リフォームとリノベーションの違いとは?メリット・デメリットも解説

2022/03/07最終更新

リフォームとリノベーションの違いとは?メリット・デメリットも解説

住居の情報を知りたくて調べていると、「リフォーム」や「リノベーション」という言葉をよく目にするかもしれません。

一見、同じ意味と考えてしまいがちですが、2つの意味は異なります。簡単にいえば、リフォームは、老朽化した建築物を新築に近い状態に戻すことを指し、リノベーションは既存の建築物に工事を加え、既存のものよりも価値を高めることを指します。

今回は、リフォームやリノベーションに関する具体的な違いや、両者のメリット・デメリット、費用相場について解説します。

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東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強をはじめる。以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はジャザサイズ。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。

リフォームとリノベーションの違いとは?

まずは、リフォームとリノベーションで異なる点を詳しく見ていきましょう。

リフォームは「戻す」、リノベーションは「高める」

リフォームは英語では「reform」と書き、日本語に訳すと改善・改良という意味があります。老朽化した建築物を新築の性能に戻すという意味で使われる言葉です。

長期にわたって住居に住んでいると、家具や電化製品の設置跡や、経年劣化による設備の損傷、水回りなどの損傷は避けられません。リフォームはこのような老朽化した箇所を改修し、新築に近い状態に近づけることです。

一方、リノベーションは英語で「renovation」と書き、日本語に訳すと修復・刷新です。おもに既存の建築物に改修を加え、価値を高めることを表します。

リノベーションは、中古物件を購入して、間取りや配管を工夫することで自分好みの家にしたり、家族の増減などで暮らしやすい住まいに作り替えたりしたい場合などに活用されます。

このように、リフォームとリノベーションは区別して使用されることをまずは知っておきましょう。

工事の規模の違い

リフォームとリノベーションを比較すると、リノベーションのほうが工事の規模は大きくなります。

リフォームのおもな例としては、壁紙(クロス)の貼り替え、キッチンやユニットバス設備の交換、外壁の塗り替えなどです。

一方、リノベーションは間取りの変更、水道管や排水管の変更など大規模な改修が該当します。

最近では、内装や壁、屋根などをすべて取り払い、建物の躯体構造のみ(スケルトン状態)にしてからリノベーションをする「フルリノベーション」も注目されています。

居住設備の性能の違い

リフォームは、老朽化した居住設備を新築に近い状態に回復させる改修です。一方、リノベーションは設備の改修によって現状よりも高い性能にします。

設備を元の状態に戻すのか、より性能が良いものに改修するのかによって、リフォームかリノベーションかが決まります。

なお、リノベーションと似ている言葉として、「コンバージョン」がありますが、コンバージョンとは、改装によって賃貸オフィスから賃貸住宅にするなど、建物の用途そのものを変更することを表します。リノベーションとは異なるため、言葉の違いを覚えておきましょう。

リフォームのメリット・デメリットを比較!

リフォームはリノベーションに比べて、工事の規模が小さい点が特徴です。以下、リフォームのメリット・デメリットについて解説します。

リフォームのメリット

リフォームのメリットは大きく分けて以下の2つです。

工事の期間が短め

リフォームはリノベーションに比べて工事の規模が小さく表面的な工事が多いため、短期間で工事が終了する傾向があります。

工事期間の目安は、トイレ交換の場合で数時間から1日程度、ユニットバス交換の場合で3~4日、畳からフローリングへの変更(6畳の場合)なら1日程度です。

このように、リフォームは数時間から数日程度、長くても1ヵ月で済むため、スムーズに入居が可能です。

また、リフォームは改修規模が小さいため、一般的にはリノベーションほど多額の費用はかかりません。

完成がイメージしやすい

リフォームは基本構造を変えずに、部分的な修繕のみで新築状態へ戻す工事であるため、完成後の状態をイメージすることが容易です。

また、リノベーションのように間取りや配管の位置が変わるほどの修繕はしないことから、家具の配置や生活動線にはあまり影響せず、入居後もスムーズに過ごせます。

今までの家がお気に入りで雰囲気を残したい場合、大きな工事をしないリフォームがおすすめです。

リフォームのデメリット

リフォームのデメリットは、大きく分けて以下の2つです。

設計の自由度が低い

リフォームのおもな内容は、設備の交換や、内装の修繕などです。大きな修繕ではないため、設計の自由度はリノベーションほど高くありません。

せっかく改修するのだからと欲が出たとしても、できることが限られるため、実現できない可能性があります。

デザイン性を重視しづらい

リフォームは一部分のみを変更・修繕するため、デザイン性は追求しづらく、リフォームをした箇所としていない箇所で統一感が失われてしまう可能性があります。

コンセプトを全体的に統一させたい場合は、リノベーションの検討が必要です。

リノベーションのメリット・デメリットを比較!

