2枚目に持つべきクレジットカードとは?賢いカードの選び方について徹底解説!

2023/02/16最終更新

2枚のクレジットカードで悩んでいる女性

キャッシュレス決済の手段として広く使われているのがクレジットカード。最近は、用途に応じてクレジットカードを複数持つことが一般的になっています。実は、日本国内における一人あたりの平均保有枚数は2.7枚で、多くの人がクレジットカードを2枚以上持っているのです。

もちろん、単にクレジットカードの枚数を増やせばよいというわけではありません。おトクに使えるからといろいろなカードを作っても、結果的に使わずに年会費を払っていたら本末転倒です。では、2枚目に持つクレジットカードとしておすすめなのはどんなカードでしょうか。今回は種類が豊富なクレジットカードから、2枚目のカードの賢い選び方について、わかりやすく解説します。

私が書きました
主なキャリア

銀行とカード会社通算で15年勤務。個人向け商品・サービスの企画に長く携わった経験を活かし、現在はりそなカードでWEBのマーケティング・企画を担当。独学で1級FP技能士や宅地建物取引士資格を取得。私生活では、複数のクレジットカードを特典やポイント等に応じた最もお得な使い分けを追求しながら家計を管理している。

  • りそなグループが監修しています

そもそも、なぜ複数のクレジットカードが必要なのか?

利用の幅が広がるから

今やクレジットカードは世界中のどこのお店でもだいたい使えるようになっています。クレジットカードで支払いをするためには、お持ちのカードのブランドを、利用したいお店が取り扱っていることが前提となります。基本的には「Visa」と「JCB」など、国際ブランドの中から複数のブランドを組合せて持つと安心です。

持っているクレジットカードのブランドの取扱いがないために、肝心な場面で支払いができないことが起こらないよう、いざというときの1枚としても異なるブランドのクレジットカードを持っておくことをおすすめします。

また、クレジットカードには特定のお店で使うと優待が受けられたり、一定の条件で利用するとポイント高還元が受けられたりといったさまざまな特典があります。クレジットカードを複数持つと、それぞれの特典が受けられ、利用の幅が広がります。

家計管理がしやすいから

クレジットカードの利用明細は、家計簿として利用することもできます。1枚目のカードは生活費、2枚目のカードは趣味や小遣いなど、支払いの目的ごとにカードを分ければ、家計管理が楽になります。

いざというときに安心だから

クレジットカードを2枚持つといざというときに安心です。
もし、1枚目のカードが破損したり、紛失したりして再発行中などの場合でも、2枚目のカードですぐに支払ったりすることができます。

また、1枚目のカードを限度額上限まで使っていた場合でも、2枚目のカードがあれば、限度額まで枠が使えますのでいざというときに安心です。
(※使い過ぎには注意しましょう)

2枚持ったらどう使い分ける?

いざ、カードを2枚持っても使い方に迷ってしまう人もいるでしょう。ここでは2枚持った際のおすすめの使い分け方法をご紹介します。

方法①メインカードとサブカードで使い分ける

メインカードは、普段よく利用するお店で便利でおトクに使えることが大切です。日常的にポイント高還元や割引きを受けることができれば、使い方次第で大きなメリットになるでしょう。

サブカードは、メインカードにない機能や特徴を持つものを選ぶのがよいでしょう。マイルをためて旅行に行くのか、ポイントをためてショッピングをするのかなど目的にあわせてサブカードを検討しましょう。メインカードとは異なるブランドにすれば、利用シーンも広がります。

方法②1枚は提携カードにする

クレジットカードを2枚所有するのなら、1枚は、提携カードを持つことをおすすめします。

提携カードとは、カード会社と企業などが提携して発行するクレジットカードのことで、提携先はデパート、学校、ホテル、旅行会社などさまざまです。提携先のサービスに特化した特典を受けられることが特徴です。

2枚目のクレジットカードを選ぶコツは?

5大国際ブランドの中から選ぶ

例えば、1枚目のカードのブランドが「アメリカン・エキスプレス」なら2枚目はVisaかMastercard、JCBなど別の国際ブランドの中から選ぶとよいでしょう。国際ブランドなら、世界中の国や地域で利用できます。また、クレジットカードの優待や特典、付帯保険による補償なども日本国内同様、海外でも受けられます。

Visaは世界シェアNo.1であり、旅行や出張で海外に行く方なら必ず持っていたいブランドです。また、日本で生まれた国際カードブランドのJCBならハワイなど日本人に人気のある観光地では大変重宝しますので、ハワイ好きな方や国内利用が中心の方におすすめです。

【自動付帯と利用付帯について】

保険のついているカードを選ぶ際は、自動付帯か利用付帯を事前に確認しておくことをおすすめします。自動付帯とは、「クレジットカードを持っているだけで自動的に付帯される保険」のことです。一方、利用付帯は、「飛行機のチケット代金を、クレジットカードで支払った場合など、一定の条件で適用される保険」のことです。いざというときに補償が受けられないということのないように、補償内容や補償金額だけでなく、自動付帯か利用付帯かを知っておくことは非常に重要です。事前に必ず確認しておくようにしましょう。

強みの違うカードを選ぶ

1枚目とは違う強みのカードを選ぶと、それぞれの強みを生かしたり、弱みを補完したりできるため、おすすめです。

例えば、1枚目のカードの特徴がポイント高還元なら、2枚目のカードは保険機能がついているものにするとよいでしょう。ポイント高還元のメリットを受けながらも旅行の際にクレジットカードで付帯する保険機能が欲しい場合などは2枚目のカードでカバーできます。

年会費は特典とセットで考える!

