運用ガイドライン(運用指針)

(うんようがいどらいん(うんようししん))

年金スポンサーが運用受託機関に運用を行うにあたって遵守すべき事項を提示するもの。
2000年の厚生年金保険法の改正に伴い、年金スポンサー全体の運用を規定する「運用の基本方針」の策定とともに、「運用指針」の運用受託機関への提示が義務付けられた。その後に施行された確定給付企業年金施行規則でも同様に義務付けられています。
規定すべき内容は、(1)資産構成(資産構成割合の比率および許容乖離幅)、(2)運用手法、(3)運用業務に関する報告の内容および方法、(4)運用受託機関の評価、(5)運用業務に関する遵守事項、(6)その他 となっており、「運用の基本方針」と整合性が取れていることが必要です。