企業と学生がプロジェクトの折り返しで本音を語り合う。第6回定例ミーティング

プロジェクトが折り返し地点を迎えた2026年2月。第6回定例ミーティングでは、りそなホールディングス執行役兼グループCDIOの川邉秀文氏と学生たちによる対談企画、そして学生たちの発表アイデアから生まれた「さすてにゃ診断」の体験グループワークが行われました。

公開日:
最終更新日:

企業の本気と学生の本音が交わる

前半の学生とりそなの対談企画には、りそなホールディングス執行役兼グループCDIOの川邉秀文氏が参加しました。川邉氏は1996年に入社後、。IT企画、グループ戦略、DX企画と幅広い領域でキャリアを重ね、現在はDX部門を担当しています。

対談は、学生団体の活動紹介から、これまでのプロジェクトの振り返り、共創キャンペーン企画の共有を軸に進み、学生からの質問や川邉氏から学生への問いかけも交わされました。

環境問題とビジネスをどう両立させるか

対談のなかでは、りそながこのプロジェクトに取り組む背景についての考え方も改めて共有されました。

企業として利益を追求することと、環境問題に取り組むことは、一見トレードオフに見えるかもしれません。この点について川邉氏は、二つを対立するものとして捉えるのではなく、両立を前提に考えている姿勢を示しました。

環境問題への取り組みを目的化するだけでは、企業としての持続性は保てない。ビジネスとしての筋道を持ちながら、環境への貢献という社会的価値を同時に追い求めていく。そうした姿勢が、このプロジェクトの背景にあります。そしてその取り組みを、次世代を担う若者たちと一緒に作り上げていくことが、学生との共創プロジェクトに込められた想いでもあります。

「なぜ、このプロジェクトに参加したのか」

川邉氏から学生への問いかけの一つが、プロジェクトへの参加動機でした。学生たちからはそれぞれの言葉で答えが返ってきました。

「大人たちが環境問題をどう見ていて、どんな取り組みをしようとしているのか興味があった。学生のうちにチャレンジしたいと思った」「デビットカードという切り口で環境にアプローチするという発想に驚いた」という声が上がりました。また、「このプロジェクトを通して自団体の成長にもつなげたいと思った。個人でやるより、みんなで取り組みたかった」という思いも語られました。

動機はそれぞれ異なりますが、「企業が利益と環境問題の両立をどう図っているのか、その現場をプロジェクトを通じて自分の目で見たい」という関心が、参加の後押しになっていたことがうかがえました。

組織運営についての悩み相談も

対談が進むにつれ、話題はプロジェクトの内容にとどまらず広がっていきました。

学生団体で役職を持ったばかりの学生からは、後輩との関わり方や、組織をまとめていくうえで意識していることについて、質問が上がりました。川邉氏からは、思い通りに動かない場面への対処として、メンバーに「任せる」姿勢を意識的に選び、責任を持たせることの大切さが伝えられました。

POINT

環境問題とビジネスの両立というりそなの考え方、学生それぞれの参加動機、組織運営の悩みまで、話題は幅広く展開しました。立場や視点が異なるメンバーだからこそ生まれる問いと言葉が、プロジェクトの枠を超えて自由に飛び交う時間となりました。

「さすてにゃ診断」を、自分たちで体験する

第6回定例ミーティングのもう一つの企画が、「さすてにゃ診断」の体験グループワークです。前回の第5回ミーティングで学生たちが設問と診断タイプを作り上げたツールを、この日は参加者全員で実際に体験しました。

まず、一人ひとりが実際に診断に取り組み、続いてグループ内で結果を共有し、最後に全体に向けて発表する流れで進みました。

作り手が、使い手になって気づいたこと

体験後の振り返りでは、率直なフィードバックが次々と上がりました。

完成度の高さへの驚きの声が上がる一方で、改善点についての意見も積極的に交わされました。「スマホでさくっとできて、環境に興味がなくても行動に移しやすい」「どこでも気軽にやれてシェアしやすい」といった使いやすさへの評価が上がった一方で、「4つの軸それぞれに色分けがあるとわかりやすい」「診断結果に、環境や節約につながる具体的なアドバイスがあると行動変容につながりやすいのでは」といった具体的な提案が続きました。

16タイプの一覧表示についても議論が交わされました。全タイプを見せることでネタバレになってしまうか、それとも一覧があった方が全体像が伝わりやすいか。制作に深く関わってきたからこそ見えてくる視点が、活発なやりとりを生んでいました。

POINT

自分たちのアイデアから生まれた診断ツールをみんなで実際に体験する。使いやすさへの評価とともに、選択肢の設計や診断結果の見せ方など、具体的なフィードバックも生まれました。制作者と利用者、両方の目線を持つこのプロジェクトメンバーだからこそ気づける視点が、そこには詰まっていました。

まとめ

対談では、環境とビジネスをどう両立させるかというりそなの考え方が共有されました。あわせて、学生それぞれがこのプロジェクトに飛び込んだ動機や、日々の活動の中で感じている問いが率直に語られました。そして「さすてにゃ診断」の体験グループワークでは、完成した診断ツールへの新たな視点と気づきが生まれました。

前半フェーズ(インプット・リサーチ)を終え、プロジェクトはいよいよ後半フェーズ(アウトプット・アクション)へ。「地球にいいこと、#さすてにゃ診断キャンペーン」のプロモーション検討から、プロジェクトの年間報告会に向けても、学生たちの活動はさらに具体的なフェーズへと進んでいきます。次回もどうぞお楽しみに。

「地球にいいこと、#さすてにゃ診断キャンペーン」はこちら

〇コラム執筆
株式会社ミラサス

  • りそなグループが監修しています

あなたも
「地球にいいこと」を

地球にいいこと、環境にやさしいことは、難しいことを考えなくても小さなことからあなたも取り組むことが可能です。
りそなでは、いつもの行動で未来をちょっとずつよくしていく取り組みを実施しています。
ぜひ、あなたも「地球にいいこと」を取り組んでみましょう。

その他の記事