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ポジティブ・インパクト・ファイナンス事例紹介
株式会社オープンハウスグループさま

ポジティブ・インパクト評価(要約)

株式会社オープンハウスグループは1997年に設立以来、戸建の不動産仲介からマンション分譲まで事業を拡大し、日本国内を中心に成長発展を続けています。

企業理念として「お客様のニーズを徹底的に追求し、価値ある不動産を届けます」という企業使命を達成をする為に、3つの「事業展望」を目指し6つの「価値観」に沿った活動・行動を行っております。

ミッションは「都心で手の届く価格の住宅を提供」、サステナビリティ方針は「持続可能な社会の実現に事業活動を通じて貢献するとともに、企業の持続的成長を目指す」とした上で計6つの重要課題(マテリアリティ)を特定し、持続可能な社会に向けた取組を実施されています。各マテリアリティは、サステナビリティ委員会にて審議・報告が行われ、PDCAを実施しています。

本PI評価では、事業内容やサステナビリティに対する考え方、UNEP FIのインパクト分析ツールを用いた分析結果を基に、ESGの観点から「住宅購入に関する社会課題解決・地域共創に関する取組み」「持続可能な環境への貢献に関する取組み」「ガバナンス面における取組み」のテーマを設定し、KPIを設定しています。

ポジティブ・インパクト・ファイナンスで設定した重点取組項目・評価指標

※スクロール出来ます

テーマ インパクト KPI 目標・方針 SDGs項目
  1. 1.住宅購入に関す社会課題解決・地域共創に関する取組み
住居 戸建関連事業の売上高 2023年9月期 戸建関連事業売上高5,615億円
※実績:2021年9月期は4,469億円、2022年9月期は5,165億円

健康 耐震性や耐久性に配慮した商品づくり 以下の取組継続
  • 地盤保証システム、耐震構造、アフターサービスへの取組推進
文化・伝統 地域共創プロジェクトの推進 以下の取組継続
  • 水上温泉街の再生プロジェクト
  • 群馬クレインサンダーズへのスポンサー活動
  1. 2.持続可能な環境への貢献に関する取組み
気候の安定性、大気 温室効果ガス排出量削減率 温室効果ガス排出量(2018年度比)
Scope1,2,3:
  • 2030年度 原単位46%削減
  • 2050年度ネットゼロ

森林保全活動の推進 以下の取組継続
  • オープンハウスの森プロジェクト
エネルギー 脱炭素プロジェクトの取組推進 脱炭素プロジェクト(太陽光発電事業、再生可能エネルギーの戸建購入者への提供)の推進
サーキュラリティ 廃棄物のリサイクル促進に向けた取組み 以下の取組継続
  • プレカットされた資材の利用
  • 再利用が行いやすい建材の採用
生物多様性と生態系(土壌、生物種、生息地) 「ONE TREE,MAKE A FOREST PROJECT」推進 取組継続
  1. 3.ガバナンス面における取組み
生計(雇用・賃金) 女性活躍推進に向けた取組み 以下の取組継続
  • 働き方の一時的変更の選択肢を柔軟化
  • ベビーシッター補助制度活用促進
  • 早期復帰サポート手当

生計(社会的保護) ハラスメント抑制の取組み 以下の取組継続
  • 社員行動基準、パワーハラスメント防止方針の準拠、ハラスメントに関するオンライン研修実施
健康診断受診率
ストレスチェック受診率
以下の取組継続
  • 健康診断受診率100%
  • ストレスチェック受診率100%