ランダム・ウォーク理論

(らんだむ・うぉーくりろん)

ランダム・ウォーク理論とは、証券価格の動きは、過去の証券価格の変動パターンから予測することができないと主張する理論です。
もし仮に、証券価格の変動に何らかの規則性があるとすれば、過去の変動パターンを分析することによって、将来の変動を予測することができることになります。しかし、市場が効率的であるという立場にたつと、そのような規則性があれば、すぐに多くの人がそれを利用し、現在の証券価格が修正されてしまうので、そのような規則性はなくなってしまうと考えられています。