開放基金方式

(かいほうききんほうしき)

「財政方式」のひとつ。
現在年金制度に加入している者(現在加入者)だけでなく、将来、制度に加入してくる者(将来加入者)も見込んで収支相等する掛金率(標準掛金率)を計算し、この掛金率を制度の加入者全員に一律適用する方式。標準掛金で賄うことのできない部分を過去勤務債務として認識し、特別掛金により有限期間で償却する。

 参照:解説編【年金制度の財政方式】~りそな企業年金ネットワーク「大分類/年金制度」に掲載(企業年金(制度編)解説編 2024/2/21付掲載)