遅延認識

(ちえんにんしき)

日本の退職給付会計では、数理計算上の差異・過去勤務費用および会計基準変更時差異を発生時点に一括で費用処理するのではなく、一定の期間内(平均残存勤務期間内)で費用処理すること(遅延認識)が認められている。但し、連結財務諸表においては貸借対照表上は遅延認識は認められていない(即時認識のみ)。

 関連用語:即時認識