死亡率

(しぼうりつ)

退職給付債務等を算出する際に用いる計算基礎の一つ。性別や年齢に応じて、従業員が将来どのくらいの割合で死亡するかを想定した率。国などを単位とした生命表を基にして合理的に設定する方法が一般的。また、重要な影響があると判断される場合は、合理的に見込まれる将来の死亡率の変化を織り込んだものとする場合がある。なお、IFRS(国際財務報告基準/国際会計基準)においては、将来の死亡率の変化の見込みを織り込む必要があるとされている。

 参照:解説編【基礎率】~りそな企業年金ネットワーク「大分類/年金制度」に掲載(企業年金(制度編)解説編 2024/2/21付掲載)