為替ヘッジ

(かわせへっじ)

外貨建資産の運用において、為替変動に伴うリスクを軽減するために外国通貨を売買する取引のことをいいます。
手法としては為替予約を用いたヘッジが代表的であり、両国の金利差をヘッジ・コストとして支払う(あるいは受け取る=ヘッジ・プレミアム)ことで自国通貨が増価した場合の為替差損を回避することができますが、自国通貨が減価した場合の為替差益を享受することができなくなります。為替の増価・減価双方に対応する方法として、為替オプションを用いたヘッジがあります。
いずれにしろ、為替ヘッジを行うか否かについは、為替相場の動向を見極めて判断することが重要です。