低位株

(ていいかぶ)

株価水準が低い株式をいい、逆に株価水準が高い株式は値がさ株と呼ばれます。株価が低いとか高いとかいうのは相対的な位置関係であり、株価水準の高いグループから順に、値がさ株、中位株、低位株と三分類されるのが一般的です。低位株には、概して資本金が大きく業績があまり伸びていない銘柄が含まれます。
一般に、株式相場が上昇局面入りすると、まず、値がさ株が人気を呼びます。それが一巡すると中位株、低位株といったいわゆる出遅れ株の物色が始まります。こうした市場人気の移り変わりを売買高や売却代金の推移から読み取ることにより、ある程度相場展開を予想することができます。