相関係数

(そうかんけいすう)

二つの変数(運用においては資産あるいは証券のリターン)の間に、どの程度の確率的な関係があるかを示す尺度を相関係数と呼びます。+1から▲1の範囲で表されます。
二つの変数が逆の方向に動く関係を逆相関と呼び、相関係数はマイナスとなります。反対に、二つの変数が同じ方向に動く関係を順相関と呼び、相関係数はプラスとなります。また、二つの変数が全く無関係に動く場合、相関係数は‘0’となり、これを無相関と呼びます。二つの変数が完全に同じ動きをする場合に相関係数は‘1’、完全に逆の動きをする場合は‘-1’となり、この関係を完全相関と呼びます。