「RKDエンカレッジファンド」による優先株式の引受について
2021年3月29日
株式会社 りそな銀行
株式会社日本政策投資銀行
りそなグループのりそな銀行(社長 岩永 省一)及び日本政策投資銀行(社長 渡辺 一)が共同で出資する「RKDエンカレッジファンド投資事業有限責任組合」※(以下「当ファンド」)は、「塚田農場」などの飲食店を展開する株式会社エー・ピーホールディングス(代表取締役社長 米山 久)が発行する優先株式を本日引き受けしました。
資本性の資金提供を通じてコロナ禍における業態変化と新ビジネスの展開を支えます
株式会社エー・ピーホールディングスはコロナ禍における店舗の休業に加え、大人数での食事の制限などの生活様式の変化への対応が求められています。当ファンドは少人数による食事に対応した店舗設備への変更や内食需要の高まりに対するデリバリー事業へ適応していく構造改革を後押しするため、優先株式の引受を通じて財務基盤の強化および資金支援を実施しました。
【投資案件の概要】
投資先名 | 株式会社エー・ピーホールディングス |
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本社所在地 | 東京都豊島区西池袋1丁目10-1 ISOビル5階 |
代表者 | 代表取締役社長 米山 久 |
設立日 | 2001年10月29日 |
事業概要 | 「塚田農場」などの居酒屋を中心とした飲食店の展開や、地鶏や鮮魚などの原材料の生産から販売まで一貫して手掛ける「生販直結モデル」を確立している外食サービス事業者 |
優先株式の名称 | A種優先株式 |
引受株式数 | 1,000株 |
引受金額 | 10億円 |
引受日 | 2021年3月29日 |
償還日 | 2028年3月29日 |
りそなグループは今後も融資や資本性資金などの多様な資金調達ニーズに対応し、お客さまのウィズ・アフターコロナにおける再成長を支援します。
日本政策投資銀行は企業理念「金融力で未来をデザインします~金融フロンティアの弛まぬ開拓を通じて、お客さま及び社会の課題を解決し、日本と世界の持続的発展を実現します~」に基づき、優先株式や劣後ローン等の提供を通じて、お客さまの取り組みを積極的にサポートします。
- ※りそなグループと日本政策投資銀行が、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた中堅企業のお客さまに優先株式や劣後ローン等を通じて支援することを目的に、2020年9月に設立したファンド。
【当ファンド概要】
ファンド名 | RKDエンカレッジファンド投資事業有限責任組合 |
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組成日 | 2020年9月30日 |
目的 | 新型コロナウイルス感染症の影響を受けた中堅企業のお客さまに対し、資本性資金の提供を行うのと同時に産業の維持・発展に貢献する |
出資者 | <有限責任組合員>りそな銀行/日本政策投資銀行 <無限責任組合員>りそなキャピタル/DBJ地域投資 |
ファンド総額 | 100億円 |
期間 | <投資期間>3年 <存続期間>10年 |
商品メニュー | 優先株式、劣後ローン等 |
本件の取扱いにはりそなキャピタル並びにDBJ地域投資の所定の審査が必要となります。詳細についてはお取引を頂いている各支店へお問い合わせください。
【スキーム図】