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Vol.37 今は元気だけれど、将来が不安

Q

私は独身で子供もありません。今は元気なので困ることはありませんが、将来のことを考えると不安になります。私の判断能力が低下したときなど、頼る人もいません。今からできる対策はないものでしょうか

Aさん 住吉区在住 70歳代女性

A

Aさんのように、お一人で暮らしている方など、同じような不安を抱えて相談される方は少なくありません。このような不安をお持ちの方には、「成年後見制度」の「任意後見契約」をお勧めします。
「成年後見制度」には、他に、判断力が減退した方に対して、家庭裁判所が後見人等を選任する「法定後見契約」があります。

『任意後見契約』とは?

「任意後見契約」とは、ご本人が、ご自身の判断能力が低下した場合などに備えて、将来任意後見人になる人に財産の管理や、身の回りの事務を事前に頼んでおく契約です。ご本人の判断能力が低下したときは、契約によって事前に頼まれた人が任意後見人となり、ご本人と予め取交していた契約内容に基づいて各種事務を行います。

『任意後見人』はどんなことをするのでしょうか?

任意後見人は、万一の際、たとえば、家賃の支払いや、入院した時の入院手続き、支払いや、通帳の管理、身の回りの事務などを、契約に基づいて代行します。

『任意後見人』は誰でもいいのでしょうか?

任意後見人として、ご本人が最も信頼している人を選ぶこともできます。また、親族の方も任意後見人にはなれますが、Aさんのように、お近くに頼れる親族の方がいない場合などは、弁護士や司法書士などに依頼することも可能です。

『任意後見契約』の内容について

弁護士や司法書士などが任意後見人となる場合、契約内容をご本人と詳しく相談して、その内容を公正証書にて作成します。例えば、以下の内容が契約できます。

  • ・病気になった場合の入院手続きや費用の支払い
  • ・家賃の支払いや費用の支払い等に関する諸手続き
  • ・登記済権利証や通帳、銀行印、印鑑登録カードなど証書等の保管
  • ・介護契約その他の福祉サービス利用の契約や費用の支払いなど

また、身寄りのない方など、任意後見契約とは別に、「死後の事務委任契約」なども要望により依頼することもできます。

  • ・未払いの医療費の支払い
  • ・葬儀や納骨の手配
  • ・永代供養の手配など

これらの万一の際の懸念事項について、お元気なうちに対策を講じることができますので、Aさんのようにお一人で将来を心配されている方にも、安心してご利用いただけます。

『任意後見人』はいつから仕事をするのでしょうか?

司法書士や弁護士などの第三者が任意後見人の場合は、定期的にご本人と連絡をとり、お元気かどうかを確認する「見守り契約」を結ぶこともあります。もし、ご本人の判断能力が低下したことが明らかになれば、家庭裁判所に任意後見監督人(任意後見人の事務をチェックする人)の選任を申し立て、家庭裁判所により任意後見監督人が選ばれます。これを受けて、任意後見人はご本人の財産管理や事務処理を始めることになるのです。
この制度を利用された方からは、「将来に対しての不安も少なくなり、今まで通りの生活を続けていけるので安心しました。」というお声が届いております。
りそな銀行では「成年後見制度取次ぎサービス」を行っており、お客様のご依頼に基づき、社団法人成年後見センター・リーガルサポートをご紹介させていただいておりますので、ぜひお気軽にお近くのりそな銀行窓口までご相談ください。

(2010年7月現在)

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今回の回答者
りそな銀行ファイナンシャルプランナー 陶山幸子氏
昭和62年4月入社。
2級FP技能士。
大阪市内南地域担当。
 
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りそなグループのお取引店もしくは最寄りの支店で承ります。
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