割引率

(わりびきりつ)

退職給付債務等の現価計算(将来の価値を現在の価値に換算すること)に用いる計算基礎のこと。日本基準においては、安全性の高い債券(期末における国債、政府機関債、優良社債が挙げられる)の利回りを基礎として決定するとされており、退職給付の支払ごとの支払見込期間を反映した単一または複数のものを使用する必要がある。。割引率の設定方法の例として、「イールドカーブ直接アプローチ」「イールドカーブ等価アプローチ」「デュレーションアプローチ」「加重平均期間アプローチ」といったアプローチが挙げられる。