購入単価を平均化するって
どういうこと?
例えば相場が変動するワインで考えてみましょう。毎月3万円分ワインを購入します。
- 1ヶ月目:ワイン単価15,000円/本
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購入本数 購入総額 1ヶ月目 2本 3万円 計 2本 3万円 1本あたり
15,000円以上で売らないと損- ※4ヶ月目で売ると得
2ヶ月目、3ヶ月目、5ヶ月目で売ると損
- ※4ヶ月目で売ると得
- 2ヶ月目:ワイン単価5,000円/本
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購入本数 購入総額 1ヶ月目 2本 3万円 2ヶ月目 6本 3万円 計 8本 6万円 1本あたり
7,500円以上で売らないと損
- 3ヶ月目:ワイン単価5,000円/本
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購入本数 購入総額 1ヶ月目 2本 3万円 2ヶ月目 6本 3万円 3ヶ月目 6本 3万円 計 14本 9万円 1本あたり
6,428円以上で売らないと損
単価の安いタイミングで購入本数を多くすると、
損益分岐点のラインがだんだん下がってきます。
積立投資の場合は決められた額で投資するため、
同じ金額でも相場にあわせて購入口数が変わります。
そのためあなたが相場チェックをしなくても、
「安い時に多く買いたい」「高い時はあまり買いたくない」
という心理通りの運用を銀行が行う仕組みです。