どのような場合に遺言内容の見直しが必要ですか?

遺言は、一度作成したら終了ではありません。
遺言を作成してから数年経つと、財産や周りを取り巻く環境が変わります。
遺言内容も今のままでいいのか、確認することをおすすめします。

特に以下のような変化があった場合は、作成した遺言の内容がご意向と相違していないか確認すると良いでしょう。
①相続人に変化があったとき
配偶者の方が亡くなった場合や養子縁組をした場合などは、法定相続割合・遺留分が変わります。今のままの配分で誰かの権利を侵害していないか等を確認しましょう。

②財産内容に変更があったとき
不動産を売却した、もしくは新たに購入した場合は、金融資産も大きく変わるため、金融資産の配分を変更する必要がないか、新たに購入した不動産を誰に相続させるか等を確認しましょう。

③配分割合を変更したいとき
お子さまに住宅購入資金を援助した場合や、お孫さまに教育資金援助をした場合、援助をしていない他のお子さまと差がついていないか等を確認しましょう。

変更内容によっては、公正証書遺言の変更までは必要がない場合もあります。
具体的な変更の内容をお伺いしたうえで、手続を承りますので、まずは営業店の担当者にご相談ください。

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