シンジケーション方式によるサステナビリティ・リンク・ローンの組成について
2021年9月27日
株式会社 りそな銀行
株式会社 埼玉りそな銀行
りそなグループのりそな銀行(社長 岩永 省一)、埼玉りそな銀行(社長 福岡 聡)は本日、お客さまとともに持続可能な社会を目指す取り組みの一環として、サンケン電気株式会社(代表取締役社長 髙橋 広、以下「サンケン電気」)に対して、シンジケーション方式のサステナビリティ・リンク・ローン(以下「SLL」)を組成しました。
SLLとは、環境・社会・経済に対するお客さまの「サステナビリティ戦略」と、それに整合した目標(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット 以下「SPT」)を定め、達成状況に応じて金利等の融資条件が連動する借入手法です。
様々な金融機関と連携して、お客さまのCO2削減を後押しします
サンケン電気は、自動車や白物家電等に使用されるモーターの回転数を制御するパワーモジュールの製造・販売を行う会社です。今回サンケン電気グループの成長と環境負荷低減を実現するため、生産拠点における設備の省エネ化や再生可能エネルギーの活用などを通じた「CO2排出量」の削減率をSPTに設定しました。持続可能な社会の実現に貢献するSPTを踏まえ、取引金融機関とシンジケートローンを組成するファイナンススキームを構築しました。また、株式会社日本格付研究所よりSPTの合理性等について第三者意見を取得しております。
【スキーム図】
【シンジケートローンの概要】
契約締結日 | 2021年9月27日 |
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借入金額 | 100億円 |
資金使途 | 事業資金 |
アレンジャー兼貸付人 | りそな銀行 |
コ・アレンジャー兼貸付人 | 埼玉りそな銀行 |
貸付人 | みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、八十二銀行 |
第三者機関 | 日本格付研究所 |