積立上限額

(つみたてじょうげんがく)

積立超過の状況であるかを検証するための数値。(積立超過の財政検証)
次のAとBのいずれか大きい額に1.5を乗じた額を積立上限額という。
A 一定の条件のもとで保守的な基礎率を用いて計算した数理債務
  予定利率は下限予定利率を使用し、死亡率は加入者は0、脱退者は割掛率を乗じたものを使用するなど
  (その他の基礎率は前回の財政再計算で用いた基礎率)
B 当該事業年度の最低積立基準額
数理上資産額が積立上限額を上回る場合には積立超過としみなし、掛金の控除(掛金の全部又は一部の停止)を行わなければならない。

 関連用語:財政検証 コントリビューションホリデー