予定利率
(よていりりつ)
掛金および責任準備金を算出する際に用いる基礎率の一つ。加入者が脱退したときにいくらの給付を受取るかを予測し、この給付額を支払うために、年金資産の運用において予定した運用利率で得られる運用収益額を想定し、掛金を設定する。この運用利率のことを予定利率という。予定利率を引下げ(引上げ)ると、掛金負担は増加(減少)するが、一般的には、予定利率が1%変動すると標準掛金の水準は約20%変動するといわれている。
参照:解説編【基礎率】~りそな企業年金ネットワーク「大分類/年金制度」に掲載(企業年金(制度編)解説編 2024/2/21付掲載)