リノベーションは改修の規模が大きいため、費用も高額になりやすいです。メリットとデメリットを理解したうえで実施するかを検討しましょう。

リノベーションのメリット

リノベーションのメリットは、大きく分けて以下の2つです。

設計の自由度が高い

配管や水回り設備、間取りなどに大規模な改修を行うため、自身の利便性に合わせて設計が可能です。

例えば、「子どもが生まれた」「会社を辞めて独立した」「介護をすることになった」など、ライフスタイルに合わせて住居を作り替えたいのであれば、リノベーションを検討するとよいでしょう。

また、間取りや大幅な内装の変更ができるため、デザインに自分の好みを大きく反映できます。リフォームで起こりがちな、改修箇所とそれ以外の箇所にムラが生じるようなこともありません。

豊富な物件選択肢

自分が住みたい家を探そうとしても、新築や築浅物件だけに絞って探していては、物件数に限りがあります。

しかし、築古物件をリノベーションすれば、住みやすい住環境を作ることが可能です。リノベーションをすることを想定して、築古物件も含めた物件探しをすれば、より選択肢は広がります。

リノベーションのデメリット

リノベーションのデメリットは以下の2点です。

工事費用が高くなりやすい

リフォームよりも工事が大規模になるため、多額の費用が必要です。フルリノベーションを希望するような場合は、さらに工事範囲が大きくなり、工事費用も高額となるでしょう。

築古物件を新築より安く購入できたとしても、修繕箇所が大規模になれば、想定以上の費用がかかる可能性があります。リノベーションをする際は、工事費と物件購入費のバランスを考えることが大切です。

工事の期間が長め

リノベーションは工事の規模が大きいため、工事期間もリフォームに比べると長くなります。

フルリノベーションをする場合は、マンションなら2~3ヵ月、一戸建てなら3~4ヵ月が目安です。物件を手に入れてからフルリノベーションをするのであれば、設計をする期間として、さらに1~2ヵ月くらいは考えておきましょう。

また、工事期間が長いため、仮住まい費用の準備も必要となる点には留意しましょう。

リフォームとリノベーションの費用相場

リノベーション

リフォームとリノベーションの費用相場を見ていきましょう。

リフォームの費用相場

リフォームの費用相場は、どこを工事するかによって金額が変わります。国土交通省が公表した「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」によれば、リフォームにかける資金の平均額は181万円でした。

また、同報告書によると、リフォーム資金を借入れた場合の返済期間は10~20年未満と回答している割合が34.8%で、平均返済期間は13.6年となっています。

個別のリフォーム工事の費用相場は以下のとおりです。

トイレ交換 21~40万円
洗面所・システムバス、キッチンの設置 50~100万円
壁の張り替え、
屋根の塗り替え
5~50万円
畳からフローリング(6畳) 15万円~
リビング・
ダイニング
150万円~450万円

リノベーションの費用相場

リノベーションの費用相場は、面積やグレードによって変わり、600万円~1,700万円と幅があります。例えば、面積でみた場合、40㎡で600~850万円、80㎡で900万~1,700万円が費用相場です。

同じ面積でもグレードなどによって大きな差があるため、自身が希望するリノベーションがどのぐらいの費用になるか早めに調べておきましょう。

例えば、同じ面積でも既存の設備をどこまで生かすのか、全面的に工事をするかでも異なり、当然、全面的に工事をするほうが多くの費用が必要です。

リフォームなら!りそなリフォームローンがおすすめ

女性

りそなリフォームローンは、リフォームのためにご利用できるローンです。借入可能額は10万円~1,000万円までで、1万円単位でもご利用いただけます。

また、リフォームだけでなく、用途がリノベーションの場合でもご利用可能です。上限は1,000万円のため、費用が借入額上限を上回ってしまうかもしれませんが、その際は自己資金と併用してご利用ください。

りそなリフォームローンの返済期間は最大15年となっています。国土交通省「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」で発表されているリフォーム費用の平均返済期間は13.6年のため、多くの方にとって十分な返済期間を設定できるはずです。

さらにお借入金利に年0.3%を上乗せいただければ、団体信用生命保険にも加入できるほか、特定の条件を満たしているお客さまには、金利特典もございます。

参考:国土交通省「令和2年度 住宅市場動向調査報告書」

まとめ

リフォームとリノベーションのどちらを行う場合でも、多くの費用がかかるため、必要に応じてリフォームローンの利用をご検討ください。

りそなのリフォームローンであれば10万円から1,000万円まで、1万円単位での借入が可能です。

さらに、ご本人が施主であるリフォームの場合は、自宅だけではなく、実家・セカンドハウスの修繕・空き家解体資金に使うこともできるほか、他社のリフォームローンからの借換えも可能です。

一括借入だけでなく、3ヵ月以内で最大3回に分割して借入もできるため、柔軟な資金計画を立てやすいメリットもあります。

また、Webからであれば店舗に来店せず24時間365日、パソコンやスマートフォン、タブレットでお申込みいただけます。

リフォームやリノベーション資金の準備として、りそなリフォームローンの利用をぜひご検討ください。

また、「りそなグループアプリ」の利用で、インターネットで返済状況や残高の確認ができ、管理がしやすい特徴があります。これからリフォームローンを検討される方は、ぜひりそなのリフォームローンをご利用ください。

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本記事は2022年3月7日の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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