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シンジケーション方式によるソーシャルローンの実行について

2021年11月10日

株式会社 りそな銀行

りそなグループのりそな銀行(社長 岩永 省一)は本日、お客さまのSXを支援する取り組みの一環として、サラヤグループの東京サラヤ株式会社(代表取締役 更家 悠介)が中国で新たに設立する合弁会社の出資金として、シンジケーション方式のソーシャルローンを実行しました。

ソーシャルローンとは、サステナブルファイナンスの1つであり、衛生・福祉・教育などの社会課題の解決に資金使途を限定した調達方法です。本借入は第三者評価機関である格付投資情報センターより「ソーシャルローン原則2021」に定められた要件への適合性評価を得ております。

様々な金融機関と連携して、国内外への医療用手袋の安定供給を後押しします

サラヤグループは、家庭や業務用で使用される洗浄剤、消毒剤や医療用で使用される個人防護具の製造・販売を行っています。新型コロナウイルスの感染拡大により、世界的に医療用手袋の需給がひっ迫している中で、国内外での医療用手袋の安定供給を目的に中国の仕入先と合弁企業を設立し、専用の生産ラインを設けます。「衛生・健康」といった社会的課題の解決に銀行団として貢献していくという趣旨のもと、取引金融機関とシンジケートローンを組成するファイナンススキームを構築しました。

【スキーム図】

【ソーシャルローンの概要】

借入日 2021年11月10日
借入金額 11億円
借入期間 5年
資金使途 中国合弁会社への出資金
アレンジャー兼貸付人 りそな銀行
貸付人 みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行
外部レビュー機関 外部レビュー機関
  • サステナビリティ・トランスフォーメーションの略。りそなグループでは「持続可能な社会に向けた世の中の変化を先取りし、企業のビジネスモデルや個人のライフスタイルを自ら変化させていくこと」と整理しています。
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