りそな銀行が発信するWEBマガジン RESONA STYLE

HOME > Vol.04 自宅の相続
BACK

Vol.04 自宅の相続

Q

父が死んで10年ほどたちますが、自宅の名義が父のままになっています。
母も高齢になり相続について気になるのですが、このままでも良いのでしょうか。

東京都大田区在住 60代 男性

A

相続手続に期限はありませんが、早めに手続をされたほうが良いでしょう。ご自宅の名義はお父様のままとのことですが、遺言書がない場合、実際の所有権は法定相続人の共有に移っています。これを法定相続人全員の話し合いで具体的な相続の方法を定める必要があり、これを「遺産分割協議」といいます。ご自宅の名義を変更するにはまず遺産分割協議を行い、その内容を記載した「遺産分割協議書」と戸籍謄本、印鑑証明書などを添えて法務局に相続登記を申請する必要があります。名義の変更が済んでいないと、建て直しやリフォームのために住宅ローンを借り入れることができません。お母様がお元気なうちにご自宅を誰が相続するかを決めて、名義を変更しておかれることをお勧めします。
一般的に、相続手続は時間がたつと難しくなります。それまで仲の良かったご家族が時間がたつにつれて疎遠になったり、場合によっては相続人が死亡して相続権が子供の代に移ったりしてしまうことがあるためです。財産がすべて預金など分けやすいものでしたら良いのですが、ご自宅ですと簡単には分けられません。場合によっては売却を余儀なくされることもあります。ご相続開始からあまり時間がたっていないタイミングのほうが、話し合いがまとまりやすいようです。
また、相続税の申告が必要な方の場合には、申告納付期限(相続開始日の翌日から10ケ月)までに遺産分割の方法が決まっていないと各種の優遇措置が受けられませんので、それまでに遺産分割協議を終えておくのが望ましいと思います。
りそな銀行では「遺産整理業務」と言って、お客さまの事情に適したアドバイスをしながら相続手続全般をお手伝いするサービスを行っています。有料のサービスですが、相続人が高齢であったり、ご多忙であったりするために相続手続が難しい方から大変ご好評をいただいています。お客さまも、一度お近くのりそな銀行にご相談してみてはいかがでしょうか。

(2007年2月現在)

ご意見・ご感想をお寄せください!

今回の回答者
りそな銀行ファイナンシャルプランナー 富里 明弘氏
1984年入社。
1級FP技能士、社会保険労務士取得。
1997年からPB業務に携わる。
現在、亀戸支店勤務。
関連する相談
 
遺言信託及び相続手続代行サービスに関するお問合せは
りそなグループのお取引店もしくは最寄りの支店で承ります。
前の記事を読む 教えて!ファイナンシャルプランナーTOPへ 次の記事を読む
このページの先頭へ