フォワード・レート

(ふぉわーど・れーと)

現在の金利水準から求められる将来の金利水準をフォワード・レートと言います。
例えば、満期が3年と4年の2種類の割引債が市場で取引されており、それぞれのスポット・レート(現行利子率。割引債の最終利回り)をSとSとします。このとき、今から3年後の時点からの1年間のフォワード・レートをFとすると次のような式で表すことができます。

(1+S=(1+S × (1+F

この式からフォワード・レートF3を求めることができます。
したがって、フォワード・レートは現時点で投資家が期待している将来の金利水準であるということができます。