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Vol.05 離婚後の年金分割

Q

最近、夫婦の年金分割の話題が新聞や雑誌でにぎわっていますが、今後、万一離婚することとなった場合、夫の年金の半分を必ずもらえるのでしょうか?私は25歳で夫と結婚、結婚までの3年間はOL、その後は専業主婦でした。夫は4年後に退職を控えたサラリーマンです。

東京都中央区在住 50代 女性

A

話題のテーマ 『厚生年金の分割制度』ですね。平成19年4月1日より導入されたこの制度は簡単に説明しますと、被扶養者として第3号被保険者(つまり、サラリーマンの妻) であった期間がある方を対象に、『夫が厚生年金を受け取れるのは、働く夫を支えた妻の内助の功によるところが大きいはず、だから離婚した妻にも厚生年金の(最大で)半分までは年金を分割してもらえる権利を認めましょう』というものです。
今回ご質問いただいたBさんは、専業主婦とのことですから、本制度の対象者になるはずです。ただし、必ず分割してもらえるというものではなく、夫の同意が前提になります。「分割対象」になるのは 「婚姻期間中に夫が支払っていた厚生年金の部分」 のみで、夫の基礎年金である「国民年金部分」や「企業年金」、「結婚前に支払っていた厚生年金」などは対象外となります。

受給資格も要確認!

また、分割された年金の受け取りには、妻自身が年金受給資格を満たしている必要があります。年金加入期間が短い、受給開始年齢に達していないなどの理由で、すぐには受け取れないケースもありますので、詳しい内容を調べたいという場合は、一度社会保険庁に足を運ばれた上で、試算してもらうことをお勧めします。
りそな銀行でも各支店で年金相談会を定期的に開催していますので、ぜひお気軽にご利用ください。

自分で備えることも大切!

年金分割に期待されている方も少なからずいらっしやるようですが、仮に一人暮らしとなった場合の住居費・生活費・健康保険料などを考えると、年金だけで十分とはいえないのが実状ではないでしょうか? 自分のライフプランを再設計していただき、必要な資金は自分で貯蓄・運用するのが賢明かと思います。
りそな銀行では、個人年金保険や投資信託などを利用した、皆様のライフプランに最適な資金計画をご提案しております。ファイナンシャルプランナーによる無料相談会も随時開催しております。是非一度ご相談にご来店されてはいかがでしょうか?

<ご注意>
※平成20年4月1日以降の第3号被保険者期間に対応する厚生年金部分については、妻が申し出れば、夫の同意を得ることなく2分の1に分割することができるようになります。しかし、あくまでこれが適用されるのは「平成20年4月以降の期間に対応する部分」であり、「平成20年3月以前の期間に対応する部分」については、やはり夫婦の合意もしくは裁判所の決定が必要になります。今「熟年離婚」を考えている人には、ほとんど意味がありませんので、注意が必要です。

(2007年5月現在)

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今回の回答者
りそな銀行ファイナンシャルプランナー 永川 昇氏
1985年入社。
NY支店駐在資金為替ディーラーの経験や投資信託委託会社の経験を活かし、2003年8月よりPB業務に携わる。
現在、東京公務部勤務。
 
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