年金ALM

(ねんきんえーえるえむ)

ALMはAsset Liability Managementの略。
本来は資産と負債の総合管理のことをいい、ある前提に基づいて将来の資産と負債を予測し、総合的に把握しながらリスク管理を行う手法をいう。この手法を企業年金制度に対して導入し、年金資産と年金債務の将来予測を通じて、どのようなアセットアロケーションを選択すれば、年金財政がどのような影響を受けるかを分析することにより、年金債務を勘案した最適なアセットアロケーションを構築することが可能となる。