状態は、空き巣が留守だと判断する材料になりかねません。

長期間自宅を空ける際は、郵便局に不在届を出して配達を一時停止するほか、新聞販売店に配達休止を依頼するとよいでしょう。加えて、照明が自動で点灯・消灯する「留守番タイマー」を活用し、在宅しているように見せるのも有効です。

対策4:家の周りを片付けて
死角を減らす

家の周囲にものが散らかっていると、侵入者が身を隠す場所になるだけでなく、侵入時の足がかりとして利用されてしまう可能性があります。特に自転車やはしご、脚立など高さのあるものは、2階の窓へよじ登る際の足場にされやすいため注意が必要です。

空き巣に利用されそうなものは敷地内に放置せず、使用後は片付ける習慣を身に付けましょう。定期的に家の周りを整理し、隙を作らない環境を維持することが空き巣を寄せ付けないポイントです。

対策5:視界を遮る庭木を整える

空き巣に狙われるリスクを避けるには、庭木や生垣の手入れも欠かせません。庭木を伸ばした状態のままでは周囲からの見通しが悪くなるため、定期的に剪定を行い、近隣や通行人の目が届く状態を保ちましょう。手入れの行き届いた庭は、防犯意識の高さが伝わり、それだけでも抑止効果が期待できます。

特に背の高い植栽は、侵入時の足場にされないよう、種類や配置にも注意が必要です。例えば、ヒイラギのようにトゲがあり容易に触れにくい樹木を選ぶと、侵入者が近づきにくい環境を作りやすくなります。

対策6:近隣とのコミュニケーションを大切にする

近隣住民とは日頃からあいさつを交わし、良好な関係を築いておきましょう。いざというときに不審な人物や行動に目を配ってもらいやすくなります。さらに、長期不在時に新聞や郵便物の確認を頼める関係性があれば、安心して出かけられるでしょう。

また、地域の防犯活動やパトロールに参加するのも、見守りの目を増やす一つの方法です。このように、設備やアイテムに頼るだけでなく、人と人とのつながりも防犯には欠かせません。

防犯対策に役立つ
4つのアイテム

近年は、防犯対策に役立つアイテムが多く見られるようになりました。ここでは、工事不要で気軽に取り入れられるアイテムを4つ紹介します。

ワイヤレスドアホン

ワイヤレスドアホンとは、玄関の子機と室内の親機を無線でつなぐインターホンです。配線工事が不要な製品もあり、電池式や電源プラグ式など手軽に設置できるタイプがあります。新築時にインターホンを設置していなかった場合も、追加しやすいでしょう。

また、カメラ付きタイプであれば、来訪者の様子を録画・確認できるため、不審者の来訪履歴を記録として残すことも可能です。さらに、スマートフォンと連動する製品を選べば、外出先からでも来訪者の映像をチェックできます。

窓用アラーム

窓用アラームとは、窓の開閉やガラスへの衝撃を感知し、大音量の警報音を鳴らして侵入者を威嚇するアイテムです。製品によって検知方式が異なり、開閉と衝撃の両方に対応するタイプもあります。

警報音は近隣にも異変を知らせる効果があるため、周囲が異変に気付きやすくなる点が特徴です。両面テープで貼るだけの製品もあり、補助錠や防犯フィルムと組み合わせれば、より高い防犯効果が期待できます。

防犯砂利

防犯砂利とは、踏むと大きな音が鳴るように加工された砂利です。庭や通路に取り入れると、侵入者の足音が大きく響くためプレッシャーを与えられます。

取り入れる際は、十分な効果を得るために、4〜5cm程度の厚みを確保してください。窓の下や通路など侵入経路になりやすい場所に敷くとより効果的です。ただし、近隣への配慮も求められます。家族や来客が頻繁に通る場所は別の対策を講じるなど、砂利を敷く場所はよく検討しましょう。

防犯フィルム・防犯ガラス

防犯フィルムは、既存の窓ガラスに貼るだけで導入できる空き巣対策です。フィルムによってガラスが補強され、割れるまでに時間がかかるため、侵入をあきらめさせる効果が期待できます。

また、より頑丈な窓ガラスにしたい場合は、網入りガラスや複層ガラスなど防犯に適した構造のガラスへの交換も選択肢の一つです。フィルムより費用はかかるものの、より高い防犯性を確保できます。

効果的な防犯対策の
ポイント

防犯対策を検討しているけれど、どこから手を付ければよいかわからない方も少なくありません。ここでは、効果的に対策を進めるポイントを解説します。

優先順位の高い箇所やアイテムから導入する

侵入手口として多いのは「無締り」や「ガラス破り」です。そのため、人が通れるサイズの窓は優先して防犯対策を施すべき箇所といえます。ただし、すべてのアイテムを一度に揃える必要はありません。侵入されやすい場所から順に取り入れるとよいでしょう。

例えば、補助錠や窓用アラームは比較的安価で手軽に導入しやすく、費用や手間を抑えながら防犯性を高めたい場合に向いています。余裕ができたら、防犯カメラなど本格的なアイテムも検討してみましょう。

複数のアイテムを組み合わせて対策を強化する

警視庁は、犯罪の起きにくい環境作りには、ハード・ソフト両面からの対策が重要だとしています。具体的には、防犯設備の設置や建物の強化に加え、あいさつ運動や見守り活動などを組み合わせる取り組みです。

自宅では、補助錠で侵入への抵抗力を高めつつ、防犯砂利やセンサーライトを設置するなど、複数の対策を組み合わせると効果的でしょう。さらに、近隣とのコミュニケーションや地域の防犯活動への参加など、周囲の目を増やす工夫も欠かせません。

まとめ

一戸建ては構造上、空き巣に狙われやすい条件が揃いやすく、日頃からの対策が欠かせません。補助錠や防犯カメラなど、今の暮らしに後付けで取り入れられる手段やアイテムも多く、気軽にできる方法からはじめることが防犯の第一歩です。

空き巣は、家の外観や日頃の様子から「狙いやすいかどうか」を見極めているといわれています。庭の手入れが行き届いている、防犯設備がきちんと備わっているなど、注意深く暮らしている印象を与えることも、有効な防犯対策の一つです。

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本記事は時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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