クレジットカードの特典と年会費はセットで考えるようにしましょう。年会費がかかるカードでも、利用の仕方によっては年会費を上回る経済的メリットを受けられる場合があるからです。

また、最近では条件をクリアすると年会費が無料になるカードも多いのでご自身のカードの年会費条件と特典をよく見極めて総合的に判断するようにしましょう。

2枚目のクレジットカードを作る際の留意点

このようにクレジットカードの2枚持ちにはメリットがありますが、デメリットもいくつかあります。ここでは、クレジットカードを2枚持ちする留意点を解説していきます。

利用頻度や利用期間に留意

例えば、日常的に使うスーパーなどの店舗で提携カードを契約する場合、その店舗で利用することでメリットを受けられます。そのため、転職や引越しなど、ライフスタイルの変化がきっかけで店舗を利用しなくなるとカードを利用する機会もなくなり年会費が無駄になってしまうこともあります。使う時期・期間などはあらかじめ確認するようにしましょう。

支払額の管理に注意が必要

カードを複数利用すれば、必然的にカードごとに支払いが発生します。もし、それぞれのカードでリボ払いを利用した場合、手数料の負担がそれだけ増えていきます。

また、口座引落日は、カードごとに異なりますので引落日をうっかり忘れてしまうこともありえます。引落としに間にあわず支払いを延滞すれば、クレジットヒストリーにも傷がつきます。引落日、引落金額の管理は確実にしましょう。

ポイントが分散する

クレジットカードを利用するとポイントがたまりますが、ポイントの種類は通常、カードごとに異なります。2枚持っている場合、利用したカードにのみポイントがたまりますのでポイントが分散してしまうことになります。

紛失や盗難に遭った際の連絡先が増える

クレジットカードを万が一紛失した場合や盗難に遭った際、クレジットカード会社に連絡しなければなりません。カードを複数持っていると、万が一の際の連絡先も増えることになります。

クレジットカード2枚目は銀行系カードがおすすめ!
その理由とは

1枚目のクレジットカードが流通系、信販系のカードなら、2枚目のカードは銀行系カードをおすすめします。

安心感があるから

銀行系クレジットカードは銀行またはその関連会社が発行しているカードで、信頼性が高いことが魅力です。

また、セキュリティ対策が充実しているカードが多く、安心、安全に利用できます。

ゴールドカード、プラチナカードなど、グレードの高いカードを選択すれば、より信頼性の高いカードとして活躍するでしょう。
(※クレジットカードには、所定の審査があります)

銀行取引の優遇が受けられるから

ATM手数料などはできれば払いたくないもの。銀行系カードの利用で、住宅ローンの優遇、ATM手数料や振込手数料など、銀行取引の優遇が受けられる場合があります。

クレジットカードのご利用はりそなクレジットカード《クラブポイントプラス》がおすすめです

クラブポイントプラスの特徴

クラブポイントプラスの特徴は、銀行系クレジットカードの中では比較的高還元率(注)となっています。
また、ブランドもVisaとJCBの取扱いがあり、ご自身のライフスタイルに合わせて選択できます。
JCBなら、りそなグループアプリでクレジット利用明細が確認できるので、給与などの収入とクレジットカードの支出を1つのアプリの中で一緒に管理することができます。

〈(注)ポイント還元率は実質1%超え?!〉

あまり知られていないのですが、クラブポイントプラスの還元率は0.5%だけではありません。ボーナスポイントの特典があるほか、使い方によっては1%を超えることもあります。クラブポイントプラスJCBのポイントの還元率の仕組みを詳しく解説しているページがあるので参考にしてみてください。

まとめ

2枚のクレジットカードを持っていると、さまざまな支払方法に対応できて安心なことに加え、それぞれの特典や補償を受けられるなどのメリットがあります。

りそなグループに口座をお持ちの方や、銀行をよく使う方、ポイントをおトクに活用したい方の2枚目カードには、りそなクレジットカード〈クラブポイントプラス〉がおすすめです。

クレジットカードのメリットを最大限に活かすために、2枚目のカードを検討してみてはいかがでしょうか。

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本記事は2023年2月16日時点の情報に基づいて作成しておりますが、将来の相場等や市場環境等、制度の改正等を保証する情報ではありません。

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