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ポジティブ・インパクト・ファイナンス事例紹介
栗田工業株式会社さま

ポジティブ・インパクト評価(要約)

栗田工業株式会社は、「水処理薬品」、「水処理装置」、「メンテナンス・サービス」の3つの事業領域でソリューション提供をしており、水処理薬品や装置の関連事業、土壌・地下水浄化、プラント洗浄・精密洗浄などの幅広い分野で「水と環境」の課題を解決しています。企業理念の「“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する」のもと、企業ビジョンに「持続可能な社会の実現に貢献する“水の新たな価値”の開拓者」を掲げ、顧客価値の最大化と高収益性及び持続的成長を目指しています。企業ビジョン達成に向けて、8つのマテリアリティを特定し、企業価値向上とサステナブルな社会の実現を図っています。各マテリアリティは、進捗モニタリング指標(KPI)で管理し、PDCAを実践しています。

本PI評価では、同社の事業内容やサステナビリティに対する考え方、UNEP FIのインパクト分析ツールを用いた分析結果を踏まえ、「水資源の問題解決」、「脱炭素社会実現への貢献」、「循環型経済社会構築への貢献」、「戦略的な人材育成と活用」の4つのテーマをKPIとして設定を行っています。

ポジティブ・インパクト・ファイナンスで設定した重点取組項目・評価指標

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テーマ インパクト KPI 目標・方針 SDGs項目
  1. 1.水資源の問題解決
生物多様性と生態系(水域・生物種・生息地)
資源とサービスの入手可能性、アクセス可能性、手ごろさ、品質(水)
コレクティブアクションを実施する延べ流域数と活動流域の延べ人口 5流域・600百万人(2027年度)
【2023年度に3流域・130百万人、2025年度に4流域・160百万人が経年での目標値】

CSVビジネスによる節水貢献量
【2022年度の節水貢献量は125百万m3(国内・海外)、自社での取水量を控除した場合は122百万m3
300百万m3(2027年度)
【2023年度に125百万m3、2025年度に200百万 m3が経年での目標値】
取水量原単位(連結売上高比)の削減割合(2022年度比、超純水供給事業を除く) 27%(2027年度)
【2023年度に7%、2025年度に23%が経年での目標値】
  1. 2.脱炭素社会実現への貢献
気候の安定性 Scope1+2の削減割合(2019年度比)
【2019年度の実績は23千t-CO2(国内合計)、35千t-CO2(グループ合計)】
73%(2027年度)
【2023年度に17%、2025年度は52%が経年での目標値】

Scope3の削減割合(2019年度比)
【2019年度の実績は2,569千t-CO2(グループ合計)】
22%(2027年度)
【2023年度に11%、2025年度に17%が経年での目標値】
CSVビジネスによるGHG削減貢献量 1,600千t(2027年度)
【2023年度に630千t、2025年度に1,100千tが経年での目標値】
  1. 3.循環型経済社会構築への貢献
資源強度 CSVビジネスによる資源化貢献量・資源投入削減貢献量の増加割合(2022年度比)
【実績値は集計中】
300%(2027年度)
【2023年度に30%、2025年度に100%が経年での目標値】

廃棄物 自社廃棄物のリサイクル化率
【2022年度のリサイクル化率は87.8%(国内合計)、78.8%(グループ合計)】
前年度以上の継続(2027年度)
【2023年度、2025年度においても前年度以上の継続が目標値】
  1. 4.戦略的な人材育成と活用
雇用 栗田工業の業務執行に係る経営層に占める[女性、外国人、経験者採用者]の割合 40%(2027年度)
【2023年度は30%、2025年度は35%が経年での目標値】

評価指標モニタリング状況

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テーマ KPI 目標・方針 2023年度 2024年度 2025年度
  1. 1.水資源の問題解決
コレクティブアクションを実施する延べ流域数と活動流域の延べ人口 5流域・600百万人(2027年度)
【2023年度に3流域・130百万人、2025年度に4流域・160百万人が経年での目標値】
CSVビジネスによる節水貢献量
【2022年度の節水貢献量は125百万m3(国内・海外)、自社での取水量を控除した場合は122百万m3
300百万m3(2027年度)
【2023年度に125百万m3、2025年度に200百万 m3が経年での目標値】
取水量原単位(連結売上高比)の削減割合(2022年度比、超純水供給事業を除く) 27%(2027年度)
【2023年度に7%、2025年度に23%が経年での目標値】
  1. 2.脱炭素社会実現への貢献
Scope1+2の削減割合(2019年度比)
【2019年度の実績は23千t-CO2(国内合計)、35千t-CO2(グループ合計)】
73%(2027年度)
【2023年度に17%、2025年度は52%が経年での目標値】
Scope3の削減割合(2019年度比)
【2019年度の実績は2,569千t-CO2(グループ合計)】
22%(2027年度)
【2023年度に11%、2025年度に17%が経年での目標値】
CSVビジネスによるGHG削減貢献量 1,600千t(2027年度)
【2023年度に630千t、2025年度に1,100千tが経年での目標値】
  1. 3.循環型経済社会構築への貢献
CSVビジネスによる資源化貢献量・資源投入削減貢献量の増加割合(2022年度比)
【実績値は集計中】
300%(2027年度)
【2023年度に30%、2025年度に100%が経年での目標値】
自社廃棄物のリサイクル化率
【2022年度のリサイクル化率は87.8%(国内合計)、78.8%(グループ合計)】
前年度以上の継続(2027年度)
【2023年度、2025年度においても前年度以上の継続が目標値】
  1. 4.戦略的な人材育成と活用
栗田工業の業務執行に係る経営層に占める[女性、外国人、経験者採用者]の割合 40%(2027年度)
【2023年度は30%、2025年度は35%が経年での目標値】