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vol.52 将来の財産管理に対する備え

Q

 父から、財産の管理が面倒になってきたので、近いうちに長女の私に任せたいと相談されました。父は一人暮らしで、現在は言動もしっかりしていますが、いずれ自分で判断ができなくなるのではないかと心配しているようです。今のうちに準備できることはありますか。

Aさん 東京都在住 50代 女性

A

 相続などの業務に携わっていると、ご高齢のお客さまが多いためか、判断能力についてのご質問やご相談を受けることがよくあります。特に一人暮らしの場合は、適切な財産管理ができなくなるのではないかと、ご本人・ご家族ともに不安に思われる方が多いようです。

○成年後見制度の利用と注意点

 現在、お父さまは日常生活に特に支障はないようですが、将来的には「成年後見制度」を利用して財産の管理を行っていく必要があるかもしれません。
 成年後見制度には、本人の判断能力に応じて、「後見」「保佐」「補助」の区分があります。また、任意後見といって、判断能力が低下した時などに備えて後見人になる人をあらかじめ決めておくこともできます。
 成年後見人は、介護サービスなど本人にとって必要な契約を結んだり、本人がした契約に同意したり取り消したりすることができます。また、必要な支払いのために預貯金の引出しなどを行うこともできます。そのため、ほかの親族などから「預貯金を流用しているのではないか」と疑われトラブルになるケースもあります。Aさんがお父さまの財産を管理される場合は、資金の使いみちや収支を明確にしておくことが大切です。
 なお、遺言や養子縁組などは本人の一身に専属する権利であり、成年後見人などが代わりに行うことができません。お父さまが遺言書の作成などを検討されているのでしたら、判断能力が低下する前に準備しておく必要があります。

○資産承継信託で財産管理をサポート

 ご高齢になると、判断能力が衰えてくるだけでなく、介護が必要になってくるかもしれません。その場合、Aさんに掛かる負担はさらに大きくなる可能性があります。
 そこで、財産管理をお手伝いする手段としてお勧めしたいのが「資産承継信託」です。「承継」というと誰かに財産を渡すような印象を持たれるかもしれませんが、りそなの資産承継信託は、ご自分の財産をご自分のために使いたいというニーズにもきめ細かくお応えします。
 たとえば、認知症になったら生活費として毎月一定額を受け取る、あるいは将来有料老人ホームに入居するなどまとまった資金が必要になった時に一括して受け取る、というように、受取時期や方法、金額などをオーダーメイドで決めることができます。
 りそな銀行はお預かりした財産を必要になるまで管理し、解約や一部支払時には、支払事由が当初の目的に添ったものであるかをチェックします。認知症の方による無用の引出しや、詐欺などの犯罪被害を防ぐことができますので、Aさんの負担も軽くなり、お父さまにもご安心いただけるのではないでしょうか。
 今年7月には、手数料が割安なパッケージ型の資産承継信託〈わたしのおまもり〉も登場し、より多くの方にご利用いただいています。ぜひ一度ご相談ください。

注意:
資産承継信託では所定の手数料を申し受けます。審査によりお申込みの意に添えない場合もございますので、ご了承願います。

(2011年10月現在)

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今回の回答者
りそな銀行ファイナンシャルプランナー 太田 奈津美氏
1級FP技能士。
首都圏地域でPB業務に携わる。現在は五反田・目黒駅前・品川エリアを担当。
 
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