マーケット・インパクト・コスト

(まーけっと・いんぱくと・こすと)

取引執行コストの一つで、自らの売買行動によって生じる取引価格の変動によるコストです。例えば、ある銘柄に買い(売り)注文を出すと、市場での需給関係が変化し、注文を出す以前よりも取引価格が上昇(下落)するといったように、発注者自身にとって不利な方向に価格が動くことによるコストを意味します。