りそな銀行が発信するWEBマガジン RESONA STYLE

HOME > vol.73 少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」の活用
BACK

vol.73 少額投資非課税制度「NISA(ニーサ)」の活用

Q

もうすぐ退職を迎えます。退職して時間が出来たら資産運用の勉強に本腰を入れて、退職金の一部を投資したいと思っています。既に投資信託を少額保有していますが今後投資に関する税制が変わると聞きました。どのように変わるのか、何をすべきなのか教えてください。

Tさん 60歳 男性

A

 現在、上場株式や株式投資信託等の配当所得及び譲渡所得に関しての軽減税率の措置が設けられておりますが、この軽減税率は2013年12月末を以って終了します。
 2014年1月からは、新税制により『少額投資非課税制度(NISA(ニーサ)以下、NISA)』が導入されます。投資金額は年間100万円までなど制限がありますが、この非課税口座内での運用で得た利益に対して非課税措置が始まります。

NISAの概要

・制度をご利用になるには専用口座(NISA口座・ 1人1口座)が必要で、20歳以上の居住者であればどなたでもご利用可能です。
・専用口座内の株式投資信託・株式等の配当所得と譲渡所得が非課税になります。
・年間100万円まで、最大500万円まで投資可能で非課税投資期間は5年間です。(NISA制度は10年間継続)

NISAのメリットは?

 例えば、Tさんが非課税期間に新たに購入した100万円の投資信託等が値上がりした場合、その値上がり益については非課税となります。また、NISA口座で保有する株式投資信託の配当所得が非課税となりますので、基準価額が上昇した分から払い出される普通分配金は非課税です。分配金を再投資する場合は元本と再投資する額が非課税枠以内(年間100万円)であれば非課税となりますが、非課税枠を超える再投資部分は課税口座に入り、課税対象になりますので注意が必要です。
 NISA口座における非課税措置の確定申告については不要となっております。

NISAのデメリットは?

 Tさんは既に投資信託を保有されているとのことですが、NISA口座は新規投資のみ利用可能となっておりますので、残念ながら運用中の投資信託をNISA口座に移すことは出来ません。なお、NISA口座は一定期間金融機関の変更ができませんのでご注意ください。
 また、他の口座(特定口座や一般口座)との損益通算は出来ない点には特に注意が必要です。
 その他、NISA口座を利用して新たに購入した投資信託を途中売却した場合には売却部分を再利用(新たな非課税の投資枠として利用)することは出来ないことや、利用されなかった非課税枠を翌年以降に繰り越せないこともご認識ください。

NISAと資産運用について

 投資にはリスクがつきものです。日常「リスク」という言葉は「危険」という意味で使われることが多いですが、投資でいう「リスク」とは、将来損をするか得をするか「予想どおりにならない可能性」という意味をもちます。資産運用をする上では「資産の分散」、「長期保有」、「時間の分散」という方法でリスクと上手に付き合うことが大切です。
 Tさんのようにこれから新たな資金を運用に投じる方には、1年間に100万円ずつなど、NISAによる非課税措置を有効活用し、徐々に資金運用の幅を広げていく事もひとつの方法だと思います。

りそな銀行では

 りそな銀行では「りそなNISA口座事前申込キャンペーン(2013年6月12日〜2013年9月30日)」を実施中で、皆さまからの事前申込みを承っております。
 NISA(ニーサ)について詳しくは支店担当者または店頭までお気軽にお問合せください。
※投資信託に関するご注意事項、NISAご利用にあたってのご留意事項について詳しくはこちらをご覧ください。

(2013年7月現在)

ご意見・ご感想をお寄せください!

今回の回答者
りそな銀行ファイナンシャルプランナー 堀 祐平氏
平成14年入社。平成24年4月よりプライベートバンキング室(大阪)所属。10月より現在の名古屋エリアの支店のお客さまを担当。
 
遺言信託及び相続手続代行サービスに関するお問合せは
りそなグループのお取引店もしくは最寄りの支店で承ります。
前の記事を読む 教えて!ファイナンシャルプランナーTOPへ 次の記事を読む
このページの先頭